France 国連 1980 発行 |
切手で綴る 殖民大航海(Great Colonisation
Voyage)
ピエール・ドゥグア・ドゥ・モンス総督 1604 ヌーベルフランス、セントクロイ島入植 |
大航海物語 フランス編★ |
|
USA シャンプランの航海400年記念 アメリカ 2006 発行 |
Canada 中央がハドソン湾 カナダと付近の地図 カナダ 1981/6/30 発行 |
←ハドソン湾 ←ラプラドル半島 ←ニューファウンドランド島 ←セントローレンス河 ←ケベック、アカディア ←モントリオール |
モンス総督はシャンプラン船長などと遠征隊を組織して、1604年に大西洋を越えて新大陸へ渡り、その冬にセントクロイ島で多数の犠牲者を出し、南に移動して「アカディア」にポート・ロイヤルを建設して繁栄しましたが、独占権益問題で挫折し、1607年に帰国しました。その翌年、シャンプラン遠征隊を送り出して、ケベックが建設されました。モンスは1610年にフランスのポンス知事になり、近くのアルデンヌ城で亡くなりました。 |
ピエール・ドゥグア・ドゥ・モンス (1558〜1628) Pierre Dugua de Mons Pierre Dugua, Sieur de Monts〜French merchant, explore, colonizer、Protestant モンス商人はフランスの西部ポワトゥー・シャラント地域圏シャラント・マリティーム県のロワイヤン(Royan、ボルドーから北に約100kmの大西洋岸)で生まれました。
1604年にモンス総督は王立地図学地図製作者のシャンプラン船長と、ビーンコート子爵(Jean de Biencourt 1557-1615 )、僧侶ら(Nicolas Aubry, Louis Hebert, Mathieu de Costa)など79人の移住者と共にヌーベル・フランス遠征隊を組織しました。1604/6にファンディ湾(Fundy Bay)到着、セントクロイ島(Saint Croix Island, MD, USA)に居住地を建設しました。 厳しい冬が来て、寒さと飢え、そして壊血病で栄養不良者が続出して沢山の移住者が犠牲になりました。島の資源を使い果たしたので、1605年にもっとカナダ南のノバスコシア州(NS, Canada)のポート・ロワイヤル(Port-Royal)へ居住地を移動して、繁栄しました。フランスで他の商人が独占権益に反対して、1607年に国王がそれまでの独占権益を破棄したので、モンス将軍と移住者は植民地を放棄してフランスへ帰ることになり、1607年の夏にポート・ロワイヤルを放棄し、フランスへと帰りました。
1610年にモンス総督はアンリ4世にシャラント・マリティーム県にあるプロテスタント教徒都市ポンスの知事(Governor of the Protestant city of Pons, Charente-Maritime)に指名され、1617年まで勤め、その近くのアルデンヌ城(Ardenne、Fleac-Sur-Seugne)で1628年に70才で亡くなりました。 参考:〜 ・アカディア総督:〜 (在任1603-1710:Acadian governors) 1603-1608:ピエール・ドゥグア・ドゥ・モンス(Pierre Dugua, Sieur de Monts) 1606-1615:ポントリンコート(Jean de Biencourt de Poutrincourt et de Saint-Just 1557-1615) 1615-1623:ビエンコート(Charles de Biencourt de Saint-Just) ・ヌーベルフランス総督 ・ヌーベルフランス副総督:〜※以外は本国で執務(ヌーベルフランス総督の以前の役職) (在任1603-1627:Lieutenant General of early New France、and Acadia) 1541-1543:ロベルバル(Jean-Francois de la Roque de Roberval)※ 1543-1598:(Hiatus) 1598-1603:(Marquis de la Roche-Mesgouez) 1603-1610:ピエール・ドゥグア・ドゥ・モンス※ 1611-1612:(Charles de Bourbon, comte de Soissons) 1612-1613:(Henry II, Prince of Conde) 1613-1627:シャンプラン(Samuel de Champlain)。 参考HP:〜 ・ケベック州の地図 ・アカディア(Acadia 1754)の地図 ・ファンディ湾の場所地図 ・ケベックの場所地図 ・ケープブレトン島の地図 こちらで ・サフレン提督 ・ブルドネス提督 ・ヴィルヌーヴ提督 ・エリオット将軍
・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 08/10/20、 令和 R.4/12/12(2022) |