Spain

国連 1988 発行
E S P A N A(VII)
切手で綴る スペインの大航海 (Adventure Voyage)
スペインの財宝輸送と対外戦争

大航海物語
  スペイン編

ESPANA
財宝輸送と対外戦争の大航海者
チュラッカ
アマット
ヴェラスコ
1975 1976

ガルヴェス
レ ゾ
ボデガ
ヴァルデス
1963 1961 1967

スペインの宣教師
セラ神父
モグロヴェジョ神父
クラベル神父
ヴァルデス
1963 1964 ヴァチカン 1992 発行
ス ペ イ ン 発 行
コルドバ神父
モンテシノース神父
ドミニカ 1992 発行

スペイン人の財宝輸送と対外戦争
スペイン人による新大陸各地の殖民と建設がすすむと、そこから収奪した金銀寺宝などをスペイン本国へとスパニッシュ・ガレオン船で積み出しました。その財宝を横取りしょうとの海賊行為が横行しました。まずは、国王が免許状を与えた私掠船でした。スペインは度重なる外国の海賊船の攻撃に備えて、早くも16世紀中ごろから、財宝の輸送に護送船団方式を導入しました。
スペインは、1542年には銀の輸送に護送船団方式を導入しました。

17世紀に入ると、外国の海賊船の攻撃が益々激しくなりました。ジャマイカ島が海賊の根拠地と化してしまい、スペインの重要な財宝積出港である、コロンビアのカルタへナ、パナマのプエルト・ペロ、キューバのハバナが外国の海賊船の攻撃に曝されました。そこで、16世紀末にペルー副王トレドはガンボア船長に太平洋からマゼラン海峡を通ってやって来る海賊を締め出すためにマゼラン海峡の封鎖を命じたりました。それでもやって来る海賊に対して、スペイン王国はドン・ブラス・ド・レゾ提督のような勇猛果敢な提督に命じて太平洋艦隊を組織させ海賊討伐に当たらせました。海賊行為も次第に大規模かつ組織的になって、イギリスオランダフランスの海軍が王国の富と財宝を横取りするため、基地や港を占領しに攻撃を仕掛けてくるようになって来て、ポルト・ベロの海戦(1739)、トラファルガーの海戦(1805)などの戦争が勃発しました。


参考HP〜
 ・スペイン帝国の版図地図(スペイン帝国(1492-1976)の世界の場所地図)

こちらで
(1)スペイン(I) (スペインの西回りインド大航海)(1)
(2)スペイン(II) (スペインの西回りインド大航海)(2)
(3)スペイン(III) (スペインのフロリダ植民)
(4)スペイン(IV) (スペインのアステカ帝国征服 )
(5)スペイン(V) (スペインのインカ帝国征服 )
(6)スペイン(VI) (スペインの太平洋探検)
(7)スペイン(VII) (スペインの財宝輸送と対外戦争)
・イスパニアの財宝輸送と対外戦争大航海者
 ・ホォアン
 ・レゾ
 ・アマット
 ・ヴェラスコ
 ・ボデガ・イ・クァドラ
 ・フンボルト
 ・グラビナ
 ・チュラッカ
  ・トラファルガーの海戦
 ・ヴァルデス
(8)スペイン(VIII) (スペインの宣教師)
 ・コルドバ神父
 ・モンテシノス神父
 ・ラスカサス神父
 ・モグロヴェジョ神父
 ・クラベル神父
 ・セラ神父
をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。   令和 R.2/12/27(2020)追記
スタンプ・メイツ
Copyright(C):Kosyo
無断転載禁止