Spain 国連 1988 発行 |
切手で綴る スペインの大航海 (Conquist Voyage)インカ帝国征服(V-19)
聖モグロヴェジョ神父 1579 ペルー、リマの大司教 |
大航海物語 スペイン編★ |
ESPANA 新大陸からスペインへお宝を運んだ スパニッシュ・ガレオン船 Spanish Galeon スペインから新大陸へは人と物資を輸送 スペイン 1964/7/16 発行 |
ECUADORE 南アメリカの地図 エクアドル 1961/2/27 発行 |
モグロヴェジョ神父はペルー・リマの大司教にして、裁判長で、 50万人以上の原住民をキリスト教に改宗させた宣教師でした。 |
聖トリビオ・アルフォンゾ・ド・モグロヴェジョ Saint Toribio Alfonso de Mogrovejo (1538/11/16〜1606/3/23) モグロヴェジョ神父はスペインのカスティーリャ・イ・レオン州ヴァリャドリード県マヨルガ(Mayorga de Campos, Valladolid, Spain)の高貴な家に生れ、サラマンカ大学の法律の教授になりました。1578年聖職者になり、2年後に司祭になりました。学習の深さと高さが評判となり、国王フェリペ2世がアンダルシア州グラナダ県グラナダの宗教裁判所の裁判長(異端審問官の長)に指名しました。 1579/5月、27才で大西洋を越えて新大陸に渡り、ペルーのリマ県(#7)リマの大司教になりました。1581/5/24に当時スペイン領の首都だった、リマから約97km(600マイル)離れたパイタ(Paita)に、リマから歩いて、原住民の洗礼をし、主の教えを説き、ミサを執り行いながら到着しました。 神父は450,000kuにもおよぶ司教監督管区を3度にわたる大旅行を、何の武装もせず、時には一人で、常に歩いて成し遂げたと伝えられています。それは暴風雨、急流、砂漠、野獣、熱帯の熱、熱病、および野蛮な種族にさらされながらの旅で、500,000人以上の魂を癒し、洗礼する旅でもありました。神父は無数の道路、学校、礼拝堂、多くの病院、尼僧団を構築しました。そして1591年には西半球で最初の神学校をリマに設立しました。神父はスペイン人に酷使されている原住民の権利擁護者でもありました。1606年リマ近郷のサナ(Sana)で瀕死の身でありながらも主の御教えを説きながら、ペルー北部ランバイエケ県(#5)チクラヨ(Chiclayo, Lambayeque, Peru)にたどり着いて68才で亡くなりました。 没後まもなく、ヴァチカンから聖人位(Saint)の称号を授けられました。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 2009/3/31追記、令和6年 2024/12/24 |