オランダ編

Netherland 国連　1989　発行

切手で綴る 蘭英戦争（Naval Battle Voyages）No.1-3 第１次　蘭英戦争 （３）ケンティッシュ・ノックの海戦 Battle of Kentish Knock, 1652/9/28 英艦隊勝利するも蘭艦隊は輸送船団の護衛に成功

United Kingdom 国連　1983　発行

大航海物語

NEDERLAND オランダ共和国の提督
ウィット・デ・ワイズ提督	エヴェツェン（父）	デ・ロイテル提督
オランダ　1943　発行

大英帝国（イングランド王国）　戦列艦 ソブリン号 HMS Sovereign, 1637 HMS Sovereign of the Seas, English Royal Navy first-rate ship of the line イギリス　2019　発行	イギリスの提督 ブレーク提督 イギリス　1982　発行
	JERSEY 英仏海峡の地図 ジャージー　1970　発行

REPUBLICA DE GUINEA ECUATORIAL 海戦の図

赤道ギニア　1975/9/5　発行 17-18世紀の戦列艦の海戦（Grandes Veleros Siglo XVII-XVIII）

(3)ケンティッシュ・ノックの海戦 　（Naval Battle of Kentish Knock, 1652/9/28）英勝利 　別名：ジーランド・アプローチの海戦(Battle of the Zealand Approaches) 　戦場：イギリスのエセックス州東でテムズ川河口の東約30kmにあるケンティッシュノック浅瀬付近 　　　（Off Kentish Knock shoal, North Sea east of Essex, England, UK） ケンティッシュ・ノックの海戦は、第一次蘭英戦争（1652/7/10-1654/4/5）が宣戦布告された後にオランダのワイズ提督艦隊とイギリスのブレーク提督艦隊とが北海南部のケンティッシュ・ノック浅瀬付近で戦った海戦。結果は、オランダ艦隊が政治的・地域的・個人的な理由で内部的に分裂しており、確固たる努力をすることができず、すぐに撤退を余儀なくされ、2隻の船と多くの死傷者をだして、英勝利になりました。 1652/8月にオランダのマールテン・トロンプ中将に代わってオランダ艦隊の最高司令官になったワイズ提督は、1652/9/25にドーバー近くのダウンズ港（Downs port, Kent, UK）に停泊しているイギリス艦隊を攻撃するため、スホーネヴェルト（Schooneveld）を出帆。オランダ艦隊は輸送船団からイギリス艦隊を引き離し続けるため、前衛・中央・後衛の三艦隊に分けていました。オランダ艦隊はイングランドのエセックス州東にある北海の岸の長い浅瀬でテムズ川（Thames rever, 346km）河口の中で最も東にあって、5.5 mより浅く、9.7 km伸びているケンティッシュ・ノック浅瀬(Kentish Knock shoal（bank, shallows), North Sea, east of Essex, England, UK、エセックス州ファウルネス・ポイント（Foulness Point, Essex）の真東約45km、ケント州ノース・フォアランド（North Foreland, Kent）の北北東約24km）にて、英ブレーク提督艦隊と遭遇して海戦を戦いました。 ＜ケンティッシュノックの海戦＞〜 第１次 蘭 英 戦 争 〜(First Anglo-Dutch War 1652-1654)英勝利 ・蘭英艦隊：〜（Dutch & British fleet）1652/9/28 　（Order of Battle at the Battle of Kentish Knock's Fleet） 蘭英艦隊 主　力 総司令官 旗　艦 損害 ・オランダ艦隊 戦列艦62隻 ワイズ提督 プリンス・ウィレム号（56gn） ２隻 ・イギリス艦隊 戦列艦68隻 ブレーク提督 ソブリン号（106gn） ＜オランダ艦隊編成＞ ワイズ提督 蘭艦隊 主　力 司令官 メ　モ ・オランダ艦隊 戦列艦44隻 総司令官ワイズ提督 前衛艦隊 デ・ロイテル中将 アンリエット・ルイーズ号 中央艦隊 デ・ワイズ中将 プリンス・ウィレム号 後衛艦隊 デ・ヴィルト少将 ヴレーデ号 ・蘭ダウンズ海軍本部艦隊(Admiralty of Downs Squadron) 　・総司令官：ウィット・デ・ワイズ提督 　・前衛艦隊：中将ミヒール・デ・ロイテル提督、ロッテルダム海軍本部 　・中央艦隊：中将ウィット・デ・ワイズ提督、マゼ海軍本部 　・後衛艦隊：少将ギデオン・デ・ヴィルト提督、アムステルダム海軍本部（1597創立） 　　（Rear-Admiral Gideon de Wildt of the Admiralty of Amsterdam） オランダ艦隊：〜 　蘭艦隊(Dutch Squadron)総司令官デ・ロイテル海軍提督 　艦　名 （Ship） 砲 所属：海軍本部 ・ブレデロード号 Brederode 40 M：マゼ ・プリンス・ウィレム号 Prins Willem 56 VOC ワイズ提督 ・アンリエット・ルイーズ号 Henriette Louise 48 VOC デ・ロイテル提督 ・ヴレーデ号 Vrede 42 A：アムステルダム, デ・ヴィルト少将 ・アートセンゲル・ミシェル号 Aartsengel Michiel 40 A ・グラーフ・ウィレム号 Graaf Willem 40 A ・フローニンゲン号 Groningen 40 A ・フォーゲルストイス号 Vogelstruys 40 VOC ・ヴレーデ号 Vrede 40 VOC ・プリンス・デ・パールド号 Prins de Paerd 38 R：ロッテルダム ・ドライ・コーニンゲン号 Drie Coningen 36 A ・エンゲル・ガブル号 Engel Gabr 36 A ・プリンス・ウィレム号 Prinses Louise 36 R ・ゼーランディア号 Zeelandia 36 A ・ホランディア号 Hollandia 32 A ・アムステルダム号 Amsterdam 30 Z：ジーランディア ・ファエメ号 Faeme 30 Z ・ゴルクム号 Gorcum 30 M 拿捕後、再捕獲 ・レーウ号 Leeuw 30 MD：ミデルバーグ ・ヘスイントヴェルト号 Haes in 't Veldt 30 MD ・ヘス号 Haes 30 V：ヴィシンゲン ・リーフデ号 Liefde 30 Z ・マリア号 Maria 30 A 拿捕 ・ワーペン・ヴァン・エンクハイセン号 Wapen van Enckhuysen 30 N：ノーザーン ・ヴィッテ・ラム号 Witte Lam 30 A ・アルケ・トロイアネ号 Arke Troijane 28 A ・ブレダ号 Breda 28 F：フリシア ・ゼーウシェ・レーウ号 Zeeuwsche Leeuw 28 Z エバツウェン兄 ・チャンピオン号 Campen 40 A ・ヘルダーランド号 Gelderland 28 A ・プリンス・マウリッツ号 Prins Maurits 28 A ・シント・フランシスコ号 Sint Franscisco 28 A ・シント・ピーター号 Sint Pieter 28 R ・スター号 Star 28 A ・ウェスターゴ号 Westergo 28 F ・ゼーリダー・ジル号 Zeeridder 28 Z ・ズトフェン・イーウト号 Zutphen 28 A ・デュベレ・アレント号 Dubbele Arend 26 V ・カスティールファンメデンブリック号 Kasteel van Medemblick 26 N ・サン・ジャン号 Sint Jan 26 Z ・テル・ゴース号 Ter Goes 26 Z ・バーグ・ヴァン・アルクマール号 Burgh van Alkmaer 28 N 爆破 ・ヘクター・ヴァン・トロイエン号 Hector van Troijen 24 F ・ホランシェ・トゥイン号 Hollandsche Tuyn 24 A ・モニック号 Monnick 24 N ・サンデンバーグ号 Sandenburg 24 Z ・フリシア号 Frisia 28 F ・イーンホールン号 Eenhoorn 火船 ・グラーフ・ゾンダーラント号 Graaf Sonderlandt 　” ・ベルグルデ・バイス号 Vergulde Buys 　” ・ヴォス号 Vos 　” ・など。 ＜イギリス艦隊編成＞ ブレーク提督 　英艦隊（British Fleet）：〜総司令官ロバート・ブレーク提督 　艦　名 （HMS） 砲 メ　モ ・ソブリン号 Sovereign 106 旗艦(Blake) ・レゾリューション号 Resolution 88 ・ジェームズ号 James 66 ・トライアンフ号 Triumph 60 ・ヴァンガード号 Vanguard 58 ・アンドリュー号 Andrew 56 ・スピーカー号 Speaker 54 ・ライオン号 Lion 50 ・コンバーティン号 Convertine 44 ・ガーランド号 Garland 44 ・アドバイス号 Advice 42 ・ダイヤモンド号 Diamond 42 ・フォーサイト号 Foresight 42 ・ペリカン号 Pelican 42 ・ルビー号 Ruby 42 ・アシスタンス号 Assistance 40 ・アシュアランス号 Assurance 40 ・ドラゴン号 Dragon 40 ・ロンドン号 London 40 ・ノンサッチ号 Nonsuch 40 ・プレジデント号 President 40 ・リチャード・マーサ号 Richard and Martha 40 ・ポーツマス号 Portsmouth 38 ・アンソニー・ボナベンチャー号 Anthony Bonaventure 36 ・ハウンド号 Hound 36 ・ギニア号 Guinea 34 ・ヘラクレス号 Hercules 34 ・リスボン号 Lisbon 34 ・コンヴァート号 Convert 32 元フランス艦 ・メアリー号 Mary 32 軽高速艦フライボート(flyboat) ・エクスチェンジ号 Exchange 30 ・カレン号 Cullen 28 ・プルーデント・メアリー号 Prudent Mary 28 ・アドバンテージ号 Advantage 26 元オランダ艦 ・ファルマス号 Falmouth 26 　” ・サンプソン号 Sampson 26 　” ・マーサ号 Martha 25 ・ゴールデン・ダヴ号 Golden Dove 24 (金の鳩) ・オールド・ワーウィック号 Old Warwick 24 ・パール号 Pearl 24 ・エイコーン号 Acorn 22 (どんぐり） ・シグネット号 Cygnet 22 ・リトル・プレジデント号 Little President 22 ・ナイチンゲール号 Nightingale 22 ヨナキウグイス（夜鳴鶯） ・ギフト号 Gift 16 ・パラドックス号 Paradox 12 ・レナウン号 Renown 10 火船(fireship) ・など。 参考ＨＰ：〜 ・エセックス州の場所地図（イギリスの地図） ・ケント州の場所地図（イギリスの地図） ・オランダの地図（1672） ・オランダの区分地図（フランスの進撃図、1672） こちらで ・蘭英戦争（1652-1674） ・第１次蘭英戦争（1652-1654） 　(1)ドーバーの海戦（1652/5/19） 　(2)プリマスの戦い（1652/8/16） 　(3)ケンティッシュノックの海戦（1652/9/28） 　(4)ダンジュネスの海戦（1652/11/30） 　(5)ポートランド沖の海戦（1653/2/18） 　(6)レグホーンの海戦（1653/3/4) 　(7)ガッバードの海戦（1653/6/2) 　(8)スヘフェニンゲンの海戦（1653/7/31） ・第２次蘭英戦争（1665-1667） ・第３次蘭英戦争（1672-1674） ・第４次蘭英戦争（1780-1784） ・マゼラン （海峡） ・スパイス （香辛料） ・コーヒー （嗜好飲料） ・ラッコ（絶滅危惧種） ・クリッパートン島（絶海の孤島） ・カリブ海の地図（島国シリーズ） ・フランスの王と王族（ブルボン朝） 切手コレクションの ・イギリス皇太子ご成婚 ・切手で綴る東海道五十三次 ・全米５０州（アメリカ） ・世界で1番美しい 蝶々 ・ギリシャの民族衣装 ・スペインの画家ゴヤ 世界遺産の ・フランス ・法隆寺 （日本） ・ヌビア遺跡（エジプト） ・ピラミッド （エジプト） ・パルテノン神殿 （ギリシャ） ・モヘンジョダロ（パキスタン） をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。　　　 令和５年2023/4/5

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