オランダ編

Netherland 国連　1989　発行

切手で綴る 蘭英戦争（Naval Battle Voyages）No.1-1 第１次　蘭英戦争 （１）ドーバーの海戦 Battle of Dover, 1652/5/29

United Kingdom 国連　1983　発行

イギリス編

大航海物語

NEDERLAND オランダ総司令官 トロンプ提督（父） オランダ　1943　発行

イギリス総司令官 ブレーク提督 イギリス　1982　発行

JERSEY
英仏海峡の地図

ジャージー　1970　発行

・ドーバーの海戦 　（Naval Battle of Dover, 1652/5/29） 　別名：グッドウィン・サンズの海戦（Battle of Goodwin Sands） 　戦場：イギリス（英仏）海峡の最も狭い部分にあるドーバー海峡のグッドウィン砂州付近 　　　　（Goodwin Sands, Strait of Dover, English Channel） ドーバーの海戦は、イギリスのブレーク提督艦隊がオランダのニシン漁を破壊する命令を受けてロンドン港から艦隊を北上させ、シェトランド諸島近海で操業中のオランダ漁船団を攻撃、護衛についていたオランダ軍艦12隻を拿捕して漁船100隻以上を撃沈または拿捕。英国へ帰投中のブレーク艦隊が、1652/5/29にドーバー（Dover Town (port), Kent, South East England）にほど近いイギリス海峡で、オランダ船団を守るためのマールテン・トロンプ提督艦隊とが出会って交戦となり、5時間の戦闘が続きました。こうしてドーバー海戦が勃発。ロンドンではオランダ大使が戦争回避のために交渉を求めているも、第一次英蘭戦争が宣戦布告のなされないまま、偶発的な衝突によって始まりました。結果は、両方の艦隊が損傷を受けるも、暗くなるとオランダ艦隊は護送船団を守るために防衛線に撤退。イギリス軍は２隻のオランダ船を捕らえました。 第一次蘭英戦争は、1652/7/10にイギリスによって宣言されました。 ＜ドーバーの海戦＞〜 第１次 蘭 英 戦 争 〜 ・蘭英艦隊：〜（Dutch & British fleet） 　（Order of Battle at the Battle of Dover's Fleet） 蘭英艦隊 主　力 その他 総司令官 損害 ・オランダ艦隊 戦列艦44隻 輸送船団 トロンプ（父）提督 ２隻捕獲される ・イギリス艦隊 戦列艦25隻 　- - - ブレーク提督 ・トロンプ提督の旗艦ブレデロード号（Tromp' flagship, Brederode 54gn） ・ブレイク提督の旗艦ジェームス号（Blake's flagship, HMS James 60gn） オランダ艦隊編成：〜 トロンプ提督（父） 蘭艦隊 主　力 司令官 メ　モ ・オランダ艦隊 戦列艦44隻 総司令官トロンプ提督 前衛艦隊 トロンプ中将 ブレデロード号 後衛艦隊 フロリッセン少将 モニケンダム号 ・蘭ダウンズ海軍本部艦隊(Admiralty of Downs Squadron) 　・総司令官マールテン・トロンプ提督 　　（Lieutenant-Admiral Maarten Tromp, 1598/4/23-1653/7/31） 　・前衛艦隊：中将マールテン・トロンプ提督 　・後衛艦隊：少将ピーター・フロリッセン（フロリスゾーン）提督 　　（Rear-Admiral Pieter Florissen (Floriszoon),1602頃-1658）後に中将(Vice Admiral) 　前衛艦隊（Van） ・ブレデロード号 Brederode 54 RD（Maarten Tromp) ・アレクサンダー号 Alexander 28 AD ・ブラウウェン・アーレンド号 Blauwen Arend 28 AD ・シント・サルバドル号 Sint Salvador 34 AD ・フリーゲンデ・ファアム号 Vliegende Faam 28 AD ・アルシェ・トロイヤン号 Arche Troijane 28 AD ・クローン・インペリアル号 Kroon Imperiaal 34 AD ・ヴァルク号 Valck 28 AD ・プリンセス・ロイジャール号 Prinses Roijaal 28 AD ・ネプチュニス号 Neptunis 34 AD ・シント・マテウス号 Sint Matheeus 34 AD ・プリンス・モーリッツ号 Prins Maurits 34 AD ・ロゼブーム号 Rozeboom 28 AD ・エンゲル・ガブリエル号 Engel Gabriel 28 AD ・ヴィッテ・ラム号 Witte Lam 28 AD ・ギデオン・ヴァン・サルダム号 Gideon van Sardam 34 AD ・シント・フランシスコ号 Sint Francisco 28 AD ・ダビデ・エン・ゴリアド号 David en Goliad 34 AD ・エリアス号 Elias 34 AD ・ズワルテ・レーウ号 Zwarte Leeuw 28 AD ・シント・マリア号 Sint Maria 28 AD 捕獲（Captured） ・ナッソー・ヴァン・デン・バーグ号 Nassouw van den Burgh 34 AD ・グルート・ベルグルデ・フォルテイン号 Groote Vergulde Fortuijn 35 AD ・エンゲル・ミシェル号 Engel Michiel 28 AD ・ヴェルグルデ・ハーン号 Vergulde Haan 30 AD ・グード・レーウ号 Goude Leeuw 30 MD ・ルーウィン号 Leeuwinne 30 MD ・シント・ローレンス号 Sint Laurens 30 MD 捕獲 ・ウィッテ・ラム号 Witte Lam 32 VD 　後衛艦隊（Rear） ・モニケンダム号 Monnikendam 32 NKA (Pieter Florissen) ・ワペン・ヴァン・ホーン号 Wapen van Hoorn 24 NKA ・プリンス・モーリッツ号 Prins Maurits 28 NKA ・モニケンダム号 Monnikendam 24 NKA ・ワーペン・ヴァン・エンクハイゼン号 Wapen van Enkhuizen 30 NKA ・ワーペン・ヴァン・アルクマール号 Wapen van Alkmaar 28 NKA ・ルード・レーウ号 Roode Leeuw 24 NKA ・ピーブーム号 Peereboom 24 NKA ・ハウス・ヴァン・ナッソー号 Huis van Nassau 28 NKA ・アルクマール号 Alkmaar 28 NKA ・サンプソン号 Sampson 26 NKA ・タッド・ヴァン・メデンブリック号 Stad van Medemblik 26 NKA 　輸送船団直衛艦隊（Convoyers） ・フローニンゲン号 Groningen 38 ・ゼーランディア号 Zeelandia 34 など。 ※海軍本部の艦隊船 ※・アムステルダム海軍本部 AD Amsterdam Admiralty and Directors' ships ※・ミデルバーグ海軍本部 MD Middelburg Admiralty and Directors ※・ノーオーダー・クワーティア海軍本部 NKA Noorder-Kwartier Admiralty ※・ロッテルダム海軍本部 RD Rotterdam Admiralty ※・フリシンゲン海軍本部 VD Vlissingen Directors イギリス艦隊編成：〜 ブレイク提督 英艦隊 主　力 司令官 メモ ・イギリス艦隊 戦列艦25隻 総司令官ブレイク提督 前衛艦隊 ヤング中将 プレジデント号 中央艦隊 ブレイク中将 ジェームズ号 後衛艦隊 ボーン中将 トライアンフ号 ・英艦隊（British Fleet）総司令官ロバート・ブレイク海軍提督 前衛艦隊アンソニー・ヤング（Anthony Young, 海軍在籍1647-1674）艦隊（Anthony Young's squadron） ・プレジデント号 President 36 ・イチンゲール号 Nightingale 24 ・リカバリー号 Recovery 24 中衛艦隊ライ湾海軍本部ブレイク提督艦隊（Robert Blake's squadron, Rye Bay） ・ジェームズ号 James 60 旗艦(flag, Robert Blake) ・ビクトリー号 Victory 52 ・ガーランド号 Garland 44 ・スピーカー号 Speaker 52 ・ルビー号 Ruby 42 ・サファイア号 Sapphire 38 ・ポーツマス号 Portsmouth 36 ・マーティン号 Martin 12 ・ウォーセスター号 Worcester 42 ・スター号 Star 24 ・マーメイド号 Mermaid 24 ・ルーベン号 Ruben 26 ・小型艦 Small 3隻 後衛艦隊ダウンズ海軍本部ネヘミア・ボーン艦隊（Nehemiah Bourne's squadron, Downs） ・アンドリュー号 Andrew 56 （Nehemiah Bourne, 1611-1691) ・トライアンフ号 Triumph 62 （ウィリアム・ペン父）戦後海岸に座礁(Ashore) ・フェアファックス号 Fairfax 52 ・エントランス号 Entrance 44 ・センチュリオン号 Centurion 36 ・アドベンチャー号 Adventure 36 ・アシュアランス号 Assurance 40 ・グレイハウンド号 Greyhound 20 ・セブン・ブラザーズ号 Seven Brothers 26 ・など。 参考ＨＰ：〜 ・ドーバー海峡付近の地図 ・シェットランド諸島付近の地図 ・オランダの地図（1672） ・オランダの区分地図（フランスの進撃図、1672） こちらで ・蘭英戦争（1652-1674） ・第１次蘭英戦争（1652-1654） 　(1)ドーバーの海戦（1652/5/19） 　(2)プリマスの戦い（1652/8/16） 　(3)ケンティッシュノックの海戦（1652/9/28） 　(4)ダンジネスの海戦（1652/11/30） 　(5)ポートランド沖の海戦（1653/2/18） 　(6)レグホーンの海戦（1653/3/4) 　(7)ガッバードの海戦（1653/6/2) 　(8)スヘフェニンゲンの海戦（1653/7/31） ・第２次蘭英戦争（1665-1667） ・第３次蘭英戦争（1672-1674） ・第４次蘭英戦争（1780-1784） ・マゼラン （海峡） ・スパイス （香辛料） ・コーヒー （嗜好飲料） ・ラッコ（絶滅危惧種） ・クリッパートン島（絶海の孤島） ・カリブ海の地図（島国シリーズ） ・フランスの王と王族（ブルボン朝） 切手コレクションの ・イギリス皇太子ご成婚 ・切手で綴る東海道五十三次 ・全米５０州（アメリカ） ・世界で1番美しい 蝶々 ・ギリシャの民族衣装 ・スペインの画家ゴヤ 世界遺産の ・フランス ・法隆寺 （日本） ・ヌビア遺跡（エジプト） ・ピラミッド （エジプト） ・パルテノン神殿 （ギリシャ） ・モヘンジョダロ（パキスタン） をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。　　　和５年2023/3/20

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