United Kingdom 国連 1983 発行 |
英王室属領(British Crown dependencies)No.3
ジャージー島 Channel Islands of Jersey |
大航海物語 地図編★ |
JERSY ジャージー島はガーンジーの下の赤色 英仏海峡内のチャネル諸島 ジャージー 1970-75 発行 |
ALDERNEY 仏ノルマンディー半島とチャネル諸島 Location Map of Jersey 赤色の下にジャージー島が有 オルダーニ− 1983/6/14 発行 |
ジャージー島 赤丸は造船所 ジャージー 1978 発行 |
セント・オービンス港 18世紀港の景観 ジャージー 1978 発行 |
オーギュエイル山(Mt.Orgueil)砦 |
ジャージー島原産の乳用牛 |
ジャージー 1969/10/1 発行 |
ジャージー島 (States of Jersey) Bailiwick of Jersey (ジャージー代官管轄区) ジャージー島は、面積:116ku、人口:90,812人(2005)、フランス・ノルマンディ沖合いに連なるチャネル諸島の島々の中に有。この海峡諸島にはジャージー島の他に、オルダーニ−島、ガーンジー島などの島々が有。ジャージー島原産の乳用牛が、現在も飼育されています。10世紀のノルマン・コンクェスト以降、イギリス領となりました。空港も有。 イギリス海峡のチャネル諸島にあるイギリス王室属国 (Crown dependencies)で、首都はセント・ヘリア。ジャージー島のほか、無人島を含む。イギリス王室の属領であり、イギリス女王に対して君主としての忠誠を誓っているも、連合王国には含まれない。そのため、内政に関してイギリス議会の支配を受けず、独自の議会と政府を持ち、海外領土や植民地と異なり高度の自治権有。欧州連合にも加盟せず。ジャージー島は歴代イギリス王室の直轄地なるも、1940/5/1から1945/5/9まで、ナチス・ドイツが占領しました。 国家元首はイギリス女王で、女王に任命された副総督 (Lieutenant Governor) が代行。副総督は軍隊の総司令官としての役割も担い、女王の代理としての象徴的な存在で、議会に出席し発言する権利はあるが、伝統的に着任と離任の挨拶以外には発言することはない。ただ、女王の特別な関心事に関わる決定については議会に対する拒否権有。代官 (Bailiff) 及び副代官 (Deputy Bailiff) は女王によって任命され、通常は70才になるまでが任期。任命は島内での協議の後。代官は政府を代表し、議会の議長と王立裁判所の裁判長を兼務。議会は一院制、代官、副総督、12人の元老議員 (Senator)、12人の教区長 (Connetable)、29人の代議員 (Deputy)、首席司祭 (Dean of Jersey)、司法長官 (Attorney General)及び訴務長官(Solicitor General)によって構成。 住民は主にイギリス系の住民とブルターニュ系のフランス人で、宗教は英国国教会が62%でカトリックが23%。従来、議会に政党は無かったが、2005年の内閣制移行で、中道左派のジャージー民主同盟と中道右派の中央党が新たに結成。島内には50の銀行があり、GDPの約60%が金融業による(2005年)。タックスヘイブン(租税回避地)として世界的に知られる。所得税の税率は一律20%で、2008年を目途に消費税の導入が検討されている。 主要な農産物は、ジャージー牛による乳製品、ジャージー・ロイヤル・ポテトと呼ばれるジャガイモ、商品作物及び花卉である。乳製品はイギリスやEU諸国へ輸出。ウールのニット編みセーターをジャージーというのはチャンネル諸島のジャージー島に由来。絶滅の危機に瀕している動物を繁殖させ元の生息地に返す、というコンセプトを持つジャージー動物園が有。 ・ジャージー代官管轄区のジャージー諸島(Bailiwick of Jersey):〜 ・ジャージー島 (Jersey Island) ・エクレウー諸島 (Les Ecrehous) ・ラ・モット島 (La Motte) ・ミンキエール諸島 (Les Minquiers) ・レック岩礁 (レ・ピエール・ド・レック:Les Pierres de Lecq) ・ディルイエ岩礁 (Les Dirouilles)。 ジャージー島ゆかり(出身)の大航海者:〜 ・サー・ジョージ・カートレット ・ジェームス・キング艦長 ・フィリップ・カートレット 参考HP:〜 ・ジャージー島付近の地図 ・ジャージー島観光局公式サイト(英文) こちらで ・オルダーニー島 (英仏海峡にある英領チャネル諸島の島) ・ガーンジー島 (英仏海峡にある英領チャネル諸島の島) ・マン島 ・ランディ島 をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 08/10/11、 2017/10/11 |