Botswana No.41 国連 1986 発行 |
切手で綴るアフリカの鉄道 No.1
ボツワナの鉄道 Botswana Railways |
大航海物語 地図編★ |
BOTSWANA ボツワナの鉄道地図 |
||
←ブラワヨ (ジンバブエ) ←§→ 国境 (ボツワナ) ←ラモクウェバナ ←ツェセベ ←フランシスタウン ←シャセ ←セルル ←パラプイェ ←マハラプイェ ←パラロード ←ディベテ ←アルテシア ←ピラネ ←首都ハボローネ ←ラモトゥワ ←ロバツェ (ボツワナ) ←§→ 国境 (南ア) ←ラマトラバマ ←マフィケング |
||
. | ボツワナ 1992 発行 |
・ボツワナ鉄道 (Botswana Railways、略称:BR) ボツワナ鉄道はボツワナの国営鉄道で、1980年にボツワナ国内の鉄道をジンバブエ国鉄から政府が買い取り設立されました。現在の総延長は888km、軌間は1,067mmの狭軌で、北はボツワナのフランシスタウンを経てジンバブエのプラムトゥリーからブラワヨ(ジンバブエ)方面、南はボツワナのハボローネ、ロバツェから南アフリカ共和国マフィケングへそれぞれの国の鉄道網と接続。他にセレビ・ピクウェ鉱山(Selebi-Phikwe Mine, Botswana)などへの3本の支線が有。本部はマハラピエ(Mahalapye, Central, Botswana)に有。 ボツワナには19世紀末に鉄道が導入されました。それは、イギリス南アフリカ会社がローデシア植民地経営の一環でモザンビークの港(ナカラ港)から内陸部への鉄道を敷設したんで、ケープ州(現南アフリカ共和国)フライバーグ(Vlyburg)からブラワヨの路線も、1893年に建設が開始されました。ジンバブエのブラワヨ線は1897年に開通。この路線は1927年にローデシア鉄道が運営し、1936年には所有権もローデシア鉄道が取得。ブラワヨ〜フライバーグ路線の南アフリカ国内部分は南アフリカ鉄道に1959年に譲渡されました。ローデシア鉄道は1947年に南ローデシア政府により国有化され、1980年にジンバブエの独立に伴いジンバブエ国鉄に改称。 ボツワナは、それまでジンバブエ国鉄により運営されていたボツワナ領内の鉄道を自国で運営するため買取、ボツワナ鉄道を1987年に設立しました。現在、ボツワナ鉄道の運営はインドの運営企業インド鉄道技術経済サービス社(RITES Ltd)が支援。1999年にジンバブエ国内のベイトブリッジ=ブラワヨ鉄道(Beitbridge Bulawayo Railways)が開業して、貨物輸送の量と収入が大きく落ち込んだので、ボツワナ鉄道ではジンバブエのバイパスとなるザンビアへ直行する鉄道の建設を構想しています。現在、インフラストラクチャー強化のためオーストラリアが中心となっている企業団の事業を開始しました。 慢性的な赤字経営からの脱却を目指し、2009年に旅客業務を中止し、貨物業務の専業になりました。但しジンバブエ国鉄による旅客車両は引き続き、ブラワヨからプラムトゥリー、フランシスタウン、ハボローネ、ロバツェへの路線を運行。2016年より、旅客列車の運行が再開され、ロバツェ〜フランシスタウン路線、ハボローネ〜ロバツェ路線で、1往復ずつ運行。スタンダードクラス・ビジネスクラス・ファーストクラスの3等級制で、ボツワナ鉄道の公式ホームページから切符の予約が可能です。 参考HP〜 ボツワナの地図 ボツワナの鉄道地図(場所地図) ボツワナの鉄道地図(駅名入) ジンバブエの鉄道地図 南アフリカの鉄道地図(主な駅名入) こちらで ・スパイス (香辛料) ・エトーシャ塩湖 (ナミビア) ・グラディエーター・インセクト (ナミビア) ・ドラケンスバーグの岩絵 (南アフリカ共和国) 世界遺産 ・ヌビア遺跡 (エジプト)世界遺産 ・法隆寺 (日本)世界遺産 をお楽しみください。 参考:〜 ・切手で綴るアフリカの鉄道シリーズ:〜国別内訳
・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 19/8/9、2019/9/23 |