Lesotho 国連 2018 発行 |
切手で綴るアフリカ大陸一周航海シリーズ No.42 レソト王国 Kingdom of Lesotho |
大航海物語 地図編★ |
ダムと人造湖 | レソト高地の水資源開発プロジェクト Lesotho Highland Water Project 南アフリカ 1990/2/15 発行 |
レソトの水利地図 |
LESOTHO | ||
ボツワナ→ スワジランド→ レソト→ |
レソトの場所地図 レソト 1974 発行 |
レソトの鉄道 レソト 1984 発行 |
モラポ(Molapo)“ダム・人造湖” 建設での水位の移り変わり地図 |
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1911年水位 | 1978年水位 | 1994年水位 |
レソト王国 Kingdom of Lesotho Commonwealth of Kingdom of Lesotho .面積:3.0万ku (日本の九州の約0.7倍)、人口:2,031,348人(2004)、人口:2,203,821人(2016)、GDP:約31億ドル(2003)、首都:マセル(Maseru)、民族:バソト族、言語:英語(公用語)、ソト語、宗教:大部分がキリスト教、1番切手:1966/10/4発行。 ・レソト略史:〜 現在のボツワナから南アフリカ共和国北部にかけては、サン族(ブッシュマン)の居住地だった 16世紀、サン族とソト族の競合が始まる 1818年、初代国王モショエショエ1世(Moshoeshoe I, 1786-1870)がサン族を排除し、ソト族の長となる 1840年代、ボーア人の進入に対抗するため、イギリスの保護を受ける 1868年、イギリスの保護領となり、イギリス領バストランドとなる 1871年、イギリスの植民地となる 1884年、イギリスの保護領に戻る 1986/01月、クーデターで、レカーニャ国軍司令官が政権掌握 1902年、地方政治に限り、自治が認められる 1959年、イギリスから自治が認められる 1966/10/4、イギリスから独立し、レソト王国を建国 (バソト国民党政権) イギリス連邦に加盟、非同盟中立を宣言 1970年代、周囲の南アフリカ共和国との関係が悪化し、経済制裁を受ける 1970/01月、ジョナサン首相による憲法停止 1970/4〜12月、国王モシェシェ2世オランダ亡命(帰国後、政治不関与を宣言)
1994/09月、ゼネストや抗議デモで、レツィエ3世が退位する 1995/01月、レツィエ3世退位、モショエショエ2世が復位する 1996/01月、モシェシェ2世交通事故死 1996/02月、レツィエ3世復位 1997年、首相のヌツ・モヘレが与党・バストランド会議党(BCP)を離党、 新党・レソト民主会議を結成し全閣僚が参加する 1998/05月、総選挙実施、下院総選挙が実施され、与党LCDが79議席(定数80)を獲得し圧勝 ヌツ・モヘレが引退し、副首相のパカリタ・モシシリが首相に就任 1998/08月、選挙結果に不満を持つ群集が暴徒化し、王宮が占拠される 1998/09月、クーデター未遂事件発生 1998/9/22、南部アフリカ開発共同体(SADC)に要請し、 南アフリカ軍とボツワナ軍が国内で治安維持活動を行う
第3次モシシリ内閣が発足 2012/5月、下院総選挙で全バソト会議、バソト国民党など連立政権成立、トーマス・タバネ首相就任 2014/8月、軍部のクーデター発生、トーマス・タバネ首相が南アフリカへ出国、SADCの仲介で安定 2015年2月、下院総選挙実施 2017年6月、下院総選挙実施。 全土がドラケンスバーグ山脈の山中にあるため、平地が一切なく、全土の標高が1400mを超える。いったん周囲の南アフリカ共和国を経由しないと行き来できない地域すらもあるため、「アフリカのスイス」「南部アフリカの屋根」とも言われる。最高峰は、タバナントレニャナ山であり、標高3482mはアフリカ大陸南部の最高峰でもある。主要河川は、南アフリカ共和国との国境付近に源流があり国土を縦断した後、南アフリカ共和国とナミビアを経由して大西洋に注ぐオレンジ川。レソトの最低地点はオレンジ川が南アフリカ共和国に流れ出す南西部にある。地形とは異なり、気候には恵まれている。全土が温暖湿潤気候 (Cfa) と西岸海洋性気候 (Cfb) で、イタリア北部に似ている。雨季は存在しないものの、10月から4月にかけての夏季に降雨が多く、冬季は乾燥している。降水量は年700mm程度。 レソトの10県:〜
国民の99.7%が、バントゥー系のソト族で、レソトの国民は単数形ではモソト(Mosotho)、複数形ではバソト(Basotho)と呼ばれる。ソト語(セソト、南部ソト語)と英語が公用語。国民の約8割はキリスト教徒。伝統宗教も存在する。HIV(俗説:エイズウイルス)感染者が1990年代以降激増、国民の約1/4がHIV感染者。そのため1990年には220万人であった人口が、2006年には180万人と激減。平均寿命は60才から35才になって農業生産も減り続けている。失業率は40%以上。
・トウゲラ川 Tugela River、502km ツゲラ川はアフリカ南部を流れインド洋に注ぐ河川で、南アフリカとレソトの国境付近のドラケンスバーグ山脈に源を発し東に向かい、南アフリカのクワズール・ナタール州(KwaZulu-Natal provinsie, South Africa)にある世界第2位のトウゲラ滝(Tugela Falls、落差947m)を落下する。また、南部アフリカを流れる川で、南アフリカ国を流れるオレンジ河の最大の支流バール河(Vaal River, 1,129km)の支流でもある(現流域)。落差第1位の滝は南米ヴェネズエラのエンジェル・フォール(979m)。 なお、こちらで世界三大瀑布 ・イグアスの滝 (ブラジル&アルゼンチン) ・ヴィクトリアの滝 (ジンバブエ&ザンビア) ・ナイアガラの滝 (アメリカ&カナダ) をお楽しみください。
参考HP:〜 ・レソトの場所地図(日本語) ・レソトの地図 ・レソトの地図(詳細) ・レソトの県区分地図(日本語) ・マロチ山脈の場所地図 ・トウゲラ川の地図 ・レソトの地図(GoogleアフリカMap) こちらで ・アンゴラ鉄道 ・ザンビア鉄道 ・タンザニア鉄道 ・ドラケンスバーグの岩絵 (世界遺産) ・スパイス (香辛料) ・ヌビア遺跡 (エジプト)世界遺産 ・パルテノン神殿 (ギリシャ)世界遺産 ・法隆寺 (日本)世界遺産 をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 10/5/15、17/5/10、2019/2/18 |