Seychelles 国連 1982 発行 |
切手で綴る 絶海の孤島(Lonly Island) No.18 セーシェル Commonwealth of Seychelles |
大航海物語 参考資料 地図編★ |
SEYSHELLES インド洋とセイシェル諸島の古地図(ポルトラノ海図) インド洋↓ |
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アフリカ |
紅海→ アデン湾→ アフリカの角→ (ソマリア半島) セイシェル諸島→ マダガスカル島→ |
セイシェル 1971/4/20 発行 |
←インド ←セイロン島
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ア フ リ カ |
マダガスカル島↑ |
←インナー諸島 ←アルダブラ環礁 |
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アウター諸島→ コモロ諸島→ |
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ジル・エルワニアン・セセル 1980/10/24 発行 |
マヘ島 | プララン島 | ||||
コンセプション島→ テレーズ島→ ヴァヘ島→ |
←セント・アン島 ←ビーコン島 ←モイェネ島 ←ラウンド島 ←ロング島 ←サーフ島 ←ファオン島 ←アノニメ島 |
北カズン島→ 南カズン島→ |
←キュリーズ島 ←サン・ピエール礁 ←シュワズール礁 ←ラウンド島 |
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デニス島 |
シルエット島 |
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デニス島→
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←バード島 |
シルエット島→ |
←ラ・ディーグ島 |
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セイシェル 1982/4/22 発行 |
マ ヘ 島 |
セント・アン島居住200年記念、1770 セイシェル 1970/4/27 発行 |
←セント・アン島 ←サーフ島 |
マヘ島ヴィクトリア市街図 セイシェル 1978/12/15 発行 |
セイシェル郵便局、4局の消印 | |||
プララン島 プララングランドアンセ局 Praslin Grand Anse局 |
ラ・ディグ島 ラ・ディグゥ局 La Digue局 |
マヘ島 北部ヴィクトリア局 Victoria局 |
マヘ島 南部アンセロゥヤル局 Anse Royale局 |
セイシェル 1976/3/30 発行 |
セーシェル共和国 Repiblik Sesel、Republic of Seychelles 通称セーシェルで、アフリカの島国々家 面積:455ku(ほぼ種子島(444.99ku)と同じ)、人口:80,832人(2004)、1人当りGDP(PPP):7,800ドル(2002)、通貨:セーシェル・ルピー(SCR)、1番切手:1890年英領”SEYCHELLES”で発行後、1976/6/29独立記念切手を女王肖像無し”SEYCHELLES”で以降発行。セーシェルはインド洋に浮かぶ115の島々からなる国家。首都はヴィクトリア(Victoria、同国最大の都市で、人口はセーシェル全体の3/4の6万人:2001)。インド洋の孤島で、マヘ島から南西のマダガスカル島まで1,100km、北西のアフリカ大陸(ソマリア)まで1,300km離れている。セーシェルは大小様々な島々から成り立っている。首都ヴィクトリアのある最大の島マヘ島、世界遺産「ヴァレ・ド・メ自然保護区」を含む2番目に大きなプララン島(プラスリン島)のほか、環礁として世界第2位の規模を持ち世界遺産に登録されているアルダブラ環礁などが存在している。国名はフランスの財務大臣ジャン・モロー・ドゥ・セシェル (Jean Moreau de Sechelles 1690-1761) に因んで名付けられる。イギリス連邦加盟国(#34、Commonwealth of Nations、旧名 British Commonwealth)。 ▼セイシェル諸島の略史:〜 7〜8世紀、アラブ人が来航、セーシェルに関する最も古い記録 1502年、ガマ第2回インド航海でアミラント諸島(Amirante Islands)望見、アラブ人の活動を目撃 17世紀、海賊の基地となる 1609/1/19、英東印度会社のアセンション号(Ascension)が嵐で来島、イギリス最初の上陸となり、 飲料水、魚、鳥、ココナッツ、カメ(turtles)、大亀(giant tortoises)などの食料を補給 帰国後、英政府当局に発見を報告するも、当局は何もせず 1735、モーりシャス島にブルドネス伯爵が総督(在任1735-1740)で来島 1742、フランスのラザール・ピコ船長が上陸 1742/11/21、イギリスのエリザベス号(Elisabeth)とチャールス号(Charles)が マヘ島沖のアンス・ボイルー島(Anse Boileau)に投錨 1742、フランスが探検隊を送り込み、その時にその当時の首相の名から 諸島の名前をセーシェル、最大の島をマへ総督からマヘ島と名付ける 1756、フランスが領有権を主張。しかし、 1756、仏領となる モーリシャス総督マゴンの親戚ド・セッシェルの名を冠しセッシェルと名付けられる 1768、デュフレーヌ船長がラ・ディグ島、キューリーズ島(La Curieuse)に投錨 1770/8/12、最初の移住者の上陸 白人植民者15人、奴隷7人、インド人5人、黒人女1人がセントアン島に入植 1771、ポイヴァール総督がジロット(Antoine Gillot)をスパイス園造りに派遣、 マヘ島アンス・ロイアル(Anse Royale Island)でナツメグ(nutmeg)、クローヴ(cloves)、 シナモン(cinnamon)、胡椒(pepper)の栽培を始める 1794、イギリスの戦艦が来島してイギリス海軍が占領 1814、イギリスも島国モーリシャスの一部として領有を主張 以来、フランスとイギリスとの支配権を巡り対立(英仏植民地戦争) 1815、パリ条約(Treaty of Paris 1815)で、フランスがイギリスに領有権を譲渡、 イギリス領となる、後に英語風にセイシェルと名を改められる 1830、奴隷制廃止、この頃綿産業からココナッツ、ヴァニラ産業に転換 1841、マヘ島の首都がヴィクトリアと名付けられる 1862/10/12、マヘ島ヴィクトリアを大洪水が襲う 1872、セーシェル独自の行政審議会、立法審議会ができる 1948、選挙でセイシェル行政府が成立、モーリシャスから分離 1952、独立派のフランス・アルベール・ルネと イギリス領派のジェイムス・ミッシェルによる政党が組織される 1965、アメリカに貸与していたデロッシュ島、アルタブラ諸島、ファーカー諸島がイギリスに戻る 1970、憲法改正、独立に向かう 1976、英連邦内にとどまることを条件にイギリスから独立、 マンチャム大統領(親英、右派)、ルネ首相(親仏、左派)による政府成立 1976/6/23、セーシェルがアルダブラ、ファーカー、デ・ロッシュを併合して独立 1976、制憲会議が行われ、 1976/6/28、イギリスから独立し、独立憲法発布、 ミッシェル大統領とルネ首相が連立 マヘ島にアメリカの人工衛星追跡ステーションが設置される 1977、ルネ首相がクーデターでマンチャム一派を追放して実権を握り、大統領になる 1977/6月、憲法を社会主義指向のものに改変し、以後一党独裁政権が続く 1979、左派一党独裁へ 1981、南アフリカが関わったとみられるクーデター計画が発覚、 スポーツ選手を装って密入国したクーデター側の白人傭兵部隊 (Ancient Order of Frothblowers)とSPDFが応戦、クーデターは頓挫、 敗走した傭兵達はインドの旅客機をハイジャックして国外に逃走 1991、複数政党制を導入 1993、複数政党制に戻す。マンチャム一派復権、 1995、総選挙が行われ再びルネ大統領派が勝利 2004、ルネ大統領が引退。 主要産業は観光業。セーシェルは「インド洋の真珠」と呼ばれており、主に西洋から美しい海に魅せられて、観光客が押し寄せたためである。マグロを主とする魚介類、石鹸の材料となるコプラ、ココナッツの輸出等も重要な収入源で、その結果、アフリカ最高の国民所得を誇る。
セーシェルの諸島:〜サンゴ礁連鎖の島々(Coralline Seychelles) ▼セーシェルのインナー諸島(Inner Islands)〜 インナー諸島がセーシェル諸島(Seychelles Islands)で、42の島々(granitic islands)、面積:243.7ku(セーシェルの総面積の54%に人口は98%)。マヘ島の56kmに以内に大きい島が40有。殆んどが岩だらけで狭い海岸線を持ち、最高点:914m。
・コンセプション島(Conception 0.603ku)〜マヘ島西2km ・テレ−ズ島(Therese 0.72ku)〜マヘ島西海岸沖に有 ・ヴァーシュ島(Ile aux Vaches Marines 0.72ku)
・ココス礁(Ile Cocos:tiny islet 0.017ku)〜フェリシテ島北海岸沖に有 ・レス・スール環礁(Les Soeurs:The Sisters) ・グランデ・スール礁(Grande Soeur 0.84ku) ・ペティット・スール礁(Petite Soeur 0.34ku) ・マリアンヌ島(Marianne Island:small island 0.006ku)〜フェリシテ島東南東3.8km ・マリ-・アン島(Mrie Anne Island)
アルダブラ・ゾウ亀、セーシェル極楽ヒタキ(Seychelles Paradise Flycatcher)、 セーシェル・ヤシガニ(Seychelles coconut crab)などが生息 ・アリッド島(Aride Island、0.68ku)〜プララン島北10kmに有 その他の小島など:〜 ・ブービー島(Booby Island) ・マメルス島(Mamelles) ・モイエンヌ島(Moyenne) ・ルロット島(L'Ilot) ・レシフ島(Recif) ・ル・アイスレット(L'Islette) ・イル・ラ・フォーシュ(Ile La Fouche) ・ホドウル(Hodoul) ・ラット(Rat) ・ゼェヴェ(Zave) ・ハリソン・ロック(Harrison Rocks:Grand Rocher)、など。 ・セーシェルの地方行政区画名:〜セーシェルは25の地方行政区分に分かれており、マヘ島が22(島嶼1を含む)に分かれるほか、プララン島と島嶼が2つに分かれ、4番目に大きなラ・ディグ島全体が1つの地方行政区分になっています。 なお、セーシェルは25の地方行政区分に分かれて、マヘ島が22(島嶼1を含む)に分かれるほか、プララン島と島嶼が2つに分かれ、4番目に大きなラ・ディグ島全体が1つの地方行政区分になっています。 ・マヘ島〜22の地方行政区分 ・プララン島〜2の地方行政区分 ・グラン・ダンス・プララン(Grand' Anse Praslin) ・ベ・サン・タンヌ(Baie Sainte Anne) ・ラ・ディーグ島〜1の地方行政区分 マヘ島〜22の地方行政区分 ・中央マヘ地区(Greater Victoria/ Central Mahe)〜8 ・ベル・エアー(Bel Air) ・ラ・リビエネ・エンジェライス(La Riviere Anglaise、英:English River) ・レス・マーメルズ(Les Mamelles) ・モン・ブクソン(Mont Buxton) ・モン・フレーリー(Mont Fleuri) ・プライセンス(Plaisance) ・ロッシェ・ケイマン(Roche Caiman) ・サン・ルイ(Saint Louis)、英:セント・ローイス ・北マヘ地区 (North Mahe)〜3 ・アンセ・エクス・プリス(Anse aux Pins) ・アンセ・ボイレヤー(Anse Boileau) ・グラシス(Glacis) ・東マヘ地区(East Mahe)〜4 ・アンセ・エトアール(Anse Etoile、or Anse aux Pins) ・アウ・カップ(Au Cap:Anse Louis) ・カスカデ(Cascade) ・ ポイント・ラ・ルエ (Pointe La Rue) ・南マヘ地区(South Mahe)〜3 ・アンセ・ロイヤル(Anse Royale) ・バイエ・ラザーレ(Baie Lazare) ・タカマカ(Takamaka) ・西マヘ地区(West Mahe)〜4 ・ベウ・バロン(Beau Vallon、or Anse Boileau) ・ポート・グランド(Port Glaud) ・ベル・オンブレ(Bel Ombre) ・グランド・アンセ・マーヘ(Grand' Anse Mahe) その他のインナー諸島地区(Inner Islands)〜3 ・プララン島〜2の地方行政区分 ・グラン・ダンス・プララン(Grand' Anse Praslin)、英:グランド・アンセ・プラスリン ・ベ・サン・タンヌ(Baie Sainte Anne)、英:バイエ・セント・アン ・ラ・ディーグ島(La Digue)〜1の地方行政区分 ▼セーシェルのアウター諸島(Outer Islands) 別名:ジル・エルワニアン・セセル(Zil Elwannyen Sesel) 面積:211.3ku (46%)、セーシェル人口の2%以下で、 5つのグループ(coralline islands)が有。 <世界遺産> ・ヴァレ・ド・メ自然保護区、自然遺産(1982)プララン島 ・アルダブラ環礁、自然遺産(1983)セーシェルのアウター諸島アルダブラ環礁島。 こちらで ・ジル・エルワニアン・セセル ・イギリス領インド洋地域 ・ヴァレ・ド・メ自然保護区(世界遺産) ・アルダブラ環礁(世界遺産) ・コモロ諸島 をお楽しみください。 参考地図HP:〜 ・セーシェルの場所地図(拡大地図がインナー諸島) ・セーシェル諸島(拡大地図がインナー諸島) ・マヘ島から各島への空路の地図 ・マヘ島の場所地図 ・マヘ島の地図 ・プララン島の地図 ・デロッシュ島 ・マヘ島 Anse Royale ・アミランテ諸島の場所地図(マヘ島の南西に有) こちらで世界遺産の ・富士山 (日本) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・ピラミッド (エジプト) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 09/6/25、12/6/23、14/6/26, 2021/9/18 |
イギリス領時代のセイシェルをこちらでをお楽しみ下さい
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