Comoros 国連 1987 発行 |
切手で綴る 絶海の孤島(Lonly Island) No.19-2
コモロ連合 Union of the Comoros |
大航海物語 ★地図編★ |
グランドコモロ島→ モヘリ島→ |
←アンジュアン島 ←マヨット島 |
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1935 コモロラジオ局開設記念25年記念 1960 フランス領コモロ諸島 1960/12/23 発行 (200%) |
シーラカンス フランス領コモロ諸島 1952-54 発行 |
アンジュアン島の景観 フランス領コモロ諸島 1950 発行 (コモロの1番切手) |
カンズニ島→ Canzouni オウエンフォ島→ Ouenefou |
モヘリ島 フランス領コモロ諸島 1973/6/28 発行 |
←ホアニ Hoani ←フォンボニ Fomboni |
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ETAT COMORIEN | |
コモロ諸島の配置図 |
アンジュアン島の地図 |
コモロ州 1975 発行 (ETAT COMORIEN 加刷)
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UNION des COMORES アン島 コモロ諸島の地図 コモロ諸島の火山の場所を表示 |
グランドコモロ島のカルタラ火山 Mt. Karthala Volcano 2.316m |
アンジュアン島ジアランゼ湖か? Le lac du cratere Karthala (Lake Dzialandze?) |
カルサラス火山クレーター Le cratere Karthala |
コモロ連合 2010 発行 |
コモロ連合 Union des Comores (Union of the Comoros) 面積:1,862ku(仏領マヨット島を加えると2,236kuでほぼ東京都大)、人口:64万人(2008)、首都 モロニ(Moroni)、民族:バントウ系黒人を主流にアラブ人、マダガスカル人、インド人など、言語:フランス語・アラビア語(公用語)・コモロ語(スワヒリ語に近い)、宗教:イスラム教、通貨:コモロ・フラン(為替レート:1ユーロ=492コモロ・フラン:固定)、1番切手:1950年フランス領コモロ諸島で発行、国連:1975/11/121加盟。 コモロ連合の通称「コモロ」は「月」という意味で、インド洋コモロ諸島の3島で構成される島国家。コモロ政府はフランス領マヨットの領有権も主張。海を隔てて西にはモザンビークがあり、東南にはマダガスカルが有。首都はモロニで、 1975/7/6にフランスから独立。頻繁にクーデターが発生。2005年現在で世界最貧国の1つで、度重なる政治危機から経済復興も極めて困難な状況です。コモロ連合は共和制、大統領制、連邦制をとる立憲国家。連合政府の大統領は国家元首で、3島から輪番制で選出され、任期は4年。内閣に相当する閣僚評議会のメンバーは大統領により任命され、かつては首相職も存在していましたが、2002/4/15に廃止。立法府は一院制で、正式名称はコモロ連合議会(AUC)。定数は33議席、うち18議席は全島規模の直接選挙、15議席は各島の地方議会による間接選挙により選出され、AUC議員の任期は4年。 ・コモロの国名の変遷:〜 1975-1978年〜コモロ共和国 (Republique des Comores) 1978-2001年〜コモロ・イスラム連邦共和国 (Republique federale islamique des Comores) 2001年〜コモロ連合 (Union of the Comoros) コモロ諸島の主な島:〜 ・グランドコモロ島(ンジャジジャ島)〜最大の島、首都モロニ市 ・アンジュアン島(ンズワニ島)〜ムツァムドゥ市 ・モヘリ島(ムワリ島)〜フォンボニ市 当初、マレー・ポリネシア人が住んでいたと言われている 中世、アラブ人やペルシア人が移住 17世紀、複数のイスラム系の小国家が勃興 19世紀中葉、フランスがマヨット(マホレ)島を占領 1886年、フランスが全島を保護領とする 1975/7/6、フランスから独立、アーメド・アブダラ大統領就任 (コモロ共和国) 1976/1月、クーデターで、アリ・ソワリ大統領就任 1978/10月、 新憲法採択、国名変更「コモロ・イスラム連邦共和国」 アーメド・アブダラ大統領復帰(国民投票) 1989/11月、アブダラ大統領暗殺、憲法改正(国民投票) 1990/3月、ジョハール大統領就任 1992/6月、新憲法採択(国民投票)で複数政党制導入 1995/9月、クーデター未遂、ジョハール大統領は仏領レユニオン島へ逃亡 1996/3月、モハメッド・タキ大統領就任 1996/10月、憲法改正(国民投票)で大統領の権限強化 1997/8月 アンジュアン島・モヘリ島「独立」宣言、武力衝突の発生 1998/11月、タキ大統領急死、タジディン共和国最高評議会委員長が大統領代理に就任 2001/2月、コモロ和解に関するOAU(アフリカ統一機構)枠組み合意(フォンボニ協定)署名 2001/12/23、国民投票により新憲法(現行)制定(2009/5月改正される) 「コモロ連合」に国名変変更
仏海外自治体から仏海外県への地位変更を採択するも、コモロ政府は不承認 2009/5月、国民投票で新憲法採択、連合憲法改正に伴い大統領権限を強化して 各島の自治権は縮小され、自治政府の大統領は知事へと改称され、 サンビ大統領の任期は1年延ばされ、5年となるが 各島の間で再び対立が発生している。 ・コモロ諸島 Comoros Islands (4島) コモロ諸島はアフリカ大陸東南部、マダガスカル島とモザンビークの間にある諸島で、 コモロ諸島の主な島:〜 @グランドコモロ島 grande comore、ンジャジジャ島(ngazidja)〜最大の島 面積:1,148ku、人口:316,600万人(2006)、長さ:60km:幅30km 火山島で活火山カルサラス山(Mt Karthala 2,361m)有 ンジャジジャ島西岸に首都モロニ(Moroni)市、人口60,200人(2003)、 コモロ最大の街で港湾と国際空港が有 2005/4/17〜19、カルサラス山が噴火、火山灰とガスを噴出し、10,000人もの人々が避難 Aアンジュアン島 Anjouan、ンズワニ島(Nzwani) 面積:424ku、人口:277,500万人(2006) 肥沃な土地を持つ火山島でンティグイ山(Ntingui、アンジュアン山とも 1595m) 北岸に1482年建設で第2の都市ムツァムドゥ市(Mutsamudu、人口23600人)、港が有 Bモヘリ島 Moheli、ムワリ島(Mwali,)、 面積:290ku、人口:38,000万人(2006)、 北岸にコモロ第3の都市フォンボニ市(Fomboni、人口15,000人)、東に空港が有 Cマヨットの領有を主張。 ・コモロ州の略史:〜 (ETAT COMORIEN) コモロ州は、 コモロ諸島を形成する4つの島のうちの3つ、 ・グランデコモア ・アンジュアン ・モヘリ ・マヨットのみがフランスに 属したまま で形成された独立したコモロ州は、1975/7/6に一方的に宣言された最初の政治体制。 1973/06/15、協定で規定されているように、領土の政府の長が国家元首になり、 領土の一般評議会が構成議会になります 1974/12/22、協議で分離主義者が勝利 1975/07/06、アーメドアブダラによる一方的な独立宣言 フランスから独立、アーメド・アブダラ大統領就任 (コモロ共和国) 1975/07/17、アブダラはフランス軍に領土からの退去を求め、政府を結成 1975/07/22、フランス軍が領土から退去 1975/08/03、タンデムサイードモハメドジャファルによる買収-クーデター後のアリソイリ 1975/10/17、国連安全保障理事会決議 1975/11/12、コモロの国連加盟、 サイードモハメドジャファルによるスピーチ 1975/11/21、国連での成功に支えられて、アリソイリはマヨットで「ピンク行進」を組織しましたが、マホライ人がデモ隊を打ち負かすのを防ぐことができたのは憲兵だけで、「歩行者」は逃げる以外に解決策がありませんでした 1975/12/31、フランスは3つの島の独立を認めています 1976/01/03、アリソイリが権力を握る 1976/01/10、サイクロンクロチルド 1976/04/03、クーデター告発、アーメド・アブダラ容疑者 1976/10/ 14、クーデター告発、アーメド・アブダラ容疑者 1975/2月と4月の2つの国民投票でマホレ族がフランスに留まることを確認したにもかかわらず、 1976/10/19、国連での外交的成功、フランスにマヨットを辞めることを求める決議 1976/12/20、マダガスカルのコモリアンの虐殺、「サベナ」の帰還 1977/04/23、最初の憲法 1977/06/04、クーデター未遂 1977/10/28、アリ・ソワリ(Ali Soilih)が選挙で勝ちました(55%) 1978/01/14、クーデター未遂 1978/03/17、革命的な警備員であるマピンドルジによるイコニ虐殺 1978/05/12、13日、ボブデナードによるクーデターの成功 1978/05/13、アーメド・モハメドとアーメド・アブダラの政治軍事総局の創設 1978/05/28、アリ・ソイリーの暗殺 1978/10/05、コモロのイスラム連邦共和国の憲法、独立。 ・マヨット島〜現フランス領の島なるも、その領有を主張 Mayotte 面積:374ku、人口186,026人(2004)。
参考HP:〜 ・コモロ諸島の地図(4島有) ・コモロ諸島の地図(4島&場所地図) こちらで世界遺産の ・富士山 (日本) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・ピラミッド (エジプト) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 11/4/23, 2021/9/20 |