大航海物語 大航海時代 と 植民地(奴隷)の食料
パンの木の実
Breadfruit

参考資料
カリブ海方面に移入されたパンの木
SAHARA OCC. R.A.S.D.
パンの木の実 (Artcarpus communis)

ピンゾン
1492 コロンブスの新大陸発見500年記念 1992
500 ANIV. DEL DESCUBRIMIENTO DE AMERICA

サハラ・アラブ民主共和国 (西サハラ) 1991 発行
Cayman Islands
パンの木の実

Breadfruit(Artocarpus communis)

ケイマン諸島 1987 発行
St.VINCENT
ブライ艦の乗船 パンの木の実

セント・ヴィンセント 1965 発行
DOMINICA

英領ドミニカ 発行

PITCAIRN ISLANDS
パンの木の苗木と実

ピトケーン 1969/9/17 発行
船内で移植のための「パンの木の苗木」を栽培

1789 バウンティ号の反乱200年記念 1989
ピトケーン 1989/4/28 発行

パンノキ:〜:ポリネシア原産
 Breadfruit

 和名:パンノキ
 学名:Artcarpus altilis
 分類:植物界被子植物門双子葉植物綱
      イラクサ目クワ科パンノキ属パンノキ
       Plantae Magnoliophyta Magnoliopsida
        Urticales Moraceae Artocarpus A. altilis
パンノキは、クワ科の常緑高木。名称は、属名のギリシア語のパン(artos)と果実(karpos)からなる。 無核種はタネナシパンノキ(英Breadfruits tree)、有核種はタネパンノキ(英Bread-nut tree)と呼ばれる。ポリネシア原産。木は高さ15mほどに成長し、葉は大きく7-9裂の掌状。雌雄異花。

葉が大きく、よく茂ることから、熱帯地方では日陰樹として公園や庭園、また街路樹として植えられる。18世紀末にイギリスのウィリアム・ブライによって、黒人奴隷の食料として西インド諸島に導入された。現在でもジャマイカでは食されている。

果実は黄色〜黄褐色で直径10-30cm。枝先に2-3個ずつ着生し、成木からは年間50-200個が得られる。果肉にでんぷんを含み、蒸し焼きや丸焼き、あるいは薄切りにして焼いて食べられる。 また火で乾かしてビスケット状にし、貯蔵する。味はサツマイモに似ているとされる。なお、果肉を葉で包んで土に埋め、発酵させてから食用にもする。これによって長期保存が可能となる。 繁殖は種または分根により、定植後4-8年で結実する。

1769/6/13にクック船長がパンの木の実を現地人から購入して、イギリス帰国後に紹介しました。
1789/4/28にタヒチ島から「パンの木の苗」をカリブ海方面へ輸送途上に、バウンティ号のブライ艦長が反乱を起こされて船を乗っ取られるという事件が歴史上有名です。

参考HP:〜パンの木の実
        パンの木

こちらで、
トウガラシ
トウモロコシ
カカオ
パイナップル

カンタブリア州(スペイン)
ラスコー洞窟の岩絵 (フランス世界遺産)
クレムリン(ロシア世界遺産)
ペトラ遺跡 (ヨルダン世界遺産)
パルテノン神殿 (ギリシャ世界遺産)
法隆寺 (日本世界遺産)
をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。      08/9/20、2018/3/26
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