Norway 国連 1984 発行 |
切手で綴る 絶海の孤島(Lonly Island) No.28 スヴァールバル諸島
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大航海物語 ★地図編★ |
NORGE スヴァールバル諸島
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MARSHAL ISLANDS ヴァイキング船 マーシャル諸島 1998 発行 |
北極圏のスヴァールバル諸島は12世紀頃にバイキングが発見しましたが、オランダのウィレム・バレンツ船長が1596年の3度目の探険航海で再発見して、スピッツベルゲン島と名づけました。 |
スヴァールバル諸島 Svalbard Islands スヴァールバル諸島は、ノルウェー領土の北極圏のバレンツ海にある群島で、主に、9つの氷に覆われた不毛の島々で、総面積:62,049u、人口:約3,000人(2,756人、2004)、気候はツンドラ気候で、白夜と極夜がそれぞれ4ヶ月ずつあり、冬の最低気温は-30℃以下。スバールバルとは「冷たい海岸」の意味で島々の3分の2は一年中、氷に覆われています。 ・スピッツベルゲン島 ・ノールアウストランネ島 ・バレンツ島 ・エドゲ島 ・その他の小島からなり、人が定住する地としては最北に有る場所です。最大の町はスピッツベルゲン島にあるロングイェールビーン(Longyearbyen)。炭鉱の町ニーオルスン(Ny-Alesund、北緯78度55分、東経11度56分)、ロシア人の町バレンツブルク、ピラミデンがあります。ロシア人の町であるバレンツブルクとピラミデンは事実上ロシアの治外法権地域。なお、ニーオルスンは1890年代からノルウェーによる炭鉱開発が進み、一時は炭鉱の町として栄えましたが、1962年に21人の死者を出す事故が起こって炭鉱が閉鎖されました。 諸島は1194年頃にバイキングが発見したが、島の存在が広く知られるようになったのは、喜望峰回りでアジアへの航路を制覇していたポルトガルに対抗して、16世紀末から17世紀初頭にかけてオランダやイギリスが北極回りでアジアへ至る「北東航路」(Northeast Passage)を発見しようと何度も探検隊を出しました。1596年にオランダのウィレム・バレンツが探検の途中でスヴァールバル諸島の中心のスピッツベルゲン島に上陸。北東航路の開拓はことごとく失敗するも、北極海にクジラがたくさんいることがわかったので、イギリスとオランダは1610年代に相次いでスバールバル諸島に捕鯨の拠点を建設。 スピッツベルゲン島にある最北の街ニーオルスンは北緯77度55分、東経11度56分に有って、気候はツンドラ気候。白夜と極夜がそれぞれ4ヶ月ずつあり、冬の最低気温は-30℃以下。スヴァールバル諸島は1596年のバレンツの発見以後、捕鯨基地などに使われていましたが定住者はいませんでした。1890年代からノルウェーによる石炭採掘が行われると無人島であった島に定住者が住みだし、1920年のパリ会議によって正式にノルウェー領となりました。 参考:〜 ・スヴァールバル諸島の場所地図 ・スヴァールバル諸島の地図 ・ノールアウストランネ島の地図
フィップス北極探検隊のフィリップ・ドーヴェルニュ候補生がカルカス号で探検航海 1909年、ベルギーのジェルラッシ・デ・ゴメリャンがベルジカ号で探検航海。 参考HP:〜 ・スピッツベルゲン島の地図(赤色) ・ノールアウストランネ島 (ノルウェー語:Nordaustlandet Island, 北東島) ノルウェーのスヴァールバル諸島にある島で、別名:ノースイーストランド島(North East Land)。名前のとおり、スヴァールバル諸島の北東にある。面積14,600kuの無人島。スヴァールバル諸島で2番目に広い。 島には”Austfonna”、”Vestfonna”、”Sorfonna”と呼ばれる3つの氷帽があり、島の大半を覆っている。特に”Austfonna”はヨーロッパで2番目に大きい氷帽である(最大のものはアイスランドのヴァトナヨークトル氷河)。氷が無い一部の地域はツンドラで、トナカイやセイウチが棲息している。なお、氷帽とは50,000k立方m以下の氷塊のことをいい、それ以上のものは氷床と呼ばれる。 参考HP:〜 ・ノールアウストランネ島の地図(赤色) ・バレンツ島 (ノルウェー語:Barentsoya Island) バレンツ島は、ノルウェーのスヴァールバル諸島にある無人島で、スピッツベルゲン島とエッジ島に挟まれており、面積は1,288ku。スヴァールバル諸島で4番目に大きい。島の名はオランダ人探検家ウィレム・バレンツにちなむが、彼自身はこの島を目にしていない。 参考HP:〜 ・バレンツ島の場所地図 ・エドゲ島 (ノルウェー語:Edgeoya Island、別名:エッジ島) エドゲ島はノルウェーのスヴァールバル諸島南東にある無人島で、面積は5,073ku。ノルウェーおよびスヴァールバル諸島で第3の大きさ。島の名は1616年に発見したイギリスの捕鯨家トマス・エッジ (Thomas Edge, 1587/88-1624)にちなんでいる。 参考HP:〜 ・エドゲ島の場所地図 ・ビュルネイ島 (Bjornoya Island) ビュルネイ島は北極圏のバレンツ海にあるノルウェー本土とスヴァールバル諸島との中間地点に浮かぶ面積178ku、ノルウェー領の不毛の島。1596年にオランダのバレンツが発見。1915年にノルウェーによって正式に併合され、スヴァールバル諸島の管理下にある。2002年に自然保護区に指定。 参考HP:〜 ・ビュルネイ島の場所地図 ・バレンツ海 (Barentsoya Sea) バレンツ海は北極海の一部で、北西はスバールバル諸島、北東はゼムリャフランツァヨシファ、東はノヴァヤゼムリャに囲まれた海。西はノルウェー海に繋がる。 ムルマンスクやヴァルデのある南半分は北大西洋海流のため凍ることはない。 参考HP:〜 ・バレンツ海の地図 ・大西洋中央海嶺 大西洋中央海嶺はスバールバル諸島の西の北極海からアイスランド島を経て大西洋のほぼ中央を南北に走り、さらにアフリカ大陸と南極大陸の間を東西に走り、インド洋のレユニオン島の南東まで続く世界最大規模の海嶺で、総延長はおよそ1万8,000km。 ヴァイキング船:”ゴクスタ号” Viking ship:Gokstad ship、890年頃、
・ヴァイキングの航海地図 (緑色はヴァイキングの居住地(植民地)、青線は航路、数字は到達年) こちらで世界遺産の ・日光東照宮(日本) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・ピラミッド (エジプト) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 09/3/6、10/6/24追記、13/11/13, 令和 R3:2021/9/27 |