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★アイスランド | レイフ・エリクソン 1000 北アメリカ(ニューファウンドランド)に到達 |
大航海物語★ |
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エリクソン | ヴ ァイキング船 |
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ロングボ|ト | エリクソン |
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US postage アメリカから寄贈されたレイフ・エリクソン像 アイスランドのレイキャビックに有 アメリカ 1968 発行 |
Canada カナダと付近の地図 カナダ 1981 発行 |
←グリーンランド ←パフィン島 ←ハドソン海峡 ←ラプラドル半島 ←ニューファウンドランド島 |
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St.Vincent |
ヴァイキング船 |
セント・ヴィンセント 1992 発行
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アイスランド島 1874 UPU75年記念 1949 アイスランド 1949/10/9 発行 |
北米→ | グリーンランド、アイスランド、フェロー アイスランド 1962/11/20 発行 |
←ノールウェイ ←イギリス |
アイスランドのヴァイキングのレイフ・エリクソンは1000年頃に北アメリカの”ヴィンランド”、現在のニューファウンドランドに到達し、上陸しました。 |
レイフ・エリクソン (生年没年不詳) Leif Ericson レイフ・エリクソンはアイスランド語ではレイヴル・エイリークスソン(Leifur Eiriksson)といい、10世紀末から11世紀初め頃に活動し、ヨーロッパ大陸から海を渡ってアメリカ大陸に史上初めて到達したという物語が、アイスランドの叙事詩”サーガ”(Island Ssaga)に語られています。レイフ・エリクソンはアイスランド生まれのヴァイキング(ノルマン人航海者)です。「幸運なるレイフ」というニックネーム(あだ名)でも知られています。
なお、1477年には、クリストファー・コロンブスが大西洋のかなたの情報を求め、アイスランドへ渡航して、アイスランド・サーガを閲覧したとも伝えられている説もあります。 参考〜 ・「エリオクソンの探検」の内容についての解釈: ヴァイキングの到達した国々は「サーガ」という文学に伝えられただけだったので、現在では正確な場所がどこかよくわからなくなってしまった。しかし、最初にたどりついた「ヘルランド」はグリーンランドの西、つまり、カナダのバフィン島であったとみられる。そこからは南に向かったのであるから、「マルクランド」はラブラドル半島にあたると思われる。問題は「ヴィンランド」である。ヴィン、すなわちブドウのある土地であったという話からすると、ブドウの植生北限はずっと南にあるはずなので、北アメリカのかなり南のほうであったということになり、ニューヨーク州からメイン州あたりまでのニューイングランドのどこかであったろうという。しかし、現在ではヴァイキングの定住地跡がニューファンドランド島から見つかっており、この島を「ヴィンランド」とする意見がほぼ定説となっている。またヴァイキングが活発になった理由として8世紀頃から13世紀頃まで気候が温暖になっていたと言う説もあり(事実、当時のグリーンランド南部は、森に覆われていたという)、これならばヴィンランドの位置は概ね解決するものの、あくまで憶測の域は出ていない。 ・現在の歴史的調査と評価。 ニューファンドランド島北西部のランス・オー・メドー村で発見されたその定住地は、もともとカナダ・インディアンのものと考えられていたが、1960年代以降、ここでヴァイキングの女性が使う糸車や鍛冶屋の跡、イングランド製のボタンなどが発見され、当時のカナダ・インディアンには製鉄技術がなかったことから、バイキングの遺跡であることが明らかになった。この遺跡はランス・オー・メドー国立歴史公園として世界遺産に登録されている。 ・発見の意義 ヴィンランドの位置がいずれであったにせよ、レイフ・エリクソンとアイスランド・グリーンランドのヴァイキングたちが、クリストファー・コロンブスの「発見」に先立つこと500年前に既にアメリカに上陸していたヨーロッパ人であったことは確実である。しかしながら、当時は地理上の発見を行ったものが主権を宣言する慣行もなく、また定住化も失敗に終わってアイスランド人による領有がなされなかったから、歴史的な重要性から言えばレイフの業績もアメリカ大陸の発見者としてコロンブスが世界の歴史に及ぼした影響に比べればきわめて限定的なものであり、「アメリカ大陸の発見者」とされることも少ない。 ・ヴィンランド・サガ 2005年10月まで「週刊少年マガジン」で連載されていた幸村誠の「ヴィンランド・サガ」という漫画にも、このレイフ・エリクソンという人物が本名のまま登場し、物語を盛り上げる主要キャラクターとして活躍している。この時のレイフは髭を生やした中年を少し過ぎたあたりの風貌で、人生経験に長けた気の良い叔父さんというキャラクターで描かれている(史実のレイフはこの時期まだ二十代であるが)。ちなみに漫画は2006年現在も月刊誌の「月刊アフタヌーン」に移籍して連載中。 参考HP:〜ニューファンドランド島地図 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 2007/2/10 |