Botswana No.41 国連 1986 発行 |
切手で綴る世界遺産(ボツワナ)
ツォディロ(サン)の岩絵 Rock paintings of Tsodilo Hills 砂漠のルーヴル 2001、世界遺産登録 |
サイ |
ダチョウ |
ハイエナ |
サソリ |
ボツアナ 1975 発行 |
ボツワナ北西部ツォディロ丘の”フィーメール(女)丘”西面 | ||
チャイルド丘→ フィーメール丘→ メール丘→ |
←ツォディロ丘 | |
ボ ツ ワ ナ サ ン 人 |
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(West face of "Femole" Hill of Tsodillo, north-western Botswna) ボツアナ 1975 発行 |
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ツォディロ丘とは付近に連なる丘陵の総称で、その最高峰である男山(メール:Male Hill)と、女山(フィーメール:Female Hill)、子供山(チャイルド:Child Hill)、北山(North Hill)の四つの岩山から構成されています。来訪者は岩絵をめぐるトレッキング・コースにくわえ、最高点である男山(標高差400m)の頂上を目指します。頂上につくと、ぐるり360゜見渡せる、その果てしない平原の中、唯一の高い場所がツォディロ山なのです。よく注意して見ると地球の丸みさえもが肉眼で確認できるといわれています。 「砂漠のルーブル」ともいわれ、15ku四方に「4,500以上の絵」があって、「2万5千年以上にわたる人類の歴史」が描かれています。種々の動物はもちろん、はるか遠くのナミビアの海岸から1,000kmちかく離れている、この高地の砂漠に海洋生物の「クジラの潮吹き」や「ペンギン」が描かれ、また、意味不明の幾何学紋様もあれば、「ダンシングペニス」なるへんてこな絵もあります。 |
サン(ツォディロ)の岩絵 Rock paintings of Tsodilo Hills 別名:砂漠のルーヴル Louvre in Desert 所在地:ボツワナ北西部、カラハリ砂漠の10キロ四方に広がる鮮やかな4,500以上の岩絵群 世界遺産:ユネスコの文化遺産(2001) (UNESCO World Heritage Site, Type:Cultural) 正式名称:日:ツォディロ 英:Tsodilo 仏:Tsodilo ツォディロは、ボツワナの北西部にある地域で、マウン(Maun)から約300km離れています。カラハリ砂漠の15ku四方に広がる鮮やかな4,500以上の岩絵群は、「砂漠のルーブル」の異名をとっています。主に岩絵を描いたのはサン人で、彼らの世界観や美術様式を理解する上で、重要な所になっています。2001年にボツワナ初の世界遺産に登録され、2008年現在でボツワナ唯一の世界遺産です。ボツワナの国土はカラハリ砂漠にほとんど含まれ、全体的には平均標高1,000mの高原盆地で、最高点は北西部のツォディロ丘のツォディロ男山(標高1,375m)です。なお、ボツワナの最高標高地点はオツ山(Otse Hill、1,489m)です。 なお、南方の遥か彼方の砂漠に、雨季には緑豊かな”オカバンゴ大湿原”が有ります。 参考HP〜 世界遺産ツォディロの岩絵の場所地図 ボツワナの細部地図 コイサン語族とバンツー語族の分布地図〜現在のコイサン語族(緑色)とニジェールコンゴ語族(橙色、バンツー語族)の分布 コイサン語族は主にボツワナに広がる。一方、バンツー語族はアフリカ中部、南部のほとんどを占める。アダマワ高地はアフリカ西岸のくびれ、赤色と橙色の境界のすぐ北にある。 こちらで ・サン人 世界遺産の ・アルタミラ洞窟の岩絵 (スペイン) ・ラスコー洞窟の岩絵 (フランス) ・ドラケンスバーグの岩絵 (南アフリカ共和国) ・トゥウェイフルフォンテーンの岩絵 (ナミビア) ・カカドゥの岩絵 (オーストラリア) ・オカバンゴデルタ(ボツワナ) ・ヌビア遺跡 (エジプト) ・ペトラ遺跡 (ヨルダン) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・法隆寺 (日本) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 09/9/15、18/1/15、2019/7/28 |