France

国連 1980 発行
 切手で綴る フランス王族(14
アンヌ・ドートリッシュ王妃
Anne d'Autriche

ブルボン朝 (Bourbon dynasty, 1589-1792)
フランス編

ブルボン紋章

REPUBLIQUE DU TCHAD
アンヌ・ドートリッシュ王妃

フランス王室の肖像画
(Portraits of French Royalty)
※14(7 Paintings

チャド 1971 発行

Mルイ13世王妃(1615-1666)アンヌ・ドートリッシュ王妃
 (Anne d'Autriche, 1601-1666)
アンヌ・ドートリッシュ王妃は、フランス王ルイ13世の王妃で、ルイ14世の母。父はスペイン王フェリペ3世、母は同族でオーストリア大公カール2世の娘(神聖ローマ皇帝フェルディナント2世の妹)マルガレーテ。フェリペ4世、枢機卿フェルナンドは弟、神聖ローマ皇帝フェルディナント3世の皇后マリア・アナは妹。1615年にルイ13世と結婚するも、ルイ13世とは不仲で、実家スペイン・ハプスブルク家(Habsburg Spain, 1516-1700)
Oルイ13世

アジマン 1972 発行
との関係を巡って宰相リシュリュー枢機卿と対立した。長らく子に恵まれずも、1638年に王太子ルイ・ディユドネ(ルイ14世)が誕生。1643年にルイ13世が崩御した後、4才で即位したルイ14世の摂政とな
り、ジュール・マザラン枢機卿(Cardinal Jules Mazarin, 1602-1661/3/9)と共に政治を司りました。マザラン枢機卿とは極秘結婚したと言われるほどに親密でした。三十年戦争(Thirty Years' War,1618-1648)フロンドの乱(The Fronde 1648-1653、貴族勢力打倒・絶対王政確立)を戦い抜き、ルイ14世の王権樹立に多大なる貢献を果たし、1659年にフランス・スペイン戦争(Franco-Spanish War, 1635-1659)を終結しピレネー条約(Treaty of Pyrenees, 1659)を結び、ルイ14世を自らの姪(フェリペ4世の王女)マリー・テレーズ・ドートリッシュ(Marie Therese d'Autriche, 1638-1683)と結婚させました。1661年にマザラン枢機卿没後にルイ14世が親政を開始すると、ヴァル・ド・グラース寺院(Val de Grace Church, Paris)に隠棲、5年後の1666年に亡くなりました。 マザラン枢機卿

フランス 1959 発行

ルイ13世との間に男子2人が誕生:〜
・ルイ・ディユドネ(Louis-Dieudonne)〜フランス 太陽王ルイ14世(1638-1715)76才没
・フィリップ(Philippe)〜オルレアン公フィリップ1世(Philippe d'Orleans, 1640-1701)60才没
なお、ルイ14世とその王妃マリー・ドートリッシュ妃は父方・母方双方で従兄妹。
※1642年にリシュリュー枢機卿、1643年にルイ13世が相次いで没してマザラン枢機卿が、摂政となったドートリッシュ大后の相談役兼ルイ14世の教育係。

参考HP:〜
フランスの地図

こちらで
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をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。   令和 R.4/5/24(2022)

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