序 章
第1章
★ステラー物語第2章
第3章
付 録

付 録
ステラーカイギュウの絶滅、1768頃
ステラー博士ゆかりの生物
大航海物語
   ロシア
CCCP
1741年ベーリング島での海鳥の群れ

(図案はウミガラス:Guillemot)
ソ連 極東地域領土 1966/12/25 発行


Vanuatu
絶滅したステラーカイギュウ(海牛)

図案は現在のジュゴン
ヴァヌアツ 2002/9/25 発行
CCCP
ラッコ(Sea Otar)

ソ連 1990 発行
ステラーシーライオン(トド)

ソ連 1990 発行
ステラーイーダー(鴨)

ソ連 1972/1/12 発行

ステラーシーイーグル(大鷲)

ソ連 1982 発行
絶滅したベーリングシマウ(鵜)

ソ連 1972/1/12 発行

日本郵便
日本のオオワシ

日本 1999/7/23 発行
BULGARIA
ブルガリアのオオワシ

ブルガリア 1968 発行
ALGERIA
アルジェリアの薬草・ヨモギ

アルジェリア 1982/5/27 発行

日本郵便
日本のカケス

日本 1992−現在 発行
CANADA
カナダのアオカケス

カナダ 2000/3/1 発行
POLSKA
現在の鵜(ウ)

ポーランド 1960 発行

ステラー博士没後に遺稿のなかから「ベーリング海の海獣調査」「カムチャッカ誌」「ベーリング島誌」などが、 ステラー博士報告として1751年頃にカラシニコフ(Stepan Krasheninnikov)がペテルブルグで出版しました。その書籍によりステラーカイギュウと名づけられたその海獣の存在が知られることとなり、数多くのロシアの毛皮商人や狩猟者がコマンドルスキー諸島へと渡って行って乱獲が始まり、やがて獲り尽くして、ステラーカイギュウ、メガネウは2種ともに30年も経たない内(1768頃)に絶滅しました。また、発見当初から個体数が少なかったのは、当時の毛皮獣であるラッコの乱獲でウニが大繁殖した結果、コンブをはじめとする近海の海藻類が枯渇していたためではないかとの説もあります。

なお、現在の海牛(カイギュウ)はマナティー(Manatee)の別名で、広義にはマナティーを含むジュゴン目(海牛目)の哺乳類の総称となっています。
ステラーカイギュウ
  Steller Sea Cow

  学名::Hydrodamalis gigas
  ジュゴン目(海牛目)ジュゴン科に属する絶滅した海牛
  長さ:7.5m、胴回:6.2m、約2,000頭生息(ステラー博士報告)
メガネウ
  英:Spectacled Cormorant(Pallas's Cormorant)
  学名:Phalacrocorax perspicillatus
  別名:ベーリングシマウ、絶滅種。
海牛(現在のジュゴン

その他のステラー博士ゆかりの生物:〜
1741年にステラー博士が、ステラーカイギュウやメガネウの他にも次の物を記述していたので、テラー博士に因んでステラー(Steller)の名が冠されました
オオワシ(大鷲)、タカ目タカ科オジロワシ属
  英:Steller's Sea Eagle、ステラーシーイーグル
  学名:Haliaeetus pelagicus
・ステラーカケス、スズメ目カラス科アオカケス
  英:Steller's Jay、ステラージャイ
  学名:Cyanocitta stelleri
トド、アシカ科アシカ亜科トド属
  英:Steller's sea lion、ステラーシーライオン
  学名:Eumetopias jubatus
コケワタガモ(小毛綿鴨)、カモ目カモ科コケワタガモ属
  英:Steller's Eider、ステラーイーダー
  学名:Polysticta stelleri
・シロヨモギ
  英:Artemisia stelleriana Besser、ステラーヨモギ
ステラーイーダー(コケワタガモ)
  学名:アルテミシア(Artemisia)はキク科のヨモギ属の一種
  で、種名がシロヨモギ(Artemisia stelleriana Besser、和名)
  日本の新潟県の海岸にも自生していることを、福島県喜
  多方市高郷町「カイギュウランドたかさと」の学芸員の方が
  2012/7月に確認しました
・ヒザラガイ
  英:Gumboot chiton
  学名:Cryptochiton stelleri、ステラーヒザラガイ
  多板綱(たばんこう)の軟体動物で、一般的にはヒザラガイ
  類として知られていて、扁平な体で、背面に一列に並んだ
  8枚の殻を持っています
ラッコ
  英:Sea Otar(シー・オター
  ステラー博士報告(フィールドノートに記されていた)で知ら
  れるようになりました
など。
ステラーヨモギ
(アルジェリアのヨモギ)

(Artemisia herbaalba)

こちらで
ステラーカイギュウ(海牛〜現:ジュゴン)
ベ−リングシマウ(メガネウ)
ステラーイーダー(コケワタガモ)
ステラーシーライオン(トド)
ステラーイーグル(オオワシ)を、お楽しみください。

参考HP:〜
ステラーシーライオンの分布地図
オオワシの分布地図(オオワシ生息地=橙:繁殖地、緑:周年生息地、青:越冬地)
ステラーイーダーの渡り分布地図

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました  08/1/2追加、10/7/7、11/5/11、12/7/12、12/8/20
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ステラーカイギュウ
福島県のカイギュウランドたかさと
スタンプ・メイツ
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