大航海物語 | 絶滅種 ベーリングシマウ 1741、ステラー博士が発見 |
参考資料 |
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地図の左の島が1741年ベーリング船長終焉の地となった島
ソ連 極東地域領土 1966/12/25 発行 |
ベーリング船長とステラー博士の探検航海地図
ソ連 1991/7/27 発行 |
・メガネウ 和名:眼鏡鵜(メガネウ)、切手図は正確にはヨーロッパヒメウ 英名:Spectacled Cormorant(Pallas's Cormorant) 学名:Phalacrocorax perspicillatus 別名:ベーリングシマウ 発見:ゲオルク・ステラー博士、1741 ペリカン目ウ科に属する絶滅した鵜。 眼鏡鵜(メガネウ)はペリカン目ウ科に属する鳥類で、カムチャツカ半島東方のベーリング島の大小の岩がゴツゴツした浜辺に生息していました。ヨーロッパの博物館に標本が残っており、大きさは体長1m位。うまく飛ぶことができず動作も鈍く、無人島だったので人を怖がらず安々と捕えられたと伝えられています。メガネウの名は目の周辺に羽毛のない白い皮膚の部分があることに由来しており、羽毛は暗緑色で、首と肩は青みがかっていました。動作の遅い大型の鳥で体重は6kg前後。1741年にゲオルク・ステラー博士(ベーリング船長の探検隊船医で、ステラーカイギュウの発見者)が発見しました。ベーリング隊の生存者やステラー博士の探検報告本の出版で紹介されて、探検家やラッコ猟の猟師が食用としてステラーカイギュウと一緒につぎつぎに乱獲したので、絶滅したとされています。 参考:〜 ・切手に表示されているロシア語は「ウ類」のことで、「ウ科に属する水鳥」の総称で、正確には「ヨーロッパヒメウ」(Phalacrocorax aristotelis:鳥類ペリカン目に属する科であるウ(鵜)の総称:動物界脊索動物門鳥綱ペリカン目 Pelecaniformes 科 : ウ科 Phalacrocoracidae に分類される鳥類)だと、福島県喜多方市高郷町「カイギュウランドたかさと」の学芸員の方から、ご当地でボランティア中にご指摘をうけました(12/7/15)。 参考HP:〜 ・コマンドルスキー諸島の場所地図(ベーリング島&メードヌイ島) ・ロシアとアメリカの国境線の地図(ベーリング海から北極) ・ベーリング海とベーリング海峡の場所地図 こちらで ・ステラーカイギュウ(海牛〜現:ジュゴン) ・ステラーイーダー(コケワタガモ) ・ステラーシーライオン(トド) ・ステラーイーグル(オオワシ)をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 12/6/25 |