大航海物語
ステラーイーダー
Steller's Eider


参考資料
CCCP
ステラーイーダー

ソ連 1972/1/12 発行


コケワタガモ
  和名:小毛綿鴨(コケワタガモ)、切手図は正確には「メガネケワタガモ
  英名:Steller's Eider
  学名:Polysticta stelleri
  別名:ステラーイーダー
  発見:ゲオルク・ステラー博士、1741
  カモ目(ガンカモ目)カモ科(ガンカモ科)コケワタガモ属。渡り鳥。
コケワタガモ(小毛綿鴨、Polysticta stelleri)は、動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科コケワタガモ属に分類される鳥類で、アメリカ合衆国のアラスカ州、日本の北海道東部、ロシア東部に分布している渡り鳥。夏場にアラスカ北部やシベリア北東部で繁殖し、冬季になるとカムチャッカ半島、アリューシャン列島や千島列島などで越冬。日本では北海道東部に越冬のため少数飛来(冬鳥)。全長43〜47cm、翼開張70〜76cmで、カラスより小さい鳥です。次列風切(翼鏡)は青紫色や濃青色で、先端は白く静止時には筋模様に見え、嘴や後肢の色彩は黒や灰黒色、青灰色。オスは雨覆の色彩が白く、オスの繁殖羽は頭部の羽衣が白で、眼先や後頭に淡緑色の斑紋が入り、眼の周囲や喉から頸部、体上面の羽衣、尾羽や尾羽基部を被う羽毛(上尾筒、下尾筒)の色彩は黒や青黒色。体下面の羽衣は赤褐色や橙褐色で、胸部側面に黒い斑紋が入り、メスやオスの非繁殖羽(エクリプス)は全身の羽衣が黒褐色で、眼の周囲が淡褐色。繁殖期は河川や湖沼、ツンドラにある沼地などに生息し、非繁殖期は岩礁海岸に生息。食性は雑食で、軟体動物、昆虫などを食べます。繁殖形態は卵生。水辺の地表にメスが巣を作り、メスのみが抱卵。

乱獲で生息数が激減。1970年代前期における生息数は500,000羽と推定されています。
我が日本の根室「バードランド」で目撃されていて、その写真が
 ・こちらのHPに
掲載されています。

参考:〜
・切手に表示されているロシア語は「ケワタガモ類」のことで、「ケワタガモ属」と「コケワタガモ属」の総称で、正確には「メガネケワタガモ」(Somateria fischeri:動物界脊索動物門鳥綱カモ目カモ科ケワタガモ属に分類される鳥類)だと、福島県喜多方市高郷町「カイギュウランドたかさと」の学芸員の方から、ご当地でボランティア中にご指摘をうけました(12/7/15)

参考HP:〜
ステラーイーダーの渡り分布地図
コマンドルスキー諸島の場所地図(ベーリング島&メードヌイ島)
ロシアとアメリカの国境線の地図(ベーリング海から北極)
ベーリング海とベーリング海峡の場所地図

こちらで
ステラーカイギュウ(海牛〜現:ジュゴン)
ベ−リングシマウ(メガネウ)
ステラーシーライオン(トド)
ステラーイーグル(オオワシ)をお楽しみください。

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。      12/6/26
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