切手で綴る 太平洋戦争 物語 第2部 第9章 45 <ワスプ撃沈> 1942/9/16 帝国潜水艦 伊19 |
炎上する 米空母 ワスプ号 USS Waspu Sank off アメリカ海軍正規航空母艦”ワスプ”32,000屯を 帝国海軍 伊19 潜水艦が魚雷攻撃で撃沈 パラオ 1991/12 発行 |
海中の潜水艦が魚雷攻撃 命中・炎上 マーシャル諸島 1991 発行 |
米空母ワスプ号 セントヴィンセントグレナディーン諸島 1995 発行 |
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潜水艦の海中からの攻撃、魚雷を発射 | ||
潜望鏡 |
魚雷 |
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この切手は小型シートの図柄で、潜行雷撃中の米潜水艦ボウフィン号(帝国の船舶44隻を撃沈) ニックネーム:パールハーバーアヴェンジャー(Pearl Harbor Avenger;真珠湾復讐号) 1944/8/22、学童疎開船「対馬丸」を撃沈、約1500人死亡 パラオ 1993 発行 |
米軍がガダルカナル島へ上陸後、帝国軍の反撃作戦で起こった第1次ソロモン海戦(1942/8/7)に続く、第2次ソロモン海戦(1942/9/24)で帝国空母の龍驤が沈没、米空母サラトガ号大破・エンタープライズ号大破が起こり、米軍の航空母艦はホーネット号とワスプ号のみとなりました。ところが、1942/9/16に伊19潜水艦が、輸送船団を護衛してソロモン諸島サンクリストバル島南東をガダルカナルへと航行中の空母ワスプ号を魚雷攻撃で撃沈しました。 1942/10/28に南太平洋の海戦で ホーネット号が沈没、エンタープライズ号は大破。ガダルカナル攻防戦で第3次ソロモン海戦(11/12-15)が起こるも、帝国軍のガダルカナル奪回はなりませんでした。両軍共に損害を出しましたが、米国の工業力は大きく、その補給は損害を上まっていました。帝国は損害に対して、補給が追いつかず、消耗が激しいという状態でした。 ・帝国海軍巡潜丙型 伊19 潜水艦(伊号第十九潜水艦) 第三次海軍軍備充実計画(3計画、昭和12(1937)年)で建造が計画され、1937年9月15日に起工、1940年3月30日に竣工。太平洋戦争勃発時には第6艦隊に所属し真珠湾攻撃に参加、ハワイ沖まで甲標的を輸送。マダガスカル島(?)やガダルカナルでも特殊潜航艇による攻撃を行うなど、特殊潜航艇の母艦として活躍。通商破壊により4隻の商船を撃沈、1隻を大破させる戦果を挙げるも、大戦末期の1944年5月19日にアメリカ海軍バックレー級護衛駆逐艦イングランド号(USS Buckley-class destroyer escort 1,740 t, 220人)の攻撃を受け戦没。同年10月10日、戦没認定され除籍されました。 ・伊号第十九乙型潜水艦の装備:〜
・アメリカ航空母艦ワスプ号の装備:〜進水:1939/4/4 (USS Wasp (aircraft carrier CV-7)、アメリカ海軍の正規航空母艦)、就役:1940/4/25
こちらで ・第3部 米国の反抗前夜 をお楽しみください。 参考HP〜 ・ワスプ号の写真(側面) ・ワスプ号の写真(上空より、搭載機無) ・太平洋の担当地区分割地図(Southwest, North, Central, South Pacific Area) ・上記は こちら の文献などを参照させてもらいました。 15/9/28 |
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