ベーリング海峡 Bering Strait |
Norfolk ”クック船長の1778年航海地図” ベーリング海峡の地図
ノーフォーク 1978/8/29 発行 |
CCCP ”ベーリング船長の航海地図” ベーリング海峡の1728年航海地図 カムチャッカとベーリング海の1741年航海地図
ソ連 1957/2/6 発行 |
ベーリング海峡 Bering Strait ベーリング海峡は、アジア大陸東端のチュクチ半島(Chukchi Peninsula)デジニョフ岬(Cape Dezhnev)と北アメリカ西端セワード半島(Seward Peninsula)のプリンス・オブ・ウェールス岬(Cape Prince of Wales)の間にある海峡で、北極海と太平洋(ベーリング海)とをつないでいます。両大陸の一番狭い所の距離は85kmで、最深部は42mです。10月から8月までは流氷群に覆われます。海峡中央部にダイオミード(Diomede)諸島(ラトマノフ島ともいう)があり、西の大ダイオミード島(面積10ku)はロシア領、東の小ダイオミード島(7.3ku)はアメリカ領です。1648年デジニョフ(I.Dezhnov)とアレクセ−エフ(F.Alekseev)が、この海峡を通過し、ベーリング船長の探検隊は1728年に海峡であることを確認しました。海峡の中央に 日付変更線が設定されていて、距離的には直ぐ近くなのに、その東西では日付が異なります。氷河時代にはベーリング陸橋と呼ばれる陸地で、アラスカとシベリアが陸続きになっていたと言われています。動植物の分布がそれを証明しています。 1648年、デジニョフがベーリング海峡を探検航海。 1728年、ベーリング船長がベーリング海峡を探検航海。 1778年、クック船長がベーリング海峡を探検航海。 1779年、ジェームス・キング艦長がクック船長の没後に海峡を探検航海。 1815年、ロシア最初の世界1周航海でクルーゼンシュテルン提督がベーリング海峡を 探検調査しました。ベーリング海峡の中間にある諸島でアメリカ合衆国アラスカ領の リトルダイオミード島(Little Diomede Island)は、ロシア語ではクルーゼンシュテルン島 (Krusenstern Island)といって、提督の名に因んで名づけられています。 1816年、ロシアのコツェブー船長が極東アジア探検航海の途上、海峡を通過・調査しました。 1827年、ロシアのリュトケ提督が極東アジア探検航海の途上、海峡を通過・調査しました。 参考:〜
参考HP:〜 ・ベーリング海とベーリング海峡の場所地図 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 10/7/7追記 |