New Zealand 国連 1984 発行 |
切手で綴る 絶海の孤島(Lonly Island) No.13 ニウエ島 Niue Island Non-Self-Governing Territory of Niue Island、New Zeeland |
大航海物語 地図編★ |
NIUE | “国旗” と ”地図” | |||
ニウエ島 |
南 緯 30°0 |
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東経 | 166°55´ | |||
ニウエ 1950/7/3 発行 | 南太平洋14ヵ国フォーラム15周年記念 ツバル 1986/8/4 発行 |
ニウエ島 Niue Island 総面積は259ku。総人口:1,679人(2006)、1,492人(2007)、通貨:NZD、首都:アロフィ、1番切手:1902年ニュージランド切手に”NIUE”加刷発行、愛知県豊橋市(261ku、370,165人2021)とほぼ同じ面積、国連:未加入、世界で2番目に人口が少ない国家。 ニウエ島に最も近いのはほぼ真西に420km離れたヴァヴァウ諸島(トンガ)で、ニュージーランドは南南西へ2,300km離れている。ニウエは ニュージーランドとの自由連合関係を維持して、ニュージーランドから国家として認められているものの、ニュージーランドからの独立はせず、同国と対等な立場で一部権限を委託しているという関係にある。日本はニウエをクック諸島とともに国家として承認せず、ニュージーランドの一部として扱っていた。国際連合はクック諸島とともに非加盟国としている。 紀元前10世紀頃にサモアやトンガにラピタ人が到達するのと相前後して植民されたか、あるいは1世紀から5世紀頃にフランス領ポリネシアのマルケサス諸島やソシエテ諸島にポリネシア人が拡散する過程で植民されたかのどちらかで、言語学上の研究から推測して、13世紀から16世紀にかけてトンガ海上帝国(Tongan Maritime Empire)が栄えた時期にこの勢力圏下に入っていたと思われている。 1774、キャプテン・クックが発見 1830、イギリスのジョン・ウィリアムズ牧師がキリスト教を伝道に来島 1846、サモア人キリスト教宣教師団が進出 1900、ニウエ王の要請でイギリスの保護領 1901、クック諸島の一部としてニュージーランドの属領 1902、ニュージランド切手に”NIUE”加刷で1番切手を発行 1974、内政自治権を獲得し、ニュージーランドの連合国 1993、ユネスコに加盟 2007/12/12、中華人民共和国と国交を樹立 2012、インドと外交関係を樹立 2015、日本がニウエを国家承認 立憲君主制で元首はイギリス女王のエリザベス2世。 総督はニュージーランド総督が兼任。 主産業は農業(パッション・フルーツやライム、バナナ、コプラなど)で、切手の販売や観光業も重要だが、ニウエでは仕事がほとんどなく、約1万人近くのニウエ人が不満を抱えつつニュージーランドに移住して暮らしている。世界最大級のサンゴ礁の島で美しいビーチがある。 参考HP:〜 ・ニウエの地図 こちらで世界遺産の ・富士山 (日本) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・ピラミッド (エジプト) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 08/11/12, 2021/9/14 |