アレキパ インカの古代都市 1540、スペイン人が再建設 |
スペイン人のアレキパ市建設 1540 アレキパ市建設450年記念 1990 La Fundacion de la Ciudad de Arequipa ペルー 1990/8/15 発行 |
南アメリカの地図 | |
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ペルーの 200海里 | ||
排他的経済水域を表す地図 | ||
ペルー 1983/3/25 発行 |
インカの土器とインカ道地図 | |||
リ マ→ |
チャンチャン→ パチャカマック→ イカ→ ナスカ→ |
←カハマルカ ←チャヴィン ←クスコ ←プカラ |
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アレキパ→ |
←プーノ |
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ペルー 2011 発行 (200%) |
アレキパ Arequipa ス語:シウダード・デ・アレキパ(Ciudad de Arequipa) アレキパ市はペルー共和国南部にあるペルー第2の都市で、リマから1,030km、標高約2,300mに有。アレキパ県々都(Arequipa City, Arequipa District, Arequipa Province, Arequipa Region, Peru)で、人口:978,009人(2012)、15の地区(administrative districts)有。 1540/8/15にスペインのエストラマドーレ生れのガルシア・ド・カルバハール(Garci Manuel de Carbajal、生年没年不詳)がアレキパを建設し、フランシスコ・ピサロの故郷に因んでラ・ヴィラ・ヘルモサ・デ・アレキパ(La Villa Hermosa de Arequipa)と名付けましたが、1541/9/22にスペイン王カルロス1世がアレキパ市(City of Arequipa)と呼んだので、改名されました。ペドロ・ピサロがサクサワナの戦い((1548/4/9)後にアレキパへ逃れて、そこの豊かな領地で余生を送り、1602頃に亡くなりました。 アレキパの起源はインカ帝国の第4代皇帝マイタ・カパックの命によって建設されました。アレキパの名前の由来は皇帝がケチュア語で人々にアリ・ケパイ(Ari Quepay:ここに住みなさい)と言ったことからきたといわれています。アレキパの中央地区にある建物は近郊で採れる白い火山岩で造られているため白亜となっていて、シウダッド・ブランカ(Ciudad Blanca:白い町)と呼ばれています。地震が多く、近年の地震でも大きな被害が出ました。アレキパの人々はアレキパ人としてのプライドが高くペルーからの独立を望む人々が多くいるといわれてます。 13世紀頃、インカ帝国のマイタ・カパックが建設 1540、ガルシア・ド・カルバハールがアレキパを建設 1541/9/22にスペイン王カルロス1世がアレキパ市と改名される 1602頃、フランシスコ・ピサロの従兄弟のペドロ・ピサロがアレキパで87才頃に亡くなる アレキパへは飛行機で、リマから約1時間強。クスコからは約30分。フリアカ、タクナからの便もあり、また国際便もあってマイアミやパナマからのフライトがあります。バスではリマから約17時間で、ナスカ、プーノ、クスコからのバスもあります。ペルー全体で言えることですが、道が悪いので、長時間の移動手段には向いていません。鉄道ではクスコやプーノからフリアカ経由でアレキパへ行くことが出来ます。冬期は、非常に寒いので防寒対策が必要になります。 アレキパの観光名所 ・カテドラル、(大聖堂) Catedral アレキパ近郊で産出する火山岩で作られた白い美しい教会です。1612年に建てられました。大きなパイプオルガンがあります。アルマス広場に面しています。 ・サンタ・カタリナ修道院 Monasterio de Santa Catalina アルマス広場からサンタ・カタニナ通りを北側へ1ブロック半の場所にあります。1579年に建てられ、1970年までの400年間に渡り修道生活が営まれていました。白い壁に囲まれ、内部は回廊が迷路のように巡らされています。当時の家具・数世紀渡って収集された美術品が展示されています。 ・ラ・レコレータ博物館 Museo La Recoleta 中央地区セントロからチリ川を渡ったラ・レコレータ修道院の内部にあります。先コロンブス期の美術品、宗教美術画、先住民族の手工芸品、プレ・インカ時代の発掘品、動物の剥製などが展示されています。 ・カニョン・デル・コルカ Canon del Colca グランドキャニオンより深い渓谷です。展望台からは、深い渓谷とそびえる山脈が見渡せて壮観です。渓谷の底にはコルカ川が流れ、川べりまでは石段が続いています、約1時間で周遊できます。コンドルが空を舞う様子を見ることも出来ます。カニョン・デル・コルカへは、アレキパから日帰り(かなり強行スケジュール)や一泊二日のツアーがあります。個人で行く場合は、乗合バスを利用することになります。カバナコンテ村行きのバスに乗り約10時間です。 参考:〜 ・ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録 UNESCO as "World Cultural Heritage" 2000年、アレキパ市の歴史地区 "Historical Centre of the City of Arequipa" アレキパは近郊で採れる白い火山岩を用いた美しい建物が多く、「白い街」とも呼ばれ、アルマス広場を中心とする一帯は歴史地区として世界遺産に登録されており、スペイン風大聖堂のカテドラルやサンタ・カタリナ修道院など有。またカルメン・アルト展望台は、ミスティ・チャチャニ・ピチュピチュのアレキパ三山を一望できる名所。乾季にはコンドル見学ツアーが有。またヤンケやチバイには温泉が有。鉱物、セメント、ビール、製糸などの産業に加えて豊富なフルーツも産出する豊かな土地。別名、白い町(Ciudad Blanca)と呼ばれ、町の中心には白い火山岩で造られた美しい建物が並ぶ街。 アレキパは内陸部にあり、山のふもとにあるため、空気が澄んだ冬には雪帽子をかぶったミスティ山やチャチャニ山といった6,000m級の山々がはっきりと望めます。町の中心となるアルマス広場は、コロニアルなアーチに囲まれ、北側には白い巨大なカテドラルが立っています。その清楚なカテドラルと、広場を見下ろす山々のコントラストはなんともいえず美しい風景になっています。 市内最大の見どころは、1579年に建てられたサンタ・カタリナ修道院。外部は白い壁で囲まれ、1970年まで外界との接触を断った修道生活が営まれていました。ひんやりとした内部は迷路のように回廊が巡らされ、当時の家具や幾世紀もわたって収集された美術品が展示されています。 参考HP:〜 ・アレキパの場所地図(日本語) ・アレキパの場所地図(Arequipa日本語) ・アレキパ県の場所地図(Arequipa日本語) ・世界遺産アレキパの場所地図(日本語) ・ペルーの詳細地図(Arequip、Lima、Cuzco有) ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 13/2/26 |