Grenada 国連 1985 発行 |
切手で綴る 鳥シリーズ No.105 (Birds)
グレナダの鳥など Birds of Grenada |
大航海物語 資料編★ |
・マミジロミツドリ(シュガーバード) | ・ユリカモメ | ||
グレナダ 1980 発行 |
スズメ目マミジロミツドリ科の仲間 Bananaquit ・Coereba flaveola |
グレナダ 1981 発行 |
チドリ目カモメ科の仲間 Black Headed Gull ・Larus ridibundus |
和名:マミジロミツドリ(マミジロ蜜鳥) 英名:Bananaquit 学名:Coereba flaveola 大きさは ・体長:約11cm。 マミジロミツドリは非常に小さい鳥で、くちばしは細長く曲がっており、花の蜜を吸うのに適していて、舌もその食性に合ったふさ毛のある管状になっている。花の側面から花弁を突き刺し、受粉させることなく蜜を吸うこともできる。なおマミジロミツドリはハチドリのように停飛(ホバリング)することは出来ないため、蜜を吸う間は枝などに止まる。また、果実や昆虫なども食する。約40の亜種が有。マミジロミツドリは、スズメ目マミジロミツドリ科の鳥類で、かつてはアメリカムシクイ類かフウキンチョウ類の一種とされているも、現在は多くの学者が1属1種のみの単型の科「マミジロミツドリ科」であると考察。アメリカ鳥学会(AOU) は本種を所属不明としているも、シブリー=アールキスト鳥類分類ではヒワミツドリ属と同じくアトリ科ホオジロ亜科フウキンチョウ科に分類。南アメリカの熱帯地域に留鳥として生息し、北限はメキシコ南部と西インド諸島。米国のフロリダ州でも稀に漂鳥として飛来。米国領ヴァージン諸島ではマミジロミツドリがシンボルでシュガーバード”Sugar bird”と呼んでいる。 |
和名:ユリカモメ(百合鴎) 英名: Black Headed Gull 学名:Larus ridibundus 大きさは ・全長:約40cm ・翼開張:約93cm。 ユリカモメは、チドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥で、足とくちばしは赤色。夏羽は頭部が黒褐色になる(英:Black-headed Gull)。冬羽は頭部が白く、目の後ろに黒い斑点があるのが特徴。ズグロカモメと似ているも、ズグロカモメのくちばしは黒色で本種よりずっと短いので識別できる。ユーラシア大陸北部やイギリス、アイスランドなどで繁殖し、冬は南下してヨーロッパ、アフリカ、インド、東南アジアへ渡りをおこない越冬。北アメリカ東海岸に渡るものもいる。日本では冬鳥として北海道から南西諸島まで広く渡来し、小型のカモメ類の大半が本種。ただ、北海道では厳冬期にはほとんど見られなくなる。主に、全国の海岸や河川、沼地などに普通に渡来。国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けている。日本の東京都品川区の区鳥はユリカモメ。 |
・ウミツバメ | ・グレナダ国章の右の盾持ちが国鳥グレナダバト | ||
グレナダ 1978 発行 |
ミズナギドリ目ウミツバメ科 Wison's Petrel ・Mimus polyglotto |
グレナダ 1981 発行 |
ハト目ハト科の仲間 Grenada dove ・Leptotila wellsi |
和名:アシナガウミツバメ(足長海燕) 英名:Wilson's storm petrel 学名:Oceanites oceanicus 大きさは ・全長:約15〜19cm ・翼開長:約38-42cm。 アシナガウミツバメの名前の由来は、足が長いこと。体全体は黒褐色。足は黒色で長く、飛翔中は尾羽を越えて張り出して見える。腰の白色部は体の横を通って下尾筒まで達、羽の上部に淡褐色の帯がある。南極大陸から亜南極の島々で繁殖し、非繁殖期は太平洋、大西洋、インド洋を北上。日本近海には稀に渡来し、6-8月の記録が多いも、冬季に観察されたことも有。 左上印:World Wildlife Fauna(WWF:世界環境保全団体) |
和名:グレナダバト 英名:Grenada dove 学名:Leptotila wellsi 大きさは ・全長:約28〜31cm ・翼開長:約38〜42cm。 グレナダバトはグレナダの国鳥で、固有種の鳥。 上面は赤褐色や緑褐色で被われ、額はピンク色、頭頂は灰色、後頸は褐色の羽毛。喉は白、胸部は淡黄色の羽毛。眼の周囲には羽毛が無く、赤い皮膚が露出。嘴の色は黒。後肢の色は赤。標高150m以下にある灌木林に生息。グレナダの国章は1973/12/6に制定され、左の盾持ちはアルマジロで、金の十字の上にはコロンブスの乗船サンタ・マリア号が描かれている。 |
GRENADA 切手発行日の初日カバー |
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オオアオサギ 初日日付印:9 Nov 1979 |
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ペリカン目サギ科 和名:大青鷺 英名:Largest American Heron 別名:Great blue heron 学名:Ardea herodias フランクリン切手愛好家協会の初日カバー(1980)説明書では次の様に記述されています。 アメリカのサギのうちでもっよも大型のオオアオサギは、翼を広げると1.8mにも及ぶ堂々たる鳥です。時にはブルークレイン(青いツル)と呼ばれることもあり、カナダ全域と、米国で広範囲に生息しています。冬になると南アメリカの北部まで渡りますが、それより北方で冬を越すものも多く、なかにはまったく移動しないものもいます。普通は小さな水中生物を餌にするため、水辺近くで見かけられますが、昆虫や小さい喫し動物も食します。視力が良いため、そばに近づくのは困難ですが、餌を探して浅い水の中にじっと立っているところを見かけることがあります。魚・カエルなどが近づくと、そのとがった嘴で素早く突き刺してすくいあげ、そのまま飲み込んでしまいます。 こちらで ・セント・ヴィンセントの鳥 世界遺産の ・富士山 (日本) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・ピラミッド (エジプト) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 令和 R.3/7/18(2021) |