大航海物語 | カナダ
プガスペ半島 Gaspe Peninsula |
参考資料 |
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Canada | |||||||||
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カナダ付近の地図 北極諸島獲得100年記念 カナダ 1980/1/23 発行 |
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・ガスペ半島 Gaspe Peninsula ガスペ半島は、1543年にフランスの探検家ジャック・カルティエ船長がガスペ半島の東端に到達して発見した半島で、カナダ東部のセントローレンス河(St. Lawrence River, 1,197km)の河口の南岸にある半島です。その東はセントローレンス湾(Gulf of Saint Lawrence)で、カナダのケベック州(Quebec, Province of Canada)に属して、マドレーヌ諸島(Magdalen Islands)と共にケベック州のガスペジー・マドレーヌ諸島地域(Gaspesie-Iles-de-la-Madeleine)を形成しています。南のシャルール湾(Chaleur Bay)とレスティグーシュ川(Restigouche River 200km)で、隣接するニューブランズウィック州(New Brunswick)から分けれています。
内陸部は森林地帯と多くの川があり、マードックヴィル(Murdochville)の町が有。マードックヴィルはかつての銅鉱山町で労働運動が激しかった時期があるも、1999年に閉山し、現在は風力発電などでの生き残りを図って、多くの山に発電用風車群が建ち、世界有数の発電量を誇っています。 南岸部のレスティグーシュ(Restigouche)とゲスガペジアグ(w:Gesgapegiag)の町には、ミクマク族の大きな保留地と居住地が有。ガスペ半島の南岸部には、かつては英語を話すイギリス系の人々の町が栄えるも、今はその生き残りの小さな町がシャルール湾沿いに有。特にニュー・リッチモンド(New Richmond)とニュー・カーライル(New Carlisle)には活発な英語話者共同体が有。独立したアメリカ合衆国(USA)から逃れて英領北アメリカのカナダに移住した王党派(ロイヤリスト)の入植地を偲ぶため、ニュー・リッチモンドのウィレット・ポイントに王党派をテーマにしたル・ヴィラージュ・ロワヤリスト村(仏:le village loyaliste、英:Gaspesian British Heritage Village:ガスペ英国歴史村)が、1989年夏に200周年を記念して再現されました。 シャルール湾奥北岸付近のカールトン・シュル・メール(Carleton-sur-Mer)の近くに、デボン紀の貴重な化石群で有名なミグアシャ国立公園(Miguasha National Park)があって、1999年に世界遺産(自然遺産)に登録さました。なお、国立公園と呼ばれているものの、実質はケベック野外施設協会(Societe des etablissements de plein air du Quebec ; SEPAQ)を通じて、ケベック州政府が管理している州立公園です。2003年6月に建設費500万ドル以上で、新しい自然史博物館が開館しています。 こちらで ・プリンスエドワード島 をお楽しみください。 参考HP〜 ・ガスペ湾付近の地図(日本語、ガスペ市を示すGoogle-Map) ・セントローレンス湾付近の地図 (ガスペ半島、アンティコスティ島、ベルアイル海峡、カボット海峡など有) ・プリンスエドワード島の場所地図(日本語) ・ケベック州の地図(北米の北部広域地図) ・ミクマク族の居住地図 ・ガスペ半島の場所地図 (シャルール湾、ガスペ湾(ガスペ市)、セント・ローレンス河々口など有) ・マグダレン諸島の場所地図 ・カナダの地図(日本語) ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 03/10/10、04/12/8、14/5/6 |