マーシャル諸島

マーシャル
Republic of the Marshall Islands

ミリ環礁島	リキエプ環礁島	ヤルート環礁島	アイリンギナエ環礁島

エニウェトック環礁島	ナム環礁島	マロエラップ環礁島	アルノ環礁島

	マヨール環礁島

Ｏｃｔ．３０．１９７９　「マーシャル政府開設記念」の大きい切手、（サイズ～１６ｃｍＸ11ｃｍ）

マヨール環礁島（Majuro Atoll）はマーシャル諸島の真中で「大洋の真珠の首飾り」と呼ばれるに相応しい島です。島をぐるりとめぐるココナッツやしの木とパンの木、島民は素朴で幸せな生活をエンジョイしています。マーシャルより愛を込めて「地球の平和」を！
との記述が切手の中に有ります。４８年前（1954）に諸島中の「ヴィキニ環礁」で行われた核実験により日本の漁船「第五福竜丸」が被爆したことはよく知られていますね。

マーシャル諸島共和国、Micronesian nation of islands
　Republic of the Marshall Islands (RMI)
面積：181k㎡、人口：61,963人（2005年）、通貨：アメリカ合衆国ドル（USD）、首都：マジュロ、公用語：マーシャル語、英語、１番切手：1897年ドイツ切手に”Marschall Inseln”加刷発行。マーシャル諸島共和国は太平洋上に浮かぶ島国。ミニ国家の一つであり、真珠の首飾りとも呼ばれるマーシャル諸島全域が領土。便宜置籍船を誘致しているタックス・ヘイブン（租税回避地）

国名のマーシャルとは、この辺りの海域を調査したイギリスのジョン・マーシャル船長（John Marshall 1748-1819）の名に由来。1788年にイギリスの東インド会社がオーストラリアのボタニー湾に寄航していたジョン・マーシャル船長のスカーボロー号（Scarborough、418t）とトーマス・ギルバート船長のシャーロッテ号に、茶の輸送のために中国の広東への回航を指示すると共に、その航路周辺海域の調査を依頼。この時に両船が調査したのがマーシャル諸島と、その南のギルバート諸島だった。

1529年、スペインのアルヴァロ･ド･サァヴェドラが発見しエニウェトク島上陸、領有を宣言
1543年、スペインのルイ･ロペス･ド･ヴィリャロボスがエニウェトク島を再発見
1788年、イギリスのマーシャル船長とギルバート船長が周辺海域を探検調査
1805年、ロシアのクルーゼンシュテルンがアイルック環礁島を発見
1817/1/1、ロシアのコツェブー船長がノイヤール島（New Year Island、現メジット島）を発見
1885年、ドイツが保護領とする（独領ミクロネシア植民地帝国）、ココヤシ栽培、コプラの生産
1897年、ドイツ通常切手に”Marschall Inseln”加刷で１番切手を発行
1914年、第一次世界大戦で日本が占領
1919年、国際連盟からの委任で日本委任統治領
1920年、国際連盟が日本委任統治領として承認
1944年、アメリカ軍が占領
1945年、大日本帝国降伏、第２次世界大戦終結
1947年、国際連合はアメリカ合衆国の信託統治領として承認。
1954年、ビキニ環礁において水爆実験（キャッスル作戦）実施（第五福竜丸事件）
1979年、憲法を制定し自治政府が発足。アマタ・カブアが政権を握る
1982年、アメリカと自由連合盟約を結び、信託統治領から脱却
1986/10/21、アメリカとの自由連合盟約国として独立
1990年、信託統治が終了
1991年、国際連合に加盟。国際社会で独立国家として承認
　　　　　自由連合盟約に抵触しない範囲での外交権行使出来ないという制限
2008年、IOCに加盟。北京オリンピックでオリンピック初出場

クエゼリン環礁島

太平洋戦争５０年記念
パラオ　1994　発行

ラタック列島（Ratak Chain）
　ボカク環礁（Bokak（Taongi）Atoll）～1526/8/21にスペインのサラザール（Alonso de Salazar）が発見
　ビカル環礁（Bikar Atoll）
　ウチリク環礁（Utirik Atoll）
　トケ環礁（Toke Atoll）
　メジット島（Mejit Island）～ 1817年コツェブー船長が発見
　アイルック環礁（Ailuk（Krusenstern Island）Atoll）～1805年クルーゼンシュテルンが発見
　ジェモ環礁（Jemo Atoll）
　リキエップ環礁（Likiep Atoll）
　ウォッジェ環礁（Wotje Atoll）
　エリクブ環礁（Erikub Atoll）
　マロエラップ環礁（Maloelap Atoll）
　アウル環礁（Aur Atoll）
　マジュロ環礁（Majuro Atoll）
　アルノ環礁（Arno Atoll）
　ミリ環礁（Mili Atoll）
　ノックス環礁（Knox（Nadikdik）Atoll）

ラリック列島（Ralik Chain）
　エニウェトク環礁（Enewetak）～ 1529年スペインのサァヴェドラが発見し上陸、
　　　　　　1794年イギリス商船ワルポール号（Walpole）が発見”ブラウン環礁”と命名
　ウジェラング環礁（Ujelang Atoll）
　ビキニ環礁（Bikini Atoll）～1946-58年の間にアメリカ合衆国が何度も核実験を実施
　ロンゲリック環礁（Rongerik Atoll）
　ロンゲラップ環礁（Rongelap Atoll）
　アイリンギナエ環礁（Ailinginae Atoll）
　ウォット環礁（Wotho Atoll）～ロシアのシェンツ（Johan Eberhard von Schantz）が発見
　ウジャエ環礁（Ujae Atoll）
　ラエ環礁（Lae Atoll）
　クェゼリン環礁（Kwajalein Atoll）～この環礁内の北部にロイ・ナムル島（ルオット島）が有る、
　　ロイ・ナムル島（Roi-Namur）～クェゼリン環礁北部の島で、ロイ島（Roi Atoll ルオット島）と
　　ナムル島（Namur Atoll）の2つの隣接する島からなり、陸橋でつながっている。
　リブ島（Lib Island）
　ナム環礁（Namu Atoll）
　ヤバット島（Jabat Island）
　アイリングラップ環礁（Ailinglaplap Atoll）
　ジャルート（ヤルート）環礁（Jaluit Atoll）～ジャボール島（Jabor）に南洋庁のヤルート支庁があった
　キリ島（Kili Island）
　ナムリック環礁（Namorik Atoll）
　エボン環礁（Ebon Atoll）

参考ＨＰ：
　マーシャル諸島の地図
　クェゼリン環礁の地図
　ロイ島（ルオット島）とナムル島の地図

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。　　　　　　０８/１１/１２