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ラクスマン艦長を訪ねて! 根室資料館 調査旅行アルバム
平成30年 2018/8/10(金) 於:北海道根室市花咲港、根室市歴史と自然の資料館

ラクスマン艦長
北海道 「根室」 越冬 1792年
調査アルバム
アダム・ラクスマン(根室で越冬)
大黒屋光太夫と磯吉(根室に帰国)

ラクスマン根室冬営の図(越冬図)、1792年
弁天島






ラクスマン測量の根室港地図
ラクスマン一行(越冬8ヵ月:92/10〜93/6)
根室市 歴史と自然の資料館(入館無料)
エカテリーナ2世号(Ekaterina II)の図

8/8から6泊7日で北海道へ行ってきました。神戸の気温は35度cでしたが、根室半島の日本最東端の納沙布岬は台風13号のせいでか12度cと寒かった(@_@。根室には高田屋嘉兵衛が創建した金毘羅さんがあって、嘉兵衛のことは良く知られていましたが、ゴローニン艦長のことは余り知られていませんでした。その代わりラクスマン中尉は1792年の冬に根室で越冬したこともあってか、根室市 歴史と自然の資料館に上図写真のような資料が展示してありました。

アダム・ラクスマン陸軍中尉は、1792年にロシア帝国女帝エカチェリーナ2世の命で、大黒屋光太夫、小市、磯吉の3人の日本人漂流民の送還・帰国とシベリア総督の通商要望の親書を手渡すためのロシア最初の遣日使節となり、1792/9/24にエカテリーナ号でオホーツクの港を出帆しました。そして1792/10/20に、北海道の根室に到着するも、日本の幕府は、箱館に廻航させて漂流民の身柄を受け取ること、シベリア総督の親書は受理せず、もしどうしても通商を望むならば長崎に廻航させることを指示したので、ラクスマン中尉らは越冬のため、海岸に宿営して春を待ちました。翌春、1793/6/8に箱館に入港して上陸しました。そして松前で光太夫と北浜磯吉の2人(小市は根室で没)を日本側に引き渡し、ラクスマン中尉は長崎への入港許可証(信牌)を交付されました。その後、6/30に松前を去り、7/16に箱館を退去して、長崎へは向かわずオホーツクの港に帰港しました。

参考HP:〜
アダム・ラクスマン
大黒屋光太夫
ゴローニン艦長                    2018/8/31

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