アフガニスタン The Islamic Republic of Afghanistan |
アフガニスタンの地図 アフガニスタン 1970/7/6 発行 |
スカウトの植樹活動 アフガニスタン 1964/5/5 発行 |
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アフガニスタンの地図 ザヒール・シャー王生誕57年記念 アフガニスタン 1971/10/14 発行 |
オオツノ山ヒツジ アフガニスタン 1964 発行 |
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アフガン雷鳥 Quail アフガニスタン 1970/9 発行 |
ヤク アフガニスタン 発行 |
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バンディ・アミール湖 BAND-E-AMIRE, Bamiyan |
ルージュの砦跡 LA VILLE ROUGE, Bamiyan |
アフガニスタン 1965 発行 (200%) |
アフガニスタン・イスラム共和国 The Islamic Republic of Afghanistan 面積:652,225ku(日本の約1.7倍)、人口:3,000万人(2008)、首都:カブール、人種:パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等、言語:公用語のダリー語、パシュトゥー語の他、ハザラ語、タジク語など、宗教:イスラム教(主にスンニ派のハナフイ学派であるも、ハザラ人はシーア派)。 <国名の変遷> ・アフガニスタン首長国(1834-1926) ・アフガニスタン王国(1926-1973) ・アフガニスタン共和国(1973-1978) ・アフガニスタン民主共和国(1978-1987) ・アフガニスタン共和国(1987-1992) ・アフガニスタン・イスラム国(1992-1996) ・タリバン政権期 ・アフガニスタン・イスラム国(北部同盟政権:国際連合代表権保持政府)(1996-2001) ・アフガニスタン・イスラム首長国(ターリバーン政権)(1996-2001) ・ボン合意以降 ・アフガニスタン(公式国名無し)(2001-2002) ・アフガニスタン・イスラム移行国(2002-2004) ・アフガニスタン・イスラム共和国(2004〜現在) アフガニスタン・イスラム共和国は、中東の中央アジアにある共和制国家。内陸国で分離したパキスタンが南及び東に、西にイラン、北にタジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンで、国の東端(ワハーン回廊)は中華人民共和国に隣接。首都はカーブル。国民の平均寿命が48才で、世界で二番目に短い国(2011年現在、最下位はマラウイの47才)。パシュトゥーン人(Pashtun people:狭義のアフガン人)の他に、タジク人(Tajiks)、ハザーラ人(Hazaras)、ウズベク人(Uzbeks)、トルクメン人(Turkmens)などの数多くの民族が住む多民族国家です。 <主なアフガニスタン支配の王朝期> ・エフタル帝国 (Hephthalite Empire, 410-557) ・カブール・シャヒ朝 (Kabul Shahi, 565-879) ・正統カリフ朝 (Rashidun Caliphate, 652-661) ・ウマイヤ朝 (Umayyads Caliphate, 661-750) ・アッバース朝 (Abbasids Caliphate, 750-821) ・ターヒル朝 (Tahirids dynasty, 821-873) ・サッファール朝 (Saffarids dynasty, 863-900) ・サーマーン朝 (Samanids Empire, 875-999) ・ガズナ朝 (Ghaznavids dynasty, 955-1187) ・ゴール朝 (Ghurids dynasty, before 879-1215) ・セルジューク朝 (Seljuqs Empire, 1037-1194) ・フワーラズム朝 (Khwarezmids dynasty, 1215-1231) ・ホラズム・シャー朝 (Khwarazmian dynasty, 1077-1231) ・カールイヅ朝 (Qarlughids dynasty, 1238-1266) ・イルハン朝 (Ilkhanate, 1258-1353) ・モンゴル帝国 (Mongol Empire, 1206-1634) ・チャガタイ・ハン国 (Chagatai Khanate, 1225-1370) ・ハルジー朝 (Khiljis dynasty, 1290-1320) ・クルト朝 (Karts dynasty, 1245-1381) ・ティムール朝 (Timurids Empire, 1370-1507) ・アフガン朝(Arghuns dynasty, 1479-1522) ・アフガン王国(Arghun dynasty, 1520-1554) ・ムガール帝国 (Mughals Empire, 1501-1858) ・サファヴィー朝 (Safavids dynasty, 1501-1736) ・アフシャール朝 (Afsharids, 1736-1796) <アフガニスタン王の支配期> ・ホターキー朝 (Hotak dynasty, 1709-1738) ・アフシャール朝 (Afsharid dynasty, 1736-1796) ・ドゥッラーニー朝 (Durrani dynasty, 1747-1826) ・バーラクザイ朝 (Barakzai dynasty, 1826-1973) ・アフガニスタン首長国 (Emirate of Afghanistan, 1826-1919) <イギリス支配の保護国期> ・イギリス保護国、1878-1919 ・アフガニスタン首長国 (Emirate of Afghanistan, 1826-1919) <アフガン王支配と再独立期> ・バーラクザイ朝 ・アフガニスタン王国 (Kingdom of Afghanistan, 1919-1973) <アフガンの王政打倒後> ・アフガニスタン共和国 (Republic of Afghanistan, 1973-1978) ・アフガニスタン民主共和国 (Democratic Republic of Afghanistan, 1978-1992) ・アフガニスタン・イスラム国 (Islamic State of Afghanistan, 1992-2001) ・アフガニスタン・イスラム首長国 (Islamic Emirate of Afghanistan, 1996-2001) ・アフガニスタン (公式国名無し) (2001- 2002) ・アフガニスタン・イスラム移行国 (Interim/Transitional Administration, 2002-2004) ・アフガニスタン・イスラム共和国 (Islamic Republic of Afghanistan, 2004-) <イギリスとの戦争> ・第1次アフガン戦争(First Anglo-Afghan War, 1839/3-1842/10) ・第2次アフガン戦争(Second Anglo-Afghan War, 1878-1880) ・第3次アフガン戦争(Third Anglo-Afghan War, 1919/5/6-8/8) <アフガニスタン紛争> ・ソ連〜アフガニスタン紛争(1978-1989) 1978年に発生したアフガニスタン人民民主党政府に対する武装蜂起、さらに 1979年に発生したソビエト連邦のアフガニスタン侵攻、 政府軍・ソ連軍とそれに対するムジャーヒディーンの戦闘 ・内戦〜アフガニスタン紛争 (1989-2001) 1989年のソ連軍撤退後のムジャーヒディーンや軍閥による内戦 ・内戦〜アフガニスタン紛争 (2001/10/7〜現在)米の不朽の自由作戦 タリバン政権に対し、アメリカ合衆国が主導する有志連合諸国および北部同盟 2001年以降はアフガニスタン暫定政府 2004年以降はアフガニスタン政府)が「不朽の自由作戦」に基づき タリバン勢力、アルカイダ、およびその他などの武力集団との間の武力衝突 ・アフガニスタンは長年の他民族による支配後 1747、ドゥラーニー王朝成立 1826、バラクザイ王朝〜1973 1880、英国の保護領 1919、ラーワルピンディー条約(8/8)で外交権を回復、完全独立を達成 1973、7月共和制に移行 1978、4月軍部クーデターで人民民主党政権成立 1979、12月ソ連の軍事介入のもとカルマル政権成立 1986、5月ナジブラ書記長就任 1989、2月ジュネーブ合意に基づき、駐留ソ連軍の撤退完了 1992、4月ムジャーヒディーン・ゲリラ勢力の軍事攻勢によりナジブラ政権が崩壊 ムジャーヒディーン政権が成立するも、各派間の主導権争いで内戦状態が継続 1994頃、イスラムへの回帰を訴えるタリバンが勢力を伸ばす 1996、9月にタリバンが首都カブールを制圧 1999までに、タリバンが国土の9割を支配 2001、10月、米国同時多発テロ事件で米・英等がアル・カイダとタリバンに対する軍事攻撃 、12月、北部同盟等がタリバーン支配地域を奪還 アフガニスタン各派の代表は今後の和平プロセスに関する合意を達成(ボン合意) 2002、6月、この合意に基づき緊急ロヤ・ジェルガが開催 カルザイ暫定政権議長を大統領とする移行政権が成立 、ボン合意の要請で安保理決議による国際治安支援部隊(ISAF)設立・承認 アフガニスタン国内の治安維持について同国政府を支援することになる 2004、1月に憲法制定ロヤ・ジェルガの開催で新しい憲法が制定される 2004/10/9、大統領選挙、カルザイ大統領が当選した(12/7、大統領就任式典) 2009、8月に第二回大統領選挙が実施、カルザイ大統領は当選の要件である過半数の得票に届かず 、対立候補が決選投票を辞退して再選(11/19大統領就任式典) 2014、第三回大統領選挙 、4/5に第一回投票 、6/14に決選投票を経ても当選者が決まらず、決選投票で劣勢となったアブドッラー・アブドッラー 候補(元外相)支持者が、アシュラフ・ガーニ候補(元財務相)側による不正投票を厳しく追及して 投票結果を受け入れなかったことから、事態が緊迫化。ケリー米国務長官が二度カブールを訪 問し仲介に乗り出した結果、9/29にガーニ候補が大統領、アブドッラー候補が新設の行政長官 のポストに就任して政治権力を分け合う国家統一政府(National Unity Government)が発足 アフガニスタン史上初めての民主的な政権交代が実現 2014年末、ISAF(※)からアフガニスタン治安部隊に治安権限が委譲される 2015年からアフガニスタン政府が自らの治安に責任を負うことになる。 (※)注:国際治安支援部隊(ISAF:International Security Assistance Force) ・アフガニスタンの州区分:〜 (ウィラーヤ(Wilayah)という34の州(Province)で構成)、州、州都、州人口(2015推計) 1.バダフシャーン州(Badakhshan)、ファイザーバード(Fayzabad)、951,000人 2.バードギース州(Badghis)、カラエナウ(Qala i Naw)、496,000人 3.バグラーン州(Baghlan)、プリ・フムリー (Puli Khumri)、910,800人 4.バルフ州(Balkh)、マザーリシャリーフ(Mazar-e Sharif)、1,325,700人 5.バーミヤン州(Bamiyan)、バーミヤーン(Bamiyan)、447,200人 6.ダーイクンディー州(Daykondi)、ニリ(Nili)、424,300人 7.ファラー州(Farah)、ファラー(Farah)、507,400人 8.ファーリヤーブ州(Faryab)、マイーマナ(Maymana)、998,100人 9.ガズニー州(Ghazni)、ガズニー(Ghazni,)、1,228,800人 10.ゴール州(Ghowr)、チャグチャラーン(Chaghcharan)、690,300人 11.ヘルマンド州(Helmand)、ラシュカルガー(Lashkar Gah)、924,700人 12.ヘラート州(Herat)、ヘラート(Herat)、1,890,200人 13.ジョウズジャーン州(Jowzjan)、シェベルガーン(Sheberghan)、540,300人 14.カブール州(Kabul)、カブール(Kabul)、4,373,000人 15.カンダハール州(Kandahar)、カンダハール(Kandahar)、1,226,600人 16.カーピーサー州(Kapisa)、マームディラキ(Mahmud-i-Raqi)、441,000人 17.ホースト州(Khowst)、ホースト(Khowst)、207,206人 18.クナル州(Konar)、アサダーバード(Asadabad)、450,700人 19.クンドゥーズ州(Kondoz)、クンドゥーズ(Kondoz)、1,010,000人 20.ラグマーン州(Laghman)、メフタルラーム(Mihtarlam)、445,600人 21.ローガル州(Lowgar)、プリアラム(Puli Alam)、392,000人 22.ナンガルハール州(Nangarhar)、ジャラーラーバード(Jalalabad)、1,517,400人 23.ニームルーズ州(Nimruz)、ザランジ(Zaranj)、165,000人 24.ヌーリスターン州(Nurestan)、パールーン(Parun)、148,000人 25.ウルーズガーン州(Oruzgan)、タリーン・コート(Tarinkot)、386,800人 26.パクティヤー州(Paktiya)、ガルデーズ(Gardez)、552,000人 27.パクティーカー州(Paktika)、シャラナ(Sharana)、434,700人 28.パンジシール州(Panjshir)、バザラック(Bazarak)、153,500人 29.パルヴァーン州(Parvan)、チャーリーカール(Charikar)、664,500人 30.サマンガーン州(Samangan)、サマンガーン(Samangan)、387,900人 31.サーレポル州(Sar-e Pol)、サーレポル(Sar-e Pol)、559,600人 32.タハール州(Takhar)、ターロカーン(Taloqan)、983,300人 33.マイダン・ヴァルダク州(Vardak)、マイダーンシャー(Maidan Shar)、596,300人 34.ザーブル州(Zabol)、カラート(Qalat)、304,100人。 <アフガニスタンの世界遺産>2ヵ所 ・バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群 (2003)、はこちら。 ・ジャームのミナレットと考古遺跡群 (2002)。
こちらで世界遺産の ・ヌビア遺跡 (エジプト) ・ペトラ遺跡 (ヨルダン) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・法隆寺 (日本) をお楽しみください。 参考HP:〜 ・アフガニスタンの地図 ・アフガニスタンの州区分地図 ・アフガニスタンの場所地図 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 2017/2/15 |