切手で綴る世界遺産(アフガニスタン)
バーミヤン遺跡
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バーミヤンの石窟寺院 BAMIYAN アフガニスタン 1965 発行 (200%) |
POSTES AFGHANISTAN かつての巨大な摩崖仏 Bamiyan Buddha(石窟の石仏像) アフガニスタン 1951 発行 |
AFGHAN POST 破壊されて仏像の無い岩窟 Destruction Of Bamiyan Buddha アフガニスタン 2002 発行 |
・バーミヤン仏教遺跡 Buddha Bamiyan Ruins 所在地:アフガニスタンのハザーラジャート地域バーミヤーン州バーミヤーン市郊外 バーミヤーン渓谷の断崖に彫られた大仏(仏教の石窟寺院遺跡) (Bamyan valley, Hazarajat, Hazaras region, Bamyan Province, central Afghanistan) 世界遺産:ユネスコの文化遺産(2003) (UNESCO World Heritage Site, Type:Cultural) 正式名称:日:バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群 英:Cultural Landscape & Archaeological Remains of the Bamiyan Valley 仏:Paysage culturel et vestiges archeologiques de la vallee de Bamiyan ・危機遺産:2003年、登録 バーミヤン仏教遺跡は、アフガニスタンの首都カーブルの北西230kmの山岳地帯にあるバーミヤン渓谷(Bamyan valley)に設定されたユネスコの世界遺産(文化遺産)で、危機遺産にも登録されました。バーミヤン渓谷は古代以来の都市のバーミヤンの町を中心とするヒンドゥークシュ山脈山中の渓谷地帯で、標高2500mほどの高地に有。 古代から存続する都市バーミヤーンの近郊には、1世紀からバクトリア(Bactria)によって石窟仏教寺院が開削され始めました。石窟の数は1,000以上にものぼり、グレコ・バクトリア(Greco-Bactrian Kingdom BC256-BC125)様式の流れを汲む仏教美術の優れた遺産です。5世紀から6世紀頃には高さ55m(西大仏)と38m(東大仏)の2体の大仏をはじめとする多くの巨大な仏像が彫られ、石窟内にはグプタ朝(Gupta Empire 320-550)のインド美術やサーサーン朝(Sasanian Empire 224-651)ペルシア美術の影響を受けた壁画が描かれました。バーミヤンの仏教文化は繁栄をきわめ、630年に唐の仏僧玄奘がこの地を訪れたときにも依然として大仏は美しく装飾されて金色に光り輝き、僧院には数千人の僧が居住していました。
参考HP:〜 ・バーミヤン仏教遺跡の場所地図(世界遺産) こちらで世界遺産の ・ヌビア遺跡 (エジプト) ・ペトラ遺跡 (ヨルダン) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・法隆寺 (日本) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 2017/3/17 |