Spain 国連 1988 発行 |
切手で綴る スペイン(Espana) マドリードのスペィン広場 ドン・キホーテ像 |
大航海物語 参考資料 スペイン切手編★ |
ドン・キホーテ、1605 |
作者セルバンテス |
スペイン 1964 発行 |
ドン・キホーテの一場面 (風車の冒険) | |||||||||||
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セルバンテス | ||||||||||
1616 セルバンテス没後400年記念 2016 ボスニアヘツゴビア 2016 発行(※) |
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(※)この切手は、 2020/3/17に ”eBay” オークションで落札して、モンテネグロから神戸に、2020/7/20に到着 (@_@;) やはり欧州のバルカン半島付近は ”新型コロナ” 伝染病で郵便の物流が尋常じゃなかったようです! 参考HP:〜モンテネグロの場所地図 |
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ドン・キホーテ (Don Quijote) 前編1605年・後編1615年に、セルバンテスが58・68才で発表。「才知あふれる騎士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」 (El igenioso hidalgo Don Quijote de la Mancha) が、スペインはラ・マンチャに住む男が騎士道物語を読みふけって狂気にとらわれ「騎士ドン・キホーテ」と名のって従者を伴い諸国漫遊の旅をするお話です。現実主義的で少々欲の深い従士「サンチョパンサ」をつれ、やせ馬「ロシナンテ」にまたがって、田舎娘を思い姫「ドゥルシーア」にしたて、この世の不正を正し弱気を助ける遍歴の旅に出ます。そして「風車の冒険」をはじめ数々の冒険で、この世の現実と衝突します。後編では前編を読んだ公爵夫妻が登場し彼の狂気をバカにし、最後には「銀月の騎士」に打ち負かされ、郷里に帰り正気になって死ぬと言う話です。当時の中世的な他の一般小説を圧倒する近代文学小説の草分けとなりました。なお、日本では1600年に「関が原の合戦」が有りましたね。 |
セルバンテス (Migel de Celvantes, 1547〜1616) スペインのトレド王国アルカラ・デ・エナレスで貧しい外科医の息子として生まれ家族と共に各地を転々として、正規の教育を受けなかったようですが、マドリードで人文学者ロペス・デ・オヨスに師事したことは確かだそうです。当時のスペインは「太陽の沈むこと無き大帝国」フェリペ二世の統治下で、その熱気にあおられた若き彼は、22才でイタリアへ行き兵士になり、11年間におよぶ海外滞在で左の片手を失い、「レパントの片手ん坊」の異名をとるほどの数々の武勲をたて英雄にも成りましたが、帰国後それらの戦功は一切考慮されず、不明な点の多い無頼の徒的な小役人になったようです。英雄的な苦難の時代と屈辱的な苦難の時代を経て、晩年は静かな「周縁の人」になって、左の作品を創作したようです。ドン・キホーテでは熱に浮かされていた時代から急速に衰えていった祖国と、彼自身の高揚と挫折を色濃く反映した作品となった訳です。なお、1588年に起った無敵艦隊の敗北によりスペインは衰退へと向かいました。 |
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こちらで、 ・アルタミラの洞窟岩絵を、 お楽しみください。 |
ヴェラスケス |
こちらで、 ・ベラスケスを、 お楽しみください。 |
ゴ ヤ |
こちらで、 ・ゴ ヤを、 お楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 令和 R.2/7/20 (2020)、追記 |