切手で綴る世界遺産シリーズ (日本:自然 No.2)
白神山地
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ブナ(木無)の原生林 |
天然記念物のクマゲラ |
第1次世界遺産シリーズ第1集 日本 (平成6) 1994/12/14 発行 |
晩秋の白神山地 白神岳から望む、白神山地の秋 ふるさと切手シリーズ白神山地(青森県)−日本の世界遺産− 日本 (平成11) 1999/9/6 発行 |
白神山地 地図立看板の標記:大間越山国有林、深浦営林署
ユネスコ50周年記念 国連世界遺産シリーズ 白神山地 |
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参考HP:〜大間越山付近の地図 |
場所は青森県西津軽郡鰺ヶ沢町、深浦町、中津軽郡西目屋村、秋田県山本郡藤里町で標高300m〜1243mの向白神岳(むかいしらかみだけ、1,250m、青森県西津軽郡深浦町)に及ぶ山岳地帯です。 ・ブナの原生林 白神山地は、世界遺産登録地域の外側にも広大な山林を持ち、通常は、登録地域外も含めて呼ばれることが多く、その中でも特に林道などの整備がまったく行われていなかった中心地域が世界遺産に登録されました。世界遺産地域は、中央部の核心地域と、周辺の緩衝地域に分かれ、これらの地域は世界遺産登録時より開発を行わず、現状のまま保護されることになりました。従って、これらの地域には遺産登録以前からあった登山道以外には道はなく、今後も恒久的に整備されない予定です。特に核心地域には道らしい道はなく、また、青森県側の核心地域に入るには、事前、あるいは当日までに森林管理署長に報告をする必要があり、秋田県側の核心地区は原則的に入山禁止です。 ・白神山地世界遺産登録地域の山々:〜
・白神岳 JR白神岳登山口駅から白神岳山頂まで徒歩約5時間30分。標高1,231.9m、登山口のバス停および駐車場から約4時間30分。山頂では、白神山地核心地域の雄大な景色を見ることができます。山頂にはトイレと避難小屋が有。 ・白神の森 遊山道 JR鰺ケ沢駅から車で30分。駐車場有(30台)。藩政時代から田の水源を確保するための「田山」として300年以上地元の人の手により守られてきました。 (遊山道) およそ52haのエリアは人の手がほとんど加えられておらず、樹齢200年を超えるブナも見受けられ、白神山地核心部同様の森林景観を保っています。全長2.8kmの遊歩道があり、外回り2.2km、内回り1.1kmのコースが選べます。コース上にはクマゲラの開けた穴や熊の爪痕のあるブナが有。外回り、内回りとも聴診器が置かれており、樹木の音を聴くことができます。2014年4月より名称を「ミニ白神」から「白神の森 遊山道」に変更されました。 ・岳岱自然観察教育林 (秋田県藤里町、岳岱は標高620m、藤里駒ヶ岳東側の台地状の緩い傾斜地に有) 岳岱(たけだい)自然観察教育林は、樹齢400年とも言われる巨大なブナをシンボルとした保護林で、1992年に自然観察教育林に指定。 ・二ツ森 別名:泊岳、標高1,086m 世界遺産緩衝地域内にある山で、青森県と秋田県の県境にまたがる白神山地の主要峰のひとつの山。 ・津軽峠 ここにも、樹齢四百年ともいわれる巨木「マザーツリー」が有ある。津軽峠の駐車場から案内板通りに進みおよそ5分でこの巨木を見ることができます。津軽峠から高倉森を通る登山道も優れており、この津軽峠までは弘前市からのバスが通っています。 ・鳥類 キツツキの種類の中でも一番大きく、絶滅が心配されている天然記念物のクマゲラが穴をあけ巣造りをして生活しています。
イヌワシ、クマタカ、シノリガモの生息が確認されています。 (その他の動物) カモシカ、ヤマネ、ツキノワグマなどが生息。また、秋田県では、ニホンザルが群れとして存在する場所は白神山地のみです。最近は、ニホンザルが町に降りてきて農作物を荒らす問題も発生しており、白神山地ではニホンザルにエサを与えないように呼びかけています。繁殖力が強いニホンジカが目撃されるようになっており、群として定着すれば植生や農作物へ被害を与えると懸念されています。青森・秋田両県のニホンジカは昭和初期にいったん絶滅するも、近年再び姿を見せるようになりました。 ・暗門滝 (あんもんのたき) 3つの滝が青森県中津軽郡西目屋村に有。 ・ユネスコ50周年記念 国連世界遺産シリーズ <日本>
・My旅切手シリーズ第6集<東北>
・白神山地の場所地図(日本語:世界遺産) こちらで世界遺産の ・知 床 (日本) ・富士山 (日本) ・屋久島 (日本) ・ヌビア遺跡 (エジプト) ・パルテノン神殿 (ギリシャ) ・ピラミッド (エジプト) をお楽しみください。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 2018/10/19, 令和 R.3/3/31 (2021) |