大航海物語 | 世界遺産(オーストラリア) オーストラリアの探検 ウィランドラ湖群地域 |
参考資料 |
ウィランドラ湖群地域 公園内の独特な砂丘風景 国連 1999 発行 世界遺産シリーズ |
NEDERLAND ノーザンテリトリー(北部準州) |
EIRE オーストラリアの地図 アイルランド 1988/3/1 発行 (200%) |
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ウェストオーストラリア→ |
サウスオーストラリア |
←クィーンズランド ←ニューサウスウェールス ←ヴィクトリア ←タスマニア |
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オランダ 1988/8/30 発行 |
ウィランドラ湖群地域 Willandra Lakes Region、New South Wales 世界遺産(複合、1981) 正式名称:ウィランドラ湖群地域 (Willandra Lakes Region) ウィランドラ湖群地域は面積:2,400ku、ウィランドラ湖とその周辺の湖群の総称で、ユネスコの世界遺産(Willandra Lakes World Heritage、複合遺産)に登録された地域。一部はムンゴ国立公園に登録されている。ウィランドラ湖の周辺はオーストラリア大陸が他の大陸から分離する以前の痕跡をとどめる地帯であり、3万年前のアボリジニの遺産が残されている文化的な側面もある。ウィランドラ湖群地域は、ニュー・サウス・ウェールズ州の南西端、マレー・ベイスンの準乾燥地帯にあるウィランドラ湖とその周辺の湖群の総称で、6つの大湖と無数の小湖からなり、一部はムンゴ国立公園に含まれる。準乾燥地帯であるため、ほとんど植物は生えていない。 またこの地域では、人骨や石器、古代の貝塚などが発見されており、約4万年前に人類がここで生活していたことがわかっている。マンゴ湖の砂丘で火葬された女性の骨が発見されており、世界最古の火葬場があったとみられている。 ・ムンゴ国立公園 Mungo National Park ムンゴ国立公園は、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州南西バールランド・シャー(Balranald Shire)にある国立公園で、ウィランドラ湖群地域(世界遺産)の一部にあり、シドニーの西部876kmに有。人類最古の野営地といわれるムンゴ湖の古代の埋葬地跡で知られる公園内のムンゴ湖畔で、オーストラリア最古の人類の遺物「ムンゴマン」と、最古の火葬が施された人類の遺物の「ムンゴレディ」が発見されている。風雨の影響をうけた砂丘やそそりたつ部分は「ウォール・オブ・チャイナ」と呼ばれている。 ・ムンゴマン Mungo Man, Lake Mungo ムンゴマンはニューサウスウェールス州のムンゴ湖畔で、1974年に発見された約4万年前(更新世)に生きた人類の化石。その年代については議論が残るが、現在のところオーストラリアで発見された最古の現生人類の化石とされる。最近、発達してきたミトコンドリアDNAを用いた分析により人類進化のアフリカ単一起源説に対する新たな情報を提供しうる発見として注目されている。 ムンゴマンは1974/2/26にウィランドラ湖地区(世界複合遺産)の一部であり、ムンゴ国立公園に属する乾燥湖ムンゴ湖畔地域の砂丘の移動によって露出され発見された。 発見された時、その表面には顔料の一種でもある赤オーカー(鉄分を含み、赤く黄ばんだ粘土)が振りかけらた様に存在していた。これは人類の最初期の洗練され装飾的な埋葬の儀式を物語ると考えられている。その発見はこれまで考えられていたより遥かに前から、ある種の文化的伝統がオーストラリア大陸に存在したことを示し、特にこの地に先住してきたと考えられ、そのルーツとの関連で注目されるアボリジナル人としての意味があったとされる。儀式的に葬られた遺骸としては世界最古の例で、近くで発見された人類最古の火葬をされたとされる「ムンゴレディ」はムンゴマンとほとんど同時代の人類と考えられている。ムンゴマンは発見者のメルボルン大学教授によって、42,000年前に埋葬されたとされている。
・アウトバックのブロークンヒル Broken Hill〜NSW 銀・鉛・亜鉛の産地で、主な観光ポイントへの中継基地となっているので、ニュー・サウス・ウェールズ州のアウトバックを探検観光する最良の方法は、ブロークン・ヒルまで飛行機で移動し、そこから安全で快適なツアーに参加することです。 ・コーナー・カントリー・アドベンチャー・ツアーズ(Corner Country Adventure Tours)、 ・トライ・ステート・サファリズ(Tri State Safaris)、 ・ブロークン・ヒルズ・アウトバック・ツアーズ(Broken Hill’s Outback Tours)は、すべてブロークン・ヒルから出発します。“シルバー・シティー”として知られるブロークン・ヒルは、世界最大の銀、鉛、亜鉛の鉱山がある場所に、オーストラリア最大の鉱業会社(Broken Hill Proprietary Company Limited=BHP)によって建設されました。今日のブロークン・ヒルには、鉱業ツアーや博物館以外にも様々な魅力があり、ニュー・サウス・ウェールズ州のアウトバック探検に最適な基地となっています。街のすぐ郊外に広がるこのアウトバックの端は、明るい光と広大な風景に恵まれ、何百という画家や写真家の創造力に影響を与えてきました。ここでは、ブラッシュマン・オブ・ザ・ブッシュ(Brushmen of the Bush)のコレクションや屋外彫刻など、トップクラスのアート・ギャラリーを覗いてみるのもおすすめです。
ブロークン・ヒルからの有名なポイント ・マンゴ国立公園(Mutawintji National Park) 40,000年前の考古学遺跡の場所 ・マタウィンジ国立公園(Mutawintji National Park) 0,000年前の古代アボリジニが残したユニークな古代のロックアート(岩絵)や彫刻 ・キンチェガ国立公園(Kinchega National Park) ペリカンや黒鳥(Black Swan) ・スタート国立公園(Sturt National Park) オオイヌワシやアカ・カンガルー ・ブロークン・ヒルの夕日に映える、 壮麗な生きた砂漠の彫刻群(Living Desert Sculptures) ・ブロークン・ヒルのスクール・オブ・ジ・エアー(School of the Air) 世界最大のバーチャルな教室 ・ホワイト・クリフ(White Cliff)で すべての宿泊施設が地下にあるので最高に静寂な夜を過ごせる ・ハリー・ナーニャ・ツアー(Harry Nanya Tours)で、 アボリジニのガイドとマンゴ国立公園を旅して、 ブッシュ・タッカー(bush tucker=アボリジニの食事)、 ブッシュ・メディスン(bush medicine=アボリジニの伝統医療)などの文化遺産 ・シルバートン・ホテルで地元の文化に接することができる 映画関連グッズのレンタルもあります。 参考HP:〜ブロークンヒルの場所地図(道路地図) 主なアウトバック(広義)の町・史跡など ・アリスス・プリングス(Alice Springs)〜北部準州(NT) アウトバック最大の都市 参考HP:〜アリススプリングス公式HP ・ウェイパ(Weipa)〜北部準州 ボーキサイトの産地 参考HP:〜ウェイパの場所地図(ヨーク半島の地図) ・ウルル(Uluru)〜北部準州 世界で2番目に大きい一枚岩のエアーズロック(Ayers Rock)が有 参考HP:〜エアーズロックの場所地図(世界遺産) ウルル・カタジュタの場所地図 なお、世界で1番は西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタス ・カタジュタ(Kata Tjuta)〜北部準州 オルガ山(Mount Olga)、高さは約460mの大きな岩石(複合の礫岩)が有 参考HP:〜ウルル・カタジュタ国立公園の地図(日本語) ・デヴィルス・マーブル(Devils Marbles)〜北部準州 悪魔の大理石 テナント・クリーク南114km、アリススプリングスから393km北上した所 参考HP:〜アリス・スプリングス付近の地図 ・テナントクリーク(Tennant Creek)〜北部準州 最後の金のゴールドラッシュが起こった町で、アボリジニの聖地が有 参考HP:〜テナント・クリークの場所地図(道路地図) ・マクドネル山脈〜西と東の中間にアリススプリングスが有 (MacDonnell Ranges、マクドネル山地)〜北部準州 参考HP:〜マクドネル山脈の場所地図 西マクドネル山脈(北部準州の公式旅行HP、日本語) 東マクドネル山脈(北部準州の公式旅行HP、日本語) ・クーバー・ペディ(Coober Pedy)〜サウスオーストラリア(SA) オパールの産地 参考HP:〜クーバーペディの場所地図(道路地図) クーバーペディの公式HP ・ブロークン・ヒル(Broken Hill)〜ニューサウスウェールズ(NSW) 銀・鉛・亜鉛の産地で、 参考HP:〜ブロークンヒルの場所地図(道路地図) なお、西オーストラリア州の州都パースの東部約600kmにある ・カルグーリー(Kalgoorlie) 金の産地 参考HP:〜カルグーリーの場所地図(道路地図) をアウトバックとしている説もある。 ・ニュー・サウス・ウェールズ州のアウトバック Outback、NSW NSW州のアウトバックは畏敬の念さえおこる風景、太古の歴史物語と明るい青空の下で暮らす忘れえぬ人々。それらとの生き生きとした出会いがあります。 ・ライトニング・リッジ(Lightning Ridge)からブ ・ブロークン・ヒル(Broken Hill)、 ・ニンガン(Nyngan)から ・バーク(Bourke)の奥地までのエリアがNSW州のアウトバックです。 見どころとしては、とげとげしいが傷つきやすく、無骨な自然美をもつニュー・サウス・ウェールズ州のアウトバックは、何千年ものあいだ、現地に住むアボリジニから崇拝されてきた土地です。30,000年近く前のアボリジニの壁画が、マタウィンジ国立公園(Mutawintji National Park)の遺跡を彩っています。 40,000年前のマンゴ・マンとマンゴ・ウーマンの遺骨が発見されたマンゴ国立公園は、世界最古の葬祭の遺跡です。その人類にとっての重要性のために、マンゴ湖(Lake Mungo)はウィランドラ湖水地方の世界遺産地域(Willandra Lakes World Heritage Area)の一部として評価されるようになりました。 アウトバックは果てしない地平線、冒険、エミューたち、そしてオパールの鉱山にいろどられています。ここにはオーストラリアの本来の姿があるのです。その明るく強烈な色彩は、アーティストや映画制作者を魅きつけてやみません。一風かわった装飾をつけ、開拓時代のあの伝説的な渇きを癒すために建てられたアウトバックのパブでは、地元の人々の心温かいもてなしと忘れられない思い出が待っています。 NSWの有名なポイントは、 ・マンゴ国立公園 奇岩ウォールズ・オブ・チャイナの秘密を探りって楽しめます ・ホワイト・クリフ(White Cliff) 地下の部屋に宿をとってみると 年間を通じて、一定した気温が楽しめます ・ブロークン・ヒル (Broken Hill)とその周辺 銀の町として知られるブロークン・ヒル、 ロイヤル・フライング・ドクターの基地を訪ねると 飛行機に乗ってかけつけてきてくれる医師がいます ・シルバートン(Silverton) ゴースト・タウンにあるパブで、 一杯のビールを片手にゆっくり時を過ごすのもまた楽しい ・マタウィンジ国立公園(Mutawintji National Park) ブロークンヒルから出かけて、ウィランドラ湖水地方世界遺産地域の一部の マタウィンジ国立公園でアボリジナル・アートを鑑賞できます ・バルラナルド (Balranald) とその周辺の北西150kmの所に、 世界遺産のマンゴ国立公園があります 参考HP:〜NSWの道路地図(バルラナルド (Balranald)有) (メルボルン、ワガワガ、キャンベラ、シドニー有) ・ライトニング・リッジ (Lightning Ridge) とその周辺 ライトニング・リッジは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州北部、隣のクイーンズランド州との州境に近い内陸部にある約20kuの小さな町です。ゴールドコーストから約750km、シドニーから約770kmの場所にあるそこは、何の特徴もないオーストラリアの田舎町ですが、ブラックオパールという他には類を見ない美しい宝石が、この小さな町の名前を世界中に知らしめています。 参考HP:〜ライトニング・リッジ付近の地図 ・フリンダース・レインジのアウトバック。 参考HP:〜 ・ウィランドラ湖群地域の場所地図(日本語) ・バールランド・シャーの場所地図 ・オーストラリアの地図(日本語) ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 10/3/24 |