大航海物語 オーストラリアの探検
デビルズ・マーブル
Devil's Marble

参考資料

AUSTRALIA
デビルス・マーブル(悪魔のビー玉)奇岩群

オーストラリア 2000/6/20 発行


NEDERLAND
ノーザンテリトリー(北部準州)
EIRE
オーストラリアの地図

アイルランド 1988/3/1 発行 (200%)


ダーウィン→

アリススプリングス

ウェストオーストラリア→

サウスオーストラリア




←クィーンズランド


←ニューサウスウェールス
←ヴィクトリア
←タスマニア
オランダ 1988/8/30 発行

デビルズマーブル奇岩群
 Devil's Marble
、Northern Territory
ノーザンテリトリーの州都ダーウィンから内陸に1000kmほど入ったところに奇岩群デビルスマーブルがある。巨大な岩石があたり一面に転がっている景観は、巨人の国に迷い込んだような錯覚にみまわれる。

奇岩のデビルズマーブルはアリススプリングスから393km北上した所に、世にも奇妙な光景と出会える場所として存在している。巨大な丸岩が、そこらじゅうにゴロゴロ転がる「デビルズマーブル」。ほとんどの丸岩は別の大きな岩の上に乗っていて、思いっきり押せば今にも動き出しそうな不安定な状態で、何者かが持ち上げてここに置いたとしか思えない、不思議な光景を現出している。そもそもこんな丸い岩が自然の力だけで出来るのだろうかとか、激流に流されて丸くなったのかとか不思議に思われるが、雨の降らない砂漠に川はない。そして、そこそこ高さのある岩の上に、どうやって乗ったのかと、この辺りではUFOの大群がしばしば目撃されているというので、それと何か関係があるのだろうかと、疑問が投げかけられている不思議な大自然の光景なのである。

アボリジニの言い伝えでは、デビルズマーブルは「虹色の大蛇の卵」といわれている。スチュアートハイウェイから案内の標識に従って未舗装の道路へ入り、しばらく走ると突然現れる。この未舗装道路は北と南でスチュアートハイウェイと交わっており、そのまま通り抜けすることも可能。また駐車場は3ヵ所あり、真ん中の駐車場には、キャンプ場やトイレがある。有名な2つの岩(上の切手図案)は北の駐車場で見ることが出来、南の駐車場では、約15分程の遊歩道が設けられている。オススメの時間は、デビルズマーブルを訪れるのは早朝日の出前か、夕刻がオススメになっている。また、満月の夜などもミステリアスなムードを堪能出来る。地質学者の調査によれば、デビルズマーブルは16億4千万年前からここにあったといわれている。見渡す限りの大平原に16億年も前から存在する不思議な岩達を時間を忘れて、その奇跡の景観を眺めるのも楽しい。

デビルズマーブルは、ノーザンテリトリー(北部準州)によりしっかりと保護された場所で、オーストラリア大陸の中央部(アウトバック)北部にあり、距離的にはアリススプリングスから北に約400Km、テナントクリークより南に約165Km、ダーウィンからは実に約1160Kmも南下しなければならない所に有る。

参考:〜
アリススプリングス
  Alice Springs

アリススプリングスは、オーストラリアのノーザンテリトリー(北部準州)にある都市である。単に「The Alice」とも呼ばれる。人口は28178人(2001年)で、北部準州では首府のダーウィンについで2番目に大きい。古くからこの地に居住するアボリジニ、アレント (Arrente) 族はこの地をムバーントゥワ (Mparntwe) と呼んでいる。標高約570m。
ソーニーデビル

オーストラリア 1992 発行
もともとはスチュアート (Stuart) と名付けられ、アウトバックの南北交通の拠点として建設された。スチュアートにはアウトバック最大の電報局が設けられ、イギリスのロンドンからオーストラリアのシドニーまでをつなぐ遠大な電信網の重要な基地ともなっていた。この電報局のすぐそばに湧き水があり、それが当時の南オーストラリア郵政局長チャールズ・トッド(Charles Todd)夫人のアリス(Alice)にちなんで、アリススプリングと名付けられ 遠大な電信網

オーストラリア 1972/8/22 発行
た。それが1933年に正式にスチュアートはアリススプリングスに名称変更された。なお、1929年にアデレードからの鉄道がスチュアートに達し、駅が既存市街地の南部に設けられたため街自体も南側に移動して、アリススプリングスが湧き水のある所から離れた。

大陸のほぼ中央にあるため、海から800km近く離れており、ダーウィン、アデレードといった大都市からもそれぞれ約1,695km、1,535km離れており、地理的に隔絶されている。現在はアデレードとダーウィンを結ぶ大陸縦断鉄道の中間地点となっているが、大陸縦断鉄道が2004年に全通するまでは鉄道と自動車交通の接点となっていた。また、ウルル(エアーズロック)やカタ・ジュタで知られるウルル-カタ・ジュタ国立公園への観光拠点ともなっている。 市街地中心部から南に14km程行ったところにアリス・スプリングス空港があり、オーストラリア国内主要都市との空路が結ばれている。
 参考HP:〜
  ・アリススプリングスの場所地図(NTの道路地図)

スチュアートハイウェイ
  Stuart Highway

スチュアートハイウェイは、オーストラリアの幹線道路である。スチュアート・ハイウェイという名称はヨーロッパ人として初めてオーストラリア縦断を行ったスコットランドの探検家であるジョン・ マクドゥオール・スチュアート(John McDouall Stuart)の名にちなんでいる。 オーストラリアのダーウィンとアデレードを結ぶ全長2834kmの国道である。オーストラリア大陸のほぼ中央を縦断している。そのほとんどが砂漠地帯を通っており、町と町の距離は非常に離れている。 2007年1月1日以前はノーザンテリトリー(北部準州)内の区間は速度制限がなかったが、規制改正後は130km/hの速度制限が設けられた。 サウス・オーストラリア(SA)内の区間は市街地を除き110km/h制限である。
途中の主な町
・ダーウィン
・キャサリン
・テナントクリーク
・アリススプリングス〜1933年にスチュアート(Stuart)から名称変更
・クーパーペディ
・ポートオーガスタ
・アデレード

参考HP:〜
 ・デビルズマーブル保護(公式HP)
 ・アリススプリングスの場所地図(GoogleHP、日本語)
 ・テナント・クリークの場所地図(道路地図)
 ・テナント・クリークの場所地図(広域地図)
 ・スチュアート・ハイウェイの地図(大陸縦断)
 ・オーストラリアの地図(日本語)

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。        10/2/20

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