大航海物語 | オーストラリアの探検
グレート・ディヴァイディング山脈 別名:大分水嶺山脈 Great Dividing Range |
参考資料 |
ブルーマウンテン、NSW オーストラリア 2000/6/20 発行 |
グランピアンズ、NSW オーストラリア 2000/6/20 発行 |
グレートディヴァイディング山脈から流れ出る河川 |
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マレー河 オーストラリア 2000/6/20 発行 |
マランビジー川 オーストラリア 2000 発行 |
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NEDERLAND ノーザンテリトリー(北部準州) |
EIRE オーストラリアの地図 アイルランド 1988/3/1 発行 (200%) |
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ウェストオーストラリア→ |
サウスオーストラリア |
←クィーンズランド ←ニューサウスウェールス ←ヴィクトリア ←タスマニア |
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オランダ 1988/8/30 発行 |
グレート・ディヴァイディング山脈 別名:大分水嶺山脈 Great Dividing Range、QLD、NSW、VIC グレートディヴァイディング山脈は大分水嶺山脈とも呼ばれるオーストラリア大陸の東部の山脈で、アボリジニーの居住地であり、ヨーロッパ人のオーストラリア探検時の中心となった。クイーンズランド北部から、大陸東部をニューサウスウェールズ州、ビクトリア州に至り、ビクトリア州で西部に延び、グランピアンズで平原になる総延長3,500km以上の山脈。オーストラリア大陸の最高峰コジアスコ山(Mount Kosciuszko、2,228m、別名:スノーウィー・マウンテンズ、NSW州)や、オーストラリア・アルプス山脈(NSW州南部〜ヴィクトリア州東部)を含んでいる。また、多くの河川の源流域を形成している。世界で4番目に長い山脈である。 グレートディバイディング山脈は一つの山脈から成り立っていない。つまり、古代からのそして複雑な地史とともに、山脈、台地、高地および崖などから複雑に構成されている。この陸塊の地形区分の名称は東部オーストラリア大山脈(East Australian Cordillera)と呼ばれている。この山脈の山頂は分水嶺か、もしくは東部へ向かう太平洋へ流れ込む河川の流域と、山脈南部で西へ向かうマレー・ダーリング流域(Murray Darling River System)、北部でカーペンタリア湾へ流れ込む河川の流域の境界によって定められる。山脈の高く起伏の激しい地域においては、山脈の主稜線の一部分を形成する必要はないことに注意すべきだが、主稜線から枝尾根が出ている。“グレートディバイディング山脈”という言葉は、特に山脈の分水嶺やオーストラリアの東部海岸地帯と中央平原、低地の間の丘陵や山々のすべてを複雑に含むすべての高地に関連している。 参考:〜 ・ブルー・マウンテンズ Blue Mauntains ・グレートアーテジアン盆地、大鑽井盆地(だいさんせいぼんち) The Great Artesian Basin グレートアーテジアン盆地はオーストラリア大陸の中東部に広がる盆地で、面積は約176万km2とオーストラリア大陸の約23%を占め、世界最大の鑽井(自噴)盆地。ステップ気候に属しており年間の降水量は多くないが、地下には 64,900立方kmの地下水が蓄えられていると推定されており、乾燥した内陸部の貴重な水資源として活用されている。井戸を掘ると、大鑽井盆地の東側に位置するグレートディヴァイディング山脈(大分水嶺山脈)から流れ込んだ被圧地下水が自噴する。この地下水には多量の塩分が含まれており、灌漑用途には不向きである。そのため塩分濃度の許容限界が比較的大きい羊の飲み水として利用され、羊の牧畜が盛んに行われているが、羊の全国生産量に占める割合は現在5%程度。一部牛も放牧されている。大部分がクウィーンズランド州(QLD)で、南オーストラリア州(SA)北東部の一部と、NSW州の北部、南東部角が北部準州(NT)になっている。 参考HP:〜 ・大分水嶺山脈の場所地図(東側の長い黒線) ・オーストラリアの地図(日本語) ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 10/3/24 |