★ロシア |
ポポフ提督 1874 円形砲艦を開発・建造 |
大航海物語★ |
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ロシア帝国の 軍 艦 旗→ 白地に青色線 大 砲→ イカリ→ |
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BAHAMA 円形砲艦モデル・外輪船バンシー号 ”Banshee”
バハマ 1999/3/9 発行 |
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ボスニア湾 バルト海、フィンランド湾、エストニア国、チュド湖 |
フィンランド | ||
スウェ|デン | ラドガ湖 |
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←サンクトペテルブルグ クロンシュタット |
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ロシア | |||
フィランド 1985/10/15 発行 (古地図の小型組合せシート) |
アンドレイ・ポポフ海軍中将 (1821〜1898) Vice-Admiral Andrei Popov 1867〜1876年の間にバルチック艦隊(Baltic Fleet)でポポフ提督が艦隊司令官を務めました。マカロフ(Stepan Osipovich Makarov 1849-1904)が副官(flag captain)を務めました。 ポポフ提督は円形砲艦ノブゴロド号を設計して、1874年にサンクト・ペテルブルグで完成させました。 ・ノブゴロド号(Novgorod) 種別:円形砲塔艦 分類:沿岸防御砲艦 所属:ロシア帝国海軍・黒海艦隊 建造所:サンクト・ペテルブルグで建造 起工:1872年、進水:1873年、完成:1874年、最終状態:1900年頃退役、解体 排水量:2,491ton 長さ:30.78m・幅:30.78m・吃水:4.11m 主機:円缶8基、ベアード社・水平複合往復動機関:6基6軸、後に4基4軸に改装 出力:石炭蒸気機関、3,360馬力 速力:6〜7not、改装後:2,000馬力、4not 石炭:160ton搭載 乗員:士官15人、下士官・兵136人 装甲:錬鉄:水線装甲帯229〜178mm、バーベット280〜229mm、甲板70mm 兵装:完成時:280mm20口径砲2門(連装1基)、86mm砲2門を搭載。 ロシアでは、ポポフ提督が考案したため「ポポフキ」とも呼ばれている円形砲艦は、港湾や河川の防御用に計画され、サンクト・ペテルブルグで建造したものを分解して輸送し、黒海に注ぐ南ブーフ川とインフール川の合流地点で、黒海から約80 kmの地点にあるムィコラーイウ市(Mykolaiv)の新しい造船所ニコライエフ(Nikolaev)で組み立てられました。6軸にそれぞれ蒸気機関を備えるという非常に変わった配置でしたが、後に外舷側の2軸は撤去・改装されました。船体は約70cm厚の木材で覆われ、さらに銅板で被覆されていました。 なお、2番艦”ヴァイス・アドミラル・ポポフ号”(Vice-Admiral Popov、3,550t、完成:1877)も建造されており、その他に、ポポフ提督は軍艦以外にも、ロマノフ朝第12代ロシア皇帝アレクサンドル2世(Aleksandr II Nikolaevich Romanov, 1818-在位:1855-1881)の要望により、皇帝用の「浮かぶダンスホール」と呼ばれる豪華ヨット”リヴァディア号”(Russian Emperor's Yacht Livadia、1880頃、4,420t、長さ:71.63m、幅:46.63m、吃水:5.49m、ボイラー:8基、往復動機関:3基、速力:16nt)も建造しました。 ・参考HP:〜 ポポフ中将の偉業 ・参考地図HP:〜 サンクト・ペテルブルグとクロンシュタット湾の地図 ムィコラーイウ市の場所地図 09/8/18 参考:〜
・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 09/10/20追記 |