切手で綴る 太平洋戦争 物語
第4部 <帝国の敗戦>
第21章 原子爆弾
107 <長 崎>
1945/8/9
米軍、長崎へ原子爆弾投下


長崎へプルトニューム型原子爆弾を投下した
米国陸軍B29爆撃機ボックスカー号の機首エンブレム


人類史上3番目の核爆発

第2次世界大戦50周年記念
セントヴィンセントグレナディン 1994 発行
ビキニ環礁エイブル(ABLE)実験の原子雲

1946/7/1に高度158mで
人類史上4番目の核爆発(プルトニューム型)

マーシャル諸島 1996 発行
長崎の原爆平和記念像

ウルグアイ 2015 発行
原子爆弾の原子雲

ネヴィス 2005 発行

米軍、長崎へ原子爆弾を投下、昭和20年8月9日
  (Atomic bombing of Nagasaki、1945/8/9)
米軍は1945年8月6日広島ボーイングB29エノーラ・ゲイ号で原子爆弾(ウラニュゥム爆弾)を投下しました。次いで3日後の8月9日には長崎にB29ボックスカー号(Bockscar)で原子爆弾(プルトニュゥム爆弾:Plutonium Bomb)を投下しました。

長崎に落された原爆(ファットマン:Fat Man)で生み出されたエネルギーは広島原爆のリトルボーイより大きかったのですが、町の地形の関係で被害は広島ほどはひどくありませんでした。しかし、長崎市の三分の一が破壊されて、死傷者は15万人以上と言われています。その年の終りまでに原爆で亡くなった人は7万人以上と推定されています。

参考HP〜
ファットマンのモックアップ写真(木型模型)
 (全長約3.25m、最大直径約1.52m、総重量約4.7t、核出力TNT換算約kt)
B29ボックスカー号機首エンブレムの写真
B29飛行経路の地図(原爆投下の飛行経路)

こちらで
昭和天皇(終戦の詔勅、ポツダム宣言の受託)
米軍、広島に原爆を投下
・ をお楽しみください。


参考:〜
米重巡洋艦 インディアナポリス号の装備:〜就役1932/11/15、1945/7/30沈没※
  (USS Indianapolis, CA-35、アメリカ海軍ポートランド級重巡洋艦)
重巡洋艦 Portland-class cruiser 米:重巡インディアナポリス号

キリバス 1995 発行
建造所 ニューヨーク造船所, New Jersey
全 長 186m
全 幅 20m
吃 水 5.28m
排水量 9,800t
速 力 32kt (59km/h)
航続距離 24,080km(15kn/28km/h)
乗 員 1,269人
武 装 55口径8インチ3連装砲3基、25口径5インチ単装砲8基、40ミリ機関砲、20ミリ機銃
搭載機 水偵2機
※インディアナポリス号は、1945/7/26にテニアン島へサンフランシスコから広島・長崎へ投下する原子爆弾を極秘裡に運んだ後、1945/7/30フィリピン海で帝国の潜水艦伊58(回天特別攻撃隊・多門隊)の雷撃で沈没。第二次世界大戦で帝国の攻撃により沈没した最後のアメリカ海軍水上艦艇となりました。

・上記は こちら の文献などを参照させてもらいました。   2016/5/25

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