大航海物語 |
トスカネリ 1474、古地図 トスカネリの世界図 真ん中はジパング(日本) |
参考資料 |
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アジア→ | ウガンダ 1992 発行 |
←ヨーロッパ ←アフリカ |
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アジア→ | ジパング(ヂバイダーで示している) ベトナム 1992 発行 |
←ヨーロッパ ←アフリカ |
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パオロ・ダル・ポッツォ・トスカネッリ (1397〜1482/5/10) Paolo dal Pozzo Toscanelli トスカネリは、イタリア・フィレンツェ(Florence、Italian=Firenze)の地理学者・数学者・天文学者でした。パドヴァ大学(University of Padua)で数学を学び研究の結果、78才で地球球体説を主張しました。プトレマイオスの世界地図やトスカネリが作成した地図には、もちろん新大陸は描かれてないので、ジパング(日本)の位置は今のメキシコの辺りと考えられていました。コロンブスに影響を与えた人物とされています。 1474年トスカネリは西回りでインドに至る航路の可能性をポルトガル王に書簡で送りました。それを聞いたコロンブスはトスカネリに、アジアへの航路を尋ねる手紙を出しました。トスカネリはコロンブスの書簡に返事を書き、その返事には、地球球体説と大西洋を西航する方がインドへの近道であるという説を唱えて、1474年の上の切手の地図を示し「アフリカ大陸を南下するのではなく、イベリア半島を真西に行くのがアジアへの近道だ」とあり、また「西航していけば、マルコ=ポーロが書いている黄金の国”ジパング”(今のメキシコ付近)を通過して、インドへ行ける」ともありました。 参考HP〜 ・トスカネリの世界図 ・トスカネリ世界図(2) ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 |