大航海物語 オーストラリアの探検
グレートサンディー砂漠
 Great Sandy Desert

参考資料

AUSTRALIA
グレート・サンディ砂漠

オーストラリア 2000/6/20 発行


NEDERLAND
ノーザンテリトリー(北部準州)
EIRE
オーストラリアの地図

アイルランド 1988/3/1 発行 (200%)



ウェストオーストラリア→
パ−ス→

サウスオーストラリア




←クィーンズランド


←ニューサウスウェールス
←ヴィクトリア
←タスマニア
オランダ 1988/8/30 発行

グレートサンデー砂漠
 Great Sandy Desert
、Western Australia、(ウェト・オーストラリア州)
グレートサンディー砂漠はオーストラリア北西の砂漠で、西オーストラリアの北部に大きな面積を占めている砂漠。東西約800km、南北約500km。年降水量は250〜500mmで、乾燥していて不毛地帯になっている。面積:360,000kuを占める。グレートサンディ砂漠はピルバラ地域(Pilbara)、キンバリー地域(Kimberley)の岩石地帯の間の平らな所である。南にはギブソン砂漠がある。

1873/12月からピーター・ワーバートン大佐探検隊がグレートサンディー砂漠を横断して、1874/1/26にピルバラ地域北部海岸地域でパース北1,560kmのロウバーンに到達、グレートサンディー砂漠の初横断を達成しました。

グレートサンディー砂漠は、オーストラリアの西海岸沿いに点在するピナクルズ、カルバリー国立公園、モンキーマイア、コーラルベイ、カリジニ国立公園などの北東に有る大砂漠。日本では情報の少ない、秘境といえる所。
 参考HP:〜
  ・グレートサンディ砂漠の場所地図(白地図に赤色印)

参考:〜
オーストラリアの砂漠と乾燥地帯:〜
ギブソン砂漠
  Gibson Desert

ギブソン砂漠はオーストラリアのウェスト・オーストラリア州内陸中央部、北のグレート・サンディー砂漠と、南のグレート・ビクトリア砂漠の間にある砂漠。東西約830km、南北約400kmにわたり、高原状で砂丘が連なり部分的に低木がはえる砂漠地帯。面積約220,000ku。ディサポイントメント湖などの塩湖があり、南側にはナラボー平原がある。名前は1874年に探検中この砂漠の横断を試みていた時に亡くなったアルフレッド・ギブソン(Alfred Gibson)にちなんでいる。同じ探検隊で生き残ったアーネスト・ガイル(Ernest Giles)が名付けた砂漠。
 参考HP:〜
  ・ギブソン砂漠の場所地図(白地図に赤色印)
オーストラリアの乾燥地帯

オーストラリア 1988/10/17 発行

・タナミ砂漠
  Tanami Desert
  オーストラリア中北部のノーザンテリトリー(北部準州)にある砂漠、
  南にはマクダネル山脈がある。面積は29.2ku。
 参考HP:〜
  ・オーストラリアの砂漠の場所地図(8大砂漠)
    (灰色:〜タナミ砂漠)
    (黄色:〜グレートサンディ砂漠)
    (灰色:〜リトルサンディ砂漠)
    (緑色:〜ギブソン砂漠)
    (橙色:〜グレート・ビクトリア砂漠)
・グレート・ビクトリア砂漠
  Great Victoria Desert
  オーストラリア南部(ウェスタンオーストラリア州とサウスオーストラリア州)にある砂漠。
  南側にはナラボー平原がある。面積は42.4ku。
 参考HP:〜
  ・グレートビクトリア砂漠の場所地図(白地図に赤色印)

スタート砂漠
  Sturt Stony Desert

  オーストラリア南東部(SA州、QLD州)にある砂漠で、
  北にストルゼレスキ砂漠が有り、東にシンプソン砂漠が有る。
 参考HP:〜
  ・スタート砂漠の場所地図(白地図に赤色印)
  ・オーストラリアのの場所地図(8大砂漠)
    (藍色:〜シンプソン砂漠)
    (空色:〜スタート砂漠)
    (紺色:〜ストルゼレスキ砂漠)
スタート砂漠バラ

オーストラリア1968発行
・シンプソン砂漠
  Simpson Desert
  オーストラリア中央部(ノーザンテリトリー、サウスオーストラリア州、クイーンズランド州)に
  ある砂漠、北西にはシンプソン砂漠がある。面積は14.3万ku。
 参考HP:〜
   ・シンプソン砂漠の場所地図(白地図に赤色印)
・ストルゼレスキ砂漠
  Strzelecki Desert
  オーストラリア中東部にある砂漠で、北部準州南部、クイーンズランド州
  南西部、サウスオーストラリア州西部にまたがり、エーア湖湿地帯北東部
  にある乾燥地帯、スタート砂漠の南で、クーパーペディの東に有。
 参考HP:〜(アリススプリングス、クーパーペディの間)
   ・ストルゼレスキ砂漠の場所地図(白地図に赤色印)
・チラリ砂漠
  Tirari Desert
  北部準州の南部に属し、面積は1,600ku。ストルゼレスキ砂漠の西で、
  シンプソン砂漠の南東にある。
 参考HP:〜
   ・チラリ砂漠の場所地図(白地図に赤色印)

・ナラボー平原
  Nullarbor Plain
ナラボー平原はオーストラリアのグレートビクトリア砂漠南部、グレートオーストラリア湾の北湾にある砂漠気候の平原。ナラーバー平原ともいう。面積は 20000ku、最も広いところで東西 1200kmに及び、東部は南オーストラリア州、西部は西オーストラリア州に属している。ナラボーの語源はラテン語の"NULL-uh-bore"(木のない)。年間平均降水量が250mm以下という典型的な乾燥気候地帯。ナラボー平原には世界一長い直線区間を走るインディアン・パシフィック鉄道が有。
 参考HP:〜
   ・ナラボー平原の場所地図(白地図に赤色印)


カリジニ国立公園
  Karijini National Park

カリジニ国立公園は西オーストラリアで1番ダイナミックな国立公園といって過言ではない。様々な急な下り道や上り道の他に、泳がなければ先に進めない道まであって、アドベンチャー好きには最高の国立公園です。カリジニ国立公園内には様々な自然プールや滝があり、トレッキングで疲れた体を癒してくれます。 迫力もすごいが、サイズもすごく、大きさは西オーストラリアで2番目に大きい国立公園となっています。カリジニ国立公園のもう一つの見所は何と言ってもアリ塚の大きさです。ここ、カリジニ国立公園では写真でも分かるように3mを軽く超える巨大なアリ塚をあちらこちらに見ることができます。 カリジニ国立公園はパースから約1400km離れた場所にあり、パースからのツアーに参加すると、通常パース〜ブルームのブルームツアーは片道で10日間、往復で13日間かかる日程となっています。ちなみにカリジニ国立公園には宿泊施設などはもちろんないので、宿泊はキャンプ場でのテントもしくは寝袋となるのが一般的となっています。キャンプが苦手な人には、カリジニ国立公園の近くにトム・プライス(Tom Price)で宿泊が可能です。

カリジニ国立公園観光スポット:〜
・サーキュラープール (Circular Pool)
・デールズ渓谷 (Dales Gorge)
・フォーテスキュー滝 (Fortescue Falls)
・ファームプール (Fern Pool)
・ハンコック渓谷 (Hancock Gorge)
・ジョフリー渓谷 (Joffre Gorge)
・カラミナ渓谷 (Kalamina Gorge)
・レッド渓谷 (Red Gorge)
・ウェアノ渓谷 (Weano Gorge)

25億年以上もの時の流れを観察できる絶好の場所が、ノースウエスト地域(北西部)のカリジニ国立公園。西オーストラリア州で2番目に大きい国立公園は、赤い岩壁が切り立つ峡谷やエメラルド色の水を湛える池、美しい滝など絶景に恵まれています。動植物が豊富でさまざまなウォーキングトレイルが用意されており、秘密の峡谷や滝を訪ねることも可能。ここを訪れるには4WD車のツアーがベスト。見どころはノックス峡谷やレッド峡谷、ジョフル峡谷、ウェアノ峡谷と、4つの峡谷が交わる場所を見下ろすオクサーズ展望台。ウェアノ峡谷では景観の素晴らしい小道を渓谷の底の美しいハンドレール・プールまで下りることができます。

西オーストラリア州には、パースなど起点となる都市から 遙かに離れた魅惑的な大自然が数多くあります。 なかでも、壮大で変化に富んだ自然景観が絶賛されながら、 アクセス不便で観光しにくいため「秘境」と呼ばれているのがカリジニ国立公園です。 西オーストラリア州西北部ピルバラ地区の鉄鉱石鉱山町トムプライス近郊に広がる国立公園で、公園内の観光ルートのほとんどが未舗装道。しかも入り組んだ渓谷が数多くあり、個人での観光は危険を伴うため、4WDを利用したツアーで訪れるのが現実的です。ツアーの起点となるのがブルームやエクスマウス、ポート・ヘッドランドなど、西オーストラリア北部沿岸の町。これらの町から4、5泊の4WD利用キャンプツアーが数多く催行されています。(カリジニ国立公園内には宿泊施設がないため、 原則どのツアーもキャンプとなります)。土煙を上げながら渓谷を目指し、20億年を超えるといわれる地層が顕わになった渓谷を眺め、 さまざまなウォーキングトレイルを歩き、川や池で泳ぐ、そんなアドベンチャー気分いっぱいの体験が味わえます。

砂漠化:〜
枯れ上がる大地。最近までは青々とした草木が茂り、多くの生き物が生命を営んでいたはずなのに、なぜ砂漠化が進行して行くのでしょう。砂漠化が進むのは、まず雨の量が極端に少ないか、雨が降らないから。その結果草や木が育たなくなり、そして土壌の劣化が進む。原因の一つとして塩害による土地の劣化もあると言われている。これは農業を行うときの灌漑設備が不十分のためとか。排水をしっかりと行わない灌漑では、塩類を大量に含んだ地下水面が上昇し、水が蒸発してしまうと塩分だけが残ってしまう。その結果作物も育たず土地の劣化は進む。雨が降らないのは大気中の二酸化炭素の量が増え気候の変動が取り上げられる。この様な現象の繰り返しで、砂漠化が進捗するのでしょう。砂漠化は人類が増えすぎて、人間が作ってしまった産物なのでしょう。

・バンディクート(Lesser Bilby、Macrotis leucura)
兎耳(Rabbit-eared Bandicoot)ともいう有袋類で、
1887年にグレートサンディ砂漠とギブソン砂漠で発見された。

ミミナガバンディクート
  Macrotis lagotis

  動物界 Animalia 脊索動物門 Chordata 哺乳綱 Mammalia
砂漠のバンディクート
  バンディクート目 Peramelemorphia ミミナガバンディクート科
  Thylacomyidae ミミナガバンディクート属 Macrotis Reid, 1837
   ミミナガバンディクート M. lagotis に分類。
ミミナガバンディクート(Rabbit-eared Bandicoot)は有袋類。ミミナガバンティクート科は本種のみが生存していて、砂漠に生息する。夜行性。シロアリの蟻塚の下や藪に長さ300cm、深さ40-60cm(180cmに達した例もある)の巣穴を掘る。 食性は雑食で、昆虫類、果実、種子、球根などを食べる。聴覚と嗅覚を使い食物を探す。 繁殖形態は胎生。妊娠期間は約14日。1回に2-3頭の幼獣(まれに3頭)を産む。幼獣は生後80日ほどで育児嚢の外に出る。メスは生後150日ほどで性成熟する。

開発や放牧による生息地の破壊、人為的に移入された動物による食害などにより生息数は激減している。飼育下繁殖した個体を絶滅した地域に再導入する試みが進められている。

参考HP:〜
 ・オーストラリアの砂漠の場所地図(5大砂漠、4大乾燥地)
 ・オーストラリアの砂漠の場所地図(6大砂漠、日本語)
 ・シンプソン砂漠の地図
 ・ストルゼレスキ砂漠の場所地図(クーパーペディの東、スタート砂漠の南、チラリ砂漠有)
 ・オーストラリアの山脈などの場所地図
 ・キンバリー地域の区分地図(ピルバラ地域有り)
 ・オーストラリアの地図(日本語)
 ・オーストラリアの気候地図(日本語)
 ・カリジニ国立公園の地図(日本語)
 ・オーストラリアの地図(北西部、日本語)
 ・オーストラリアの地図(南西部、日本語)

・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。        2010/4/20

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