|
||
★鳥シリーズ | 日 本 の 鳥 切 手 | (その3) |
鳥シリーズとして昭和38(1963)年から6種が発行されました。 |
るりかけす Purple Jay Garrulus lidithi ----- 昭和38年 1963.8.10 |
らいちょう Rock Ptarmigan Lagopus mutus japonicus 昭和38年 1963.8.10 |
|||
スズメ目カラス科。 ハトよりやや小形の美しい鳥。全長約38cm。沖縄県の奄美大島と徳之島に特産の美しいカケスで、かっては欧米に羽毛を輸出するために大量に捕獲され、一時数が非常に減少しました。 国の天然記念物として保護されています。 レッドデータブック・危急種。 |
キジ目ライチョウ科。 飛騨、木曽、赤石山脈などの高山帯に生息し、体長約36cm。顕著な保護色をしており、年3回羽色が変る。春〜初夏は黄褐色と灰色のまだら模様で翼と腹が白い。夏〜秋には羽色が灰色みをおびてくる。冬季には尾羽を除いて純白となる。一年中色の変らないのは白色の風切羽と黒褐色の尾羽です。 国の特別天然記念物。 レッドデータブック・絶滅危惧種。 ふるさと切手のライチョウはこちら |
|||
きじばと EasternTurtleDov Streptopelia orientalis orientariis 昭和38年 1963.11.20 |
こうのとり White Stork Ciconia boyciama ----- 昭和39年 1964.1.10 |
|||
ハト目ハト科。 ドバト以外て、日本各地に一番ふつうに生息している鳩。日本にはカラスバト、シラコバト、ベニバト、キジバト、マバト、ズマカヤバトの7種と絶滅した、リュウキュウカラスバト、オガサワラカラスバトの2種の鳩がいたそうです。 参考HP〜身近な鳥たち 参考HP〜小笠原諸島の脊椎動物 ふるさと切手のシラコバトはこちら |
コウノトリ目コウノトリ科。 大型白色で全長約125cm。風切羽と初列および大雨覆いのみ黒く、脚が赤く、翼と嘴が黒い。かっては日本全国に分布していて、江戸市中で繁殖していた記録も残っているそうで、1900年代の初めには本州の数ヵ所で繁殖するだけとなり、現在の日本では野生状態で繁殖するものが全くいなくなりました。ただ、冬季に中国から飛来する個体が時々います。明治中期に急激に数を減らした原因は、主に狩猟による殺戮で、絶滅するにいたったのは農薬による卵の汚染であると考えられています。なお「松上の鶴」はコウノトリをツルに見立てたようですね。ヨーロッパのコウノトリは小型で嘴が赤い.。欧州のコウノトリはこちら 国の特別天然記念物。 レッドデータブック・絶滅危惧種。 参考HP〜兵庫県立コウノトリの郷公園 |
|||
うぐいす JapaneseBushWarbler Cettia diphone cantans 昭和39年 1964.2.10 |
ほおじろ SiberianMeadowBunting Emberiza cioides ciopsis 昭和39年 1964.5.1 |
|||
スズメ目ウグイス科。 法法華経と鳴くことでよく知られている。全長16cm全体に薄い緑色みを帯びた灰褐色をしており、いわゆる「うぐいす」色ではない。日本では北海道から沖縄までの各地に生息。一年を通じて単独かつがいで暮して群れにはならない。やぶ中を声を出しながら移動してゆく「笹鳴き」、谷から谷に響き渡るように鋭く鳴くのは「谷渡り」と言われています。 ふるさと切手のウグイスはこちら |
スズメ目ホオジロ科。 スズメよりやや大で雄は興奮すると冠部の羽毛を逆立てる。アジア東部に分布し北海道では夏鳥です。本州以南は留鳥が標鳥です。一夫一妻で繁殖し、雄は強いなわばり性を示します。 |
|||
・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 |