|
||
★オランダ | メルカトル 1569 メルカトルの世界地図 |
大航海物語★ |
|
BELGIQUE-BELGIE G.MRCATOR 1512-1594 |
Deutscbland 500. Geburtstag |
|
ベルギー 1942/5/15 発行 |
ベルギー 1962/4/14 発行 |
1512 メルカトル生誕500年記念 2012 ドイツ 2012 発行 |
メルカトル | プトレマイオス ホンデ ュウス |
|
メルカトル家からホンデュウス家に譲られた地図原版を基に ホンデュウスが新たに地図を加えて製作された メルカトル・ホンデュウス版アトラスの ホンデュウス世界地図、1606 ベルギー 2012/3/12 発行 小型組合せシート |
メルカトル | ホンデ ュウス |
ヴ ェスプ ッチ |
ゲラルドゥス・メルカトル (1512〜1594) Gerardus Mercator メルカトルは1512年3月5日フランドルのブルモンドに生まれ、ルーヴァン大学で学び、地図作成法と測量士として実務経験を積み、宮廷の仕事をしました。しかしプロテスタントに対する圧迫が強まったので、1552年にドイツのラインランド地方へ移りました。同地方のデュースブルグに定住して宮廷付の地図学者となり、新発見などの新資料を収集して取り入れながら、1537年・聖地、38年・世界、40年・フランドル、54年・ヨーロッパ、64年・イギリスなどの地図を発表後、1569年「メルカトルの世界地図」を製作・発表し、近代地図学の基礎を築きました。また、地球儀や天球儀も作成しています。晩年では、プトレマイオスの地図(78)、現代地図帳は85年から95年にかけて3篇の分冊として出版しています。1594年12月2日に82才で亡くなりましたが、翌年には107葉の地図を収容した完全な著作が出版されました。 |
メルカトルの図法 |
メルカトル図法(1569完成)とは 近代地図学の祖と言われる、オランダの地理学者メルカトルが1569年に完成した世界図で、この図を航海図として、彼が最初に用い、現在に至るまで広く普及しました。経緯線が長方形になる正角図法で、地球上で航程線(方位が一定の線)が、全て直線で表される唯一の地図投影法です。これから国際水路機関では海図用に指定しています。その数学理論は1599年にイギリスのライト(E.Wright)が明らかにしました。〜日本大百科事典より。 |
・X’MAS 1898 上の切手は1898年にカナダから「英連邦間統一郵便料金制度開始」を記念して発行されたものですが、切手収集家の間ではクリスマス一番切手としてよく知られた切手です。地図切手なのにクリスマス切手とはどういうことなのかというすと、この制度が実施されたのが12月でクリスマスシーズンであったため図案の中央下部に「XMAS」の文字が印字されて発行されたためです。 切手図案のメインは地図なのです。地図中、赤く塗られた部分が目立ちますが、これらの地域は当時のイギリス領土(英本国と植民地)を示しています。当時すでに自治領になっていたカナダから発行された切手ということで、当然カナダを中央に配していますが、まさに大英帝国の強大さを示しています。特にカナダの部分の赤色は中央に大きく際だっていますが、これもメルカトル図法のおかげで実際より面積が拡大されているためで、まさに効果的に目立っています。ただでさえ広いカナダ(現在、面積は世界第2位)がより広く描かれています。さらに、この地図にはカナダの大きさを印象づける工夫がなされているようにも思えます。それはカナダ本土のすぐ北の北緯75度付近で切っているため、この図法で全部描くと南米大陸より大きくカナダの北東にそびえるように描かれるグリーンランドが小さくカットされています。メルカトル図法では実際より、南極と北極が大きく描かれることになります。 ”WE HOLD A VASTER EMPIRE THAN HAS BEEN” イギリスのヴィクトリア女王が「我が領土に日の没する所なし」と言ったと切手に印刷されています。(直訳=我々は未だかって無かった巨大な帝国を保有している。) ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 12/11/25追記、13/1/20 |