大航海物語 | 大航海時代 と 帆船(植民地)の食料 タロイモ Taro |
参考資料 |
ツバル 1976 発行 |
タロイモ |
タロイモ;〜:古代マレー地方原産 Taro 和名:タロイモ 英名:Taro 学名:Colocasia esculenta 分類:植物界被子植物門単子葉植物綱オモダカ亜綱 オモダカ目サトイモ科サトイモ属タロイモ種 Plantae Magnoliophyta Liliopsida Alismatidae Alismatales Araceae Colocasia C. esculenta タロイモは古代マレー地方が原産と考えられているサトイモ科サトイモ属の植物のうち、根茎などを食用とするために栽培されている栽培種の総称。日本で栽培されているサトイモやエビイモ、エグイモ、京料理のカラノイモ、タケノコイモ、南日本のタイモもタロイモの一種であり、サトイモはタロイモのうち最も北方で栽培されている品種群である。くさび型の葉が非常に大きいため、英名を「Elephant Ear(象の耳)」ともいう。世界各地の温暖な地域で根菜として利用されている。 熱帯アジアやオセアニア島嶼域、アフリカの熱帯雨林地帯ではさらに多くの種や、その品種群が多く栽培されており、これを主食としている民族や地域も多い。また、若葉は葉菜として利用される。近年ではセレベスの名でスラウェシ島原産ものが、比較的市場に出回るようになっている。キプロスにはコロカシと呼ばれるタロイモがある。ポリネシアでは、タロイモから作るポイというペースト状の食品が主食とされていた。また、ハワイ州の伝統料理に、豚肉をタロイモの若葉で包んで蒸し焼きにしたラウラウという料理がある。 参考HP:〜 ・タロイモ(茎の写真) 参考:〜 サトイモ Taro 和名:里芋 英名:Taro 学名:Colocasia esculenta Schott 分類:植物界被子植物門単子葉植物綱 サトイモ目サトイモ科サトイモ種 Plantae Magnoliophyta Liliopsida Arales Araceae Colocasia esculenta サトイモ(里芋)は、サトイモ科の植物。マレー地方が原産と言われ、茎の地下部分(塊茎)を食用とする。また、葉柄は芋茎(ズイキ)といい食用にされる。主要な品種は小芋系統(小芋が多数できる)の「石川早生」品種群で、生産の8割以上を占めるとされている。熱帯アジアを中心として重要な主食になっている多様なタロイモ類のうち、最も北方で栽培されているもので、日本には縄文時代に伝わったとされる。山地に自生していたヤマイモに対し、里で栽培されることからサトイモという名が付いたとされる。栽培は比較的容易で、水田などの水分含量の高い重粘な土質で日当たり良好かつ温暖なところが栽培に適する。 でんぷんを主成分とし、低カロリーで食物繊維も豊富である。独特の「ぬめり」があるが、これはムチン、ガラクタンという成分によるもので、ムチンには消化促進、ガラクタンには免疫力向上作用があるとされる。生ではえぐ味ないし渋みが強い.これはある種のタンパク質が付着したシュウ酸の針状結晶が多数あるためで、その結晶が口腔内に刺さることにより引き起こされる。このため加熱等でタンパク質を変性させることにより渋みは消える。サトイモの茎の部分をそのまま、あるいは干して乾燥させた物も「ずいき」(芋茎)と呼び食用にされる。主に煮付けなどにして調理されることが多い。 ・芋煮会(いもにかい):〜 晩夏から秋にかけて収穫される里芋)は煮物の材料として、日本では極めて一般的な存在で、各地の芋煮会、いもたき(いもだき)の主材料でもあり、これら子イモや孫イモを「芋の子(いものこ)」と呼ぶ。親イモに寄り添うように、子イモ、孫イモと沢山のイモができることから、子孫繁栄の縁起物として正月料理などにも用いられる。また、里芋の皮を洗ってむくときに、皮が付いたままのイモを数多く「桶」か「たらい」に入れ水を張り、ほぼ隙間なく数多くを入れ板で左右に掻き回すと皮が剥がれてむける。子の様子から「芋の子を洗う」といい、すし詰めの混雑した電車の様子を例える言葉になった。 参考HP:〜 ・里 芋(洗った芋(皮付)の写真) ・1株のサトイモ(掘った芋の写真)、茎はタロイモとほぼ同じ。 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 10/1/15 |