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★日 本 | 唐行きさん・おキクさん 1916(大正5年) サンダカン(ボルネオ)へ渡航 |
大航海物語★ |
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REPUBLIC OF CHINA 中国のジャンク船 大正2年 1913/5/5 発行 |
日本郵便 NIPPON (舞妓林泉)ぶぎりんせん 絹本彩色、土田麦僊作 日本 1968/4/20 発行 |
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琉球郵便 東南アジア、中国、日本 国際青年会議所沖縄会議記念 昭和38年 1963/9/16 発行 |
BRITISH BORNEO ボルネオ(青はサバ州)地図 英領北ボルネオ 1961/2/1 発行 |
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「からゆきさん」とは、19世紀後半に、東アジア・東南アジアに渡って、娼婦として働いた日本人女性のことですが、長崎県島原半島・熊本県天草諸島出身の女性が多く、その海外渡航には斡旋業者(女衒 ぜげん、女性の売り買いをなりわいとする業者)が介在していました。なお、戦国時代後期の「日本の大航海時代」にもポルトガル船などが介在して、奴隷として売られた日本女性がいました。 「からゆきさん」は、1972年に筑摩書房から発行された山崎朋子著「サンダカン八番娼館 底辺女性史序章」に詳しく記述されています。1974年に熊井啓監督、田中絹代(ベルリン国際映画祭最優秀女優賞)の主演で東宝から「サンダカン八番娼館 望郷」として映画化されています。これらの作品で、それまで「戦前期日本の恥部」として一般に知られることが少なかった「からゆきさん」の実像を描き出した作品として、原作・映画ともさまざまな問題を投げかけた話題作となりました。 サンダカンは、現マレーシアのサバ州にあり、州都コタキナバルに次ぐ第二の商業都市。 ・「サンダカン八番娼館 底辺女性史序章」。(1972年、山崎朋子著、筑摩書房発行)。 明治の中頃に九州の天草で生まれた女性の話で、「山川サキ」という極貧の女性で、10才で女衒に騙されて東南アジア(ボルネオ)に渡り、12才から客を取らされ、天草に帰ってからは1人で生活をしていました。その人と3週間にわたり起居を共にして聞き取ったノン・フィクション作品。 ・からゆきさん「おキク」の生涯。(平成13/12/15、大場昇著、明石書店発行)。 明治32年(1899)に広島県に生まれた「善道キクヨ」が女衒(ぜげん)にだまされて、17才(1916)で今のマレーシアに売られ、娼館で3年間働かされ、シンガポールで自由働きをしたあと、インド人と結婚。昭和48年(1973)、実に57年ぶりに74才で帰国。3年後に亡くなるという、おキクさんのの77年間の一生をまとめ上げたノンフィクション作品。 参考HP〜 ・サンダカン八番娼館・底辺女性史序章、 ・サンダカン八番娼館 ・からゆきさんの小部屋 ・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 07/11/03 |