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★特殊鳥類 | 日本の鳥切手 | (その5) |
特殊鳥類シリーズ として 昭和58(1983)年から10種が発行されました |
ヤンバルクイナ Okinwa Rail Rallus okinawae 昭和58年 1983/9/22 |
シマフクロウ Blakiston’s Fish-Owl Ketupa blakiston blakistoni 昭和58年 1983.9.22 |
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ツル目クイナ科(山原秋鶏) 沖縄本島の特産種で、北部の山林に留鳥として生息していることが発見されて1981年に新種として登録されるや、めてのことなので、大ニュースとなって全国をかけめぐりました。全長約50cm嘴と脚は赤く、茂みの中に単独かつがいで住んでいて地上で生活している。夜は木の上に留まって眠ると言われていますが、ほとんど飛ばないようです。巣と卵は1984年に発見された新しい種なので詳しい生態は不明。 国の特別天然記念物。 レッドデータブック・絶滅危惧種。 |
フクロウ目フクロウ科 別名エゾシマフクロウといい、北海道に周年生息していますが、数が極めて少ない。巨木のある密林中に住んで、ひとつがいの占める領域は2キロ四方位と言われています。春から夏の繁殖期には昼間も森林を飛び回って餌を捕らえるが、秋から冬にかけては主に夕方から夜明けにかけて活動。生息地付近の川辺を飛び回り大形魚・獣類・鳥類を捕食し、餌は主にエゾライチョウ・ノウサギの例が多いと言われています。南千島・サハリンにも分布。 国の天然記念物。 レッドデータブック・絶滅危惧種。 |
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ノグチゲラ Prayr's Woodpeker Sapheopipo noguchii 昭和58年 1983.11.25 | シジュウカラガン Canada Goose Branta canadensis leucopareiai 昭和58年 1983.11.25 |
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キツツキ目キツツキ科 沖縄本島の特産種で世界的にも標本数は少ない。本島北部の森林伐採のため、近年著しく減り絶滅の一歩手前にあるそうです。暖帯広葉樹林に住み、伐採地の林縁部で見られることが多く、大樹の地上近くで生活しているらしい。 国の特別天然記念物。 レッドデータブック・絶滅危惧種。 琉球発行の「ノグチゲラ切手」はこちら |
ガンカモ目ガンカモ科 別名カナダガン。暗黒色のガンでシベリア東北部沿岸・コマンドル諸島・アリュウシャン諸島・北千島などで繁殖。冬期日本に渡来。海岸の干拓地・湖沼などに群生する。千葉県の東京湾岸の干拓地や浅瀬は渡来地で有名でしたが近年は急減しているそうです。 国の特別天然記念物。 レッドデータブック・絶滅危惧種。 |
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カンムリワシ Ryuukyu Serpent Eagle Spilornis cheela perplexus 昭和59年 1984.1.26 |
オオセッカ Japanese Marsh Warbler Megalurus pryeri pryeri 昭和59年 1984.1.26 |
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ワシタカ目タカ科 八重山諸島特産の亜種で、成鳥は全体褐色で飛行中の翼と尾の黒帯が目立ちます。翼長約36cmで頭上が白と黒のまだらで、後頭に冠が有ります。森林中の高い見通しのきく樹上に止まっており、一旦飛行に移ると、上昇気流に乗って長時間帆翔を続けます。蛙類を主食とすると言われています。石垣島・西表島・与那国島で留鳥として繁殖しています。 国の特別天然記念物。 レッドデータブック・危急種。 |
スズメ目ウグイス科 日本特産の希種で、採集または観察された個体数は少ない。常に湿地のヨシやマコモの中に生息する。青森県、秋田県、宮城県で巣が発見されている。冬期は本州中部の太平洋沿岸の温暖な土地に標行。 国の天然記念物。 レッドデータブック・危急種。 |
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アカガシラカラスバト Columba janthina nitensi 昭和59年 1984.3.15 |
カラフトアオアシシギ SpottedGreenshank Iringa guttifer 昭和59年 1984.3.15 |
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ハト目ハト科 小笠原諸島・硫黄列島特産のカラスハトの亜種で、翼長約24cm。密林中に生息していて、性遅鈍で人を恐れない。 国の天然記念物。 レッドデータブック・危急種。 |
チドリ目シギ科 この鳥はシギ科中、世界的な稀種で確実な繁殖地として知られているのは南サハリンの旧留多賀町付近だけと言われています。冬期は中国大陸南部、マライ諸島、インドなどに渡りますが、各地で採集された標本数は少ないそうです。日本にも極めて稀に渡来していて各地に記録が残っているようです。 国の天然記念物。 レッドデータブック・危急種。 |
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シマハヤブサ Falco peregrinus fruitii 昭和59年 1984.6.22 |
オオストンオオアカゲラ Dendorocopos leucotos owstonii 昭和59年 1984.6.22 |
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タカ目ハヤブサ科 北硫黄島で繁殖するハヤブサの亜種で、伊豆諸島の鳥島にも渡来することがあります。隼は翼長約36cmの中形の鷹で、飛行が早く上空を旋回し、獲物を目掛けて急降下して飛ぶ鳥を蹴落とし捕食します。 国の天然記念物。 レッドデータブック・危急種。 |
キツツキ目キツツキ科 鹿児島県奄美大島に生息していて、全体にオオアカゲラより著しく黒みが強いキツツキです。飛行は波状で 「キョッツ、キョッツ、-----」と鳴き、時々嘴で樹幹を突いて 「コツ、コツ、コツ、------」と音をたてるのは他のキツツキと同じです。 国の天然記念物。 レッドデータブック・絶滅危惧種。 |
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ノグチゲラ Prayr's Woodpeker Sapheopipo noguchii 昭和41年 1966.2.15 |
リュウキュウツバメ Pacific swallowr Hirundo tahitica namiyei 昭和41年 1966.5.10 |
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キツツキ目キツツキ科 沖縄本島の特産種-----以下上記に同じ。天然記念物シリーズとして3種発行された内の1種です。 残りの2種を 下記でお楽しみ下さい。 |
スズメ目ツバメ科 ツバメに似ているが尾が短く下面が褐色です。奄美大島から南の沖縄列島、大東諸島に留鳥として周年生息。習性はツバメに類似。愛鳥週間記念として発行されました。 |
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・上記はこちらの文献などを参照させてもらいました。 |