大航海物語 |
ポルトガルの”帆船の改良・発達” ガレー(Galley)、バルカ(Barca)から カラヴェル(Caravel)、ナオ(Nao)へ |
参考資料 |
ガレー船・十字軍 |
バルカ船・1430年
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カラベル船・1519年
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カラベル船 |
1436 |
1460 |
1520 |
・1460・カラヴェル船はラテン擬装を施した船 ・1520・ナオ船は800トンの大型船(サン・ガブリエル号の4倍) |
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ポルトガル領モザンビーグ 1963/12/1 発行 |
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ポルトガル船 | PANAMA パナマ 1968/5/7 発行 |
和船 |
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SUDAN イスラムの三角帆の船 |
MALDIVES インドのダウ船 |
エンリケ航海王子にも影響を与えたイスラムの帆船 と 古代インダスヌン文明時代から変らぬ姿のインドの帆船 |
・右の切手は古くから主に地中海で使用されていた古代ローマのガレー(ガレオン)船の切手で、サン・マリノより1963/1/10に発行されました。大型で大量の物資を運ぶことができますが、横帆だけであったため順風以外の時は、大勢の漕ぎ手がオールで漕いで航行していました。 ・右中の切手はエンリケ王子の援助で開発されたと言う説もある、逆風でも帆走できる三角帆の「カラベル船」の切手で、ポルトガルの普通切手として1943年に発行されました。15世紀中頃に登場し、イスラム船の影響を受けた大きな三角帆と複数のマスト、船尾固定式の舵を持つ少なくとも50屯以上の帆船です。逆風でも風上に向かって進むことができ(このことを「間切り」と言う)、安定性が良く速力も速くて外洋探検航海に適していました。スペイン人とポルトガル人によって作られたとも言われ、三角帆を装備した3本マストで、船尾楼と食料などの大型貯蔵庫を持ち、後に航海が長くなるに連れて、大きさは150〜200屯となり、マストも1本増えました。 ・右下の切手は横帆式の大形の帆船で、スペインより1964/5/31に発行されました。植民地からの物資輸送が増えてくると、前と中央のマストに横帆、後ろに縦帆を付けた大型のカラック(ナオ)と呼ばれるタイプが登場します。大きい船は600屯から1000屯にもなりました。またコンパス・機械時計(クロノメーター)・緯度測定器(六分儀)なども使用されるようになって、外洋に出ても自分の位置を容易に知ることができるようになりました。またこれらの器具を用いることによって、船上から海岸線を測量して地図が作られるようにもなりました。ポルトラノ古海図をお楽しみ下さい。 |
ローマのガレー船 サン・マリノ 発行 カラベル船 ポルトガル 発行 スペインのナオ船 スペイン 発行 |
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